2008年07月10日

'08 7/4 TBS「NEWS23」その時、彼は北朝鮮にいた

*7/4深夜に放送された「NEWS23」の特集を文字化テキストにしました。(番組は約12分間)よろしかったらご覧になってください。後半にはよど号グループ・若林盛亮容疑者の単独インタビューもあります。聞き取りに間違いの可能性もあります。どうぞご了承ください。

テロ国家指定の解除の切符を手にした北朝鮮。その日平壌には一人の日本人ジャーナリストがいた。

【キャスター・膳場貴子さん】(スタジオにて)
 「さて、今夜の特集は北朝鮮です。」

テロ支援国家「解除」その時 北朝鮮内部は・・?

【キャスター・三澤肇さん】(スタジオにて)
 「はい。北朝鮮をめぐっては先月大きな動きがありました。一つは日朝です。拉致問題の再調査とよど号メンバーの引き渡しへの協力を約束した北朝鮮に対して、日本政府は経済制裁を一部解除しました。もう一つはこちら、米朝です。核計画申告を受けてアメリカはテロ支援国家指定解除の手続きに入りました。

 外交上の大きな成果を手にした北朝鮮。そこに一人の日本人ジャーナリストが入っていました。その時、あの国がどのような表情を見せていたんでしょうか?よど号メンバーの単独インタビューと併せてご覧ください。」

テロ支援国家「解除」その時 北は・・?

【ナレーター】
 平壌市内を流れる大同江(テドンガン)。ここにアメリカ海軍の情報収集艦が展示されている。プエブロ号、935トン。1968年、元山(ウォンサン)沖で領海侵犯し、スパイ行為を働いたとして北朝鮮が拿捕した船だ。

【プエブロ号を拿捕した北朝鮮海軍兵士】VTR
 「我々は7名で決死隊を作り、敵の船に乗り込みました。そしてアメリカ兵を全員逮捕し、プエブロ号の拿捕に成功したのです。罪を認めた敵兵は追放し、プエブロ号は戦利品として捕獲したのです。」

【ナレーター】
 敵国・アメリカの象徴として人民の前に展示されているプエブロ号。拿捕の際に浴びた砲弾の痕が生々しく残っている。反米教育の格好の場として、この日も多くの人々が見学に訪れていた。しかし最近、この船の返還の話が浮上した。昨年4月、北朝鮮を訪れたアメリカの代表団に「返還しても良い」と答えたというのだ。「アメリカとの関係改善、それを求める北からの強いサイン」だと関係者は指摘していた。

【ブッシュ大統領】VTR
 「北朝鮮がとった行動に対し、アメリカも二つの行動で応えます。」(米・ワシントン 6月26日)

【ナレーター】
 6月27日、平壌。北朝鮮の悲願だったテロ支援国家解除をブッシュ大統領が宣言した翌日であり、寧辺(ニョンビョン)で核施設の爆破が行われた日だ。しかしその日、平壌市民が目にした新聞にその記述はなかった。

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2008年07月04日

'08 7/3 NHKBS1「きょうの世界」アメリカはどう動く ブッシュ大統領インタビュー

*7/3の夜のNHKBS1「きょうの世界」でアメリカ・ブッシュ大統領のインタビューを特集で放送していました。番組の途中で気が付いて慌てて録画したので最初の部分は切れていますが、拉致問題についての部分だけは録画できましたので文字化テキストにしました。(約7分間)よろしかったらご覧になってください。

洞爺湖サミットに出席するアメリカのブッシュ大統領。ブッシュ大統領にとって最後となる今回のサミットで、温暖化や穀物高騰など、世界規模の問題をめぐり、どのような外交を展開するのか。北朝鮮の核問題への対応は。来日を前にNHKが行ったインタビューから読み解く。

ブッシュ大統領に聞く 北朝鮮核問題

【NHKワシントン支局長・大越健介さん】
 「北朝鮮の核問題からうかがいます。テロ支援国家指定解除は“行動に行動で応えたもの”としていますが、多くの日本人がこの決断に失望しています。北朝鮮の不完全な申告が指定解除に値するのでしょうか?」

【アメリカ・ブッシュ大統領】
 「北朝鮮がアメリカ、日本、国連から受けている制裁は継続されます。北朝鮮は今後とるべき道筋を選択しなければなりません。拉致問題解決に努力するか制裁を受け続けるかです。指定解除で北朝鮮の立場が変わるわけではありません。北朝鮮は約束の一部を守りましたが、約束をすべて守ったのか検証しようとしているわけです。」

【NHKワシントン支局長・大越健介さん】
 「申告内容の検証が重要ですね。もし北朝鮮が協力的でないということになった場合、指定解除を覆すことも考えていますか?」

【アメリカ・ブッシュ大統領】
 「45日の間に北朝鮮が約束を果たしていないという結論に達すれば、我々は結束して深刻な結果を免れないというメッセージを北朝鮮に送ることになるでしょう。検証は極めて重要ですが、少なくとも寧辺(ニョンビョン)の冷却塔爆破のように進展があったことを私は喜んでいます。6カ国協議のプロセスが機能しているのは喜ばしいことです。北朝鮮が変わるよう5カ国が説得に努めています。

 しかし私は懐疑的ですし、我々は懐疑的であるべきです。北朝鮮に対し『証明してみせろ』というのが我々のとるべき態度なのです。

 日本の方々は失望し、アメリカが拉致問題に背を向けてしまうと心配しているということですが、私たちはそんなことはしません。拉致問題は6カ国協議のプロセスの一部であり、我々は拉致問題を重視しています。北朝鮮は拉致問題の進展を示す兆候を見せています。我々は日本と共に『拉致問題が6カ国協議の一部である』と言っています。そして中国、ロシア、韓国にも日本を助けるよう働きかけたいと思います。

 6カ国協議は多国間協議です。単独で北朝鮮に何かを要請するというものではなく、複数の国がまとまり、北朝鮮に声を伝える場なのです。5カ国の声を束ねることが北朝鮮をめぐる難問を解決する上で最善のやり方です。難問とはプルトニウムの製造、ウラン濃縮、核の拡散、そして拉致問題です。難問解決のための枠組みはできているのです。」

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2008年06月27日

'08 6/27 AMラジオ1242 ニッポン放送「上柳昌彦のお早うGood Day!」

*今朝のニッポン放送「上柳昌彦のお早うGood Day!」を文字化テキストにしました。(AM7:10頃から約10分間)番組では拉致被害者 増元るみ子さんの弟で家族会事務局長の増元照明さんの生電話インタビューがありました。よろしかったらご覧になってください。あおいのパパが今朝車を運転中ラジオで増元さんの出演を知り、ママに連絡してくれました。聞き取りに間違いの可能性もあります。どうぞご了承ください。

【司会者・上柳昌彦さん】
 「全国の皆さん、おはようございます。Good Day!ニュースネットワーク、ニッポン放送の上柳昌彦です。6月27日・金曜日、時刻は7時11分をまわっています。今朝のニュースを中東調査会上席研究員の大野元裕さんとお伝えしてまいります。まずは何と言ってもこちらからです。」

【アナウンサー】
 「テロ指定解除決定に拉致被害者家族は―。北朝鮮は26日、6カ国協議の合意に基づく核計画の申告書を議長国に中国に提出しました。これを受けアメリカのブッシュ大統領は、その見返りとして北朝鮮に対するテロ支援国家の指定を解除することを決定、対立状態が続いてきたアメリカと北朝鮮との関係は大きな転機を迎えました。」

【司会者・上柳昌彦さん】
 「何でこんなにトントントントンこの話だけは進んでしまうのかがもう本当に釈然としないんですけども。ニッポン放送報道部の畑中秀哉デスクにちょっとまとめてもらいます。」

【ニッポン放送報道部・畑中秀哉デスク】
 「はい。今回は核廃棄のプロセス、寧辺(ニョンビョン)の核施設の封印に続く第2段階と言われております。この核申告書はおよそ60ページ、その中には核施設のリスト、プルトニウムの抽出量とその使い道、ウランの在庫がどれほどあるか?といった情報が盛り込まれていると見られます。

 このプルトニウムの量ですけれども、38キロ前後ということで、これは核兵器4個から9個分に相当すると見られているんですが、ただこの核兵器の個数あるいは高濃縮ウランによる核開発計画など核兵器に関する部分はこの申告書には盛り込まれていないようです。しかもこの38キロという数字ですけれども、実はアメリカ側は50キロくらいと見積もっていたところ北朝鮮は当初30キロで考えていたと。で、それを慌てて上げてきたと。まぁそんなような情報もありまして、この信憑性を疑問視する声もあるわけです。

 ブッシュ大統領は記者会見で、テロ指定解除が発効する8月の11日と言われておりますが、それまでの45日間に北朝鮮の対応を慎重に見極めていく考えを示しました。またアメリカは『北朝鮮による日本人拉致を決して忘れない』とも述べまして、日本への配慮もにじませております。一方日本側ですが、核申告を受けて福田総理大臣です。」

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2008年06月25日

'08 6/21 TBS「報道特集NEXT」拉致問題の行方は・・ 日朝協議 知られざる内幕

*6/21放送の「報道特集NEXT」の特集を文字化テキストにしました。(約22分間)少し長めのテキストですが、よろしかったらご覧になってください。聞き取りに間違いの可能性もあります。ご了承ください。番組ではよど号犯の最新映像もありました。よど号犯妻の旅券法違反裁判の判決前の主張(あおいのママのメモです)も最後に掲載しております。参考になさってください。拉致被害者 松本京子さんのお母さんの言葉「誰でも子どもがかわいいのは一緒のことですけんなあ。どこの人もみんな待つ心は一緒・・」とても重い言葉です。

拉致問題の行方は・・ 日朝協議 知られざる内幕

【司会者・田丸美寿々さん】(スタジオにて)
 「続いては注目のコーナーです。北朝鮮をめぐる情勢が一気に動き始めています。先週日朝協議が行われたと思いますと、今週にはアメリカが北朝鮮に対するテロ支援国家指定を近く解除する方針だと表明したんですね。まるでアメリカが描いたシナリオに沿ったかのような日朝協議の展開と内容、果たしてその内幕はどのようなものだったのでしょうか?実は日朝協議の開催前から異例の展開をたどっていました。」

拉致・・ 日朝協議の内幕

【ナレーター】
 「何がどうなっているのか、皆目見当がつかないんです」外務省幹部が与党関係者にこう漏らしたのは、今回の日朝協議を目前に控えた今月初旬のことだった。日朝協議の議題や日程はこれまで数か月に渡る事前折衝の末に決められてきた。ところが今回は事前のすり合わせがほとんどないまま突然北朝鮮が日時を打診。このため外務省の斎木(昭隆)アジア大洋州局長も政府与党内への事前説明では悲観的な見通しを口にしていた。

【外務省・斎木昭隆アジア大洋州局長】VTR
 「今回は内容的な進展は期待できません。」

【ナレーター】
 関西大学の李英和(リ・ヨンファ)教授。実は今回の協議に先立ち「4月に重要な局面があった」と打ち明ける。

【関西大学・李英和(リ・ヨンファ)教授】
 「今年の4月、中国で日朝の秘密の折衝があったんですけどね、拉致被害者数名、私は4名と聞いていますけどね、『4名程度帰したい』という正式提案があったようです。ただし前提条件が付いていましてね、一つは『横田めぐみさんの偽の遺骨、これを返還してくれ』と・・。」

【ナレーター】
 遺骨と引き換えに、これまで帰国を果たした5人の拉致被害者に加え「新たに4人を帰す」という申し出。しかし・・。

【関西大学・李英和(リ・ヨンファ)教授】
 「日本側からすれば(遺骨の)返還に応じることはなかなか簡単じゃないですし、そのためにも『4名あるいは数名の氏名を教えろ』というふうに要求したんですけども、北朝鮮側はその時点では名前については言わなかったということで、日本政府としては結果としては遺骨の問題、名前を言わない、ということで呑めなかったんです。」

【ナレーター】
 「名前も出ていないのに信用できない」、日本は申し出を断ったという。秘密交渉の決裂で拉致問題は再び行き詰まっていたのだ。ところが今回の協議を終えた12日・・。

【外務省・斎木昭隆アジア大洋州局長】VTR
 「非常に重要な問題につきましてですね、大変突っ込んだやり取りを致しました。」

【ナレーター】
 一転「成果があった」と述べた斎木局長。実際にはどのようなやり取りがあったのだろうか?交渉2日目の12日午後、北京。会合は斎木局長と宋日昊(ソン・イルホ)国交正常化担当大使、双方の担当課長だけが加わり2対2という極少人数で行われた。「こんなやり取りがあった」と関係者は証言する。

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2008年06月20日

'08 6/13 テレビ朝日「報道ステーション」(2)日本政府 経済制裁を一部解除へ 北朝鮮の提案は拉致“再調査”

*6/13放送の「報道ステーション」の一部を文字化テキストにしました。(約35分間)少し長いので2回に分けて掲載しております。放送日から時間も経っておりますが、よろしかったらご覧になってください。「調査会の荒木さんが出演する」と直前に友人より連絡をいただきました。ありがとうございます。聞き取りに間違いの可能性もあります。ご了承ください。

*'08 6/13 テレビ朝日「報道ステーション」(1)
http://aoinomama13.seesaa.net/article/101000388.html

続き

「拉致問題は再調査へ」 その意味と北朝鮮の狙い

【司会者・古舘伊知郎さん】
 「なるほど。ただそのアメリカはですね、色々後ほどまたVTRを挟んで重村さんにお話聞きたいと思っているんですけれども、アメリカはアメリカの抱えている背景がたっぷりと今現在あって、北朝鮮の背景も後ほどでもあると、そういう中でアメリカは北朝鮮に対して日本から実質支援を受けるためには、拉致問題をある程度のところやらないと話はならないよ、という事をこうアピールしていたと仮に見ると、そのあたりから北朝鮮からは何らかの話があってしかるべきじゃないかというあたりはどうなんでしょう?それが『突っ込んだ話し合い』とか『突っ込んだ話』というところにつながっていくんですよね。」

【早稲田大学・重村智計教授】
 「もしそうであれば、具体的に北朝鮮はどういうのを出すんだという事、先にもらってこないといけないと。だからその出しそうな何か雰囲気、出しそうな思惑だけで引っかかるとみんな後で騙されるわけですね。」

【司会者・古舘伊知郎さん】
 「あー、はあはあ。順序が違うということですね?で、その場合は荒木さんがおっしゃったニュアンスで言うと、何か内々にそれがあるんじゃないか?という事ですよね。」

【特定失踪者問題調査会・荒木和博代表】
 「おそらくですね、私は北朝鮮は、もう例えば日本が軟化するんであればもう何か出しちゃっても構わないというぐらいのところまで、ある意味で言えば追い詰められているんではないだろうかなと思うんですね。で、だからもう『いつでも出すよ』と言っているけれども、日本政府の方が逆にじゃあその北朝鮮がもし出すとすればその見返りは全面的な制裁の解除とか、あるいはアメリカのテロ支援国家指定のもう黙認とか、みんなもう山ほど言っているわけでしょうから、とても怖くてそこに手がつけられないと・・。」

【早稲田大学・重村智計教授】
 「だから北朝鮮側がですね、2年前の実務協議の中でいわゆる特定失踪者と言われる人を『3〜4人は出してもいい』と言ったことは事実なんです。で、ただし条件があって『これで拉致問題を全部終わりにしてくれ』ということで止まっているわけです。それ以上は日本側としては『それはダメだ』と、こう言ったのが一つとですね、もうすでにそのいわゆるよど号のハイジャック犯の引き渡しの時期と場所はすでに合意されている。例えば北京の空港に連れて来て、そこで形式上は両方話し合いをさせる、説得をさせると、形式上ですね。『引き渡して日本の飛行機に乗せて逮捕するという手際はもう決まっている』と言われていましたね。具体的に決まっているのは大体その辺だということです。」

【司会者・古舘伊知郎さん】
 「そうですか。」

【早稲田大学・重村智計教授】
 「ええ。」

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2008年06月19日

'08 6/13 テレビ朝日「報道ステーション」(1)日本政府 経済制裁を一部解除へ 北朝鮮の提案は拉致“再調査”

*6/13放送の「報道ステーション」の一部を文字化テキストにしました。(約35分間)少し長いので2回に分けて掲載致します。放送日から時間も経っておりますが、よろしかったらご覧になってください。「調査会の荒木さんが出演する」と直前に友人より連絡をいただきました。ありがとうございます。聞き取りに間違いの可能性もあります。ご了承ください。

日本政府 経済制裁を一部解除へ 北朝鮮の提案は拉致「再調査」

【司会者・古舘伊知郎さん】(スタジオにて)
 「こんばんは。早速ですが、今日金曜日のゲストコメンテーターをご紹介致します。お馴染みの鳥越俊太郎さんです。よろしくお願い致します。

 今まで皆さん、日本は拉致問題に関して北朝鮮には何度も裏切られてきましたよね。今日明らかになりましたのは、北朝鮮は「拉致問題の解決に向けて再調査をする」というふうに言った、そして日本はそれを受けるかたちで「一部制裁を解除する方針を決めた」という事なんですが、これの果たしてどこが前進と言えるのでしょうか?

 後ろに映っておりますようにですね、夕刻7時から内閣府の方にぞくぞくと家族会の方々が呼ばれました。説明を政府側から受けました。現在も記者会見が続いているという事であります。今日スタジオに専門家の方をお二方お招き致しまして、色々とこの背景について探っていきたいと思います。」

北の提案・・ 拉致再調査 経済制裁は一部解除へ

【町村信孝官房長官】VTR
 「北朝鮮側は拉致問題の解決に向けた具体的行動を今後とるための再調査を実施することを約束した・・。」

【ナレーター】
 最大の焦点である最も難しい課題だった日本人拉致問題。

【町村信孝官房長官】VTR
 「一定の前進はしたという評価はしておりますが、全体的な進展があったというところまでの評価をすることはできません。」

【ナレーター】
 結局、解決に向けて進んだのか?それとも・・?

【自民党・安倍晋三前総理大臣】VTR
 「行動対行動という姿勢で・・。」

【自民党・山崎拓前副総裁】
 「やっぱりあの、対話でなければ前進しないと・・。」

【ナレーター】
 国際的犯罪行為に翻弄された日々。一定の前進という言葉を簡単には受け入れられない人たちがそこにいる。

【拉致被害者家族会・横田早紀江さん】VTR
 「前進しなければならないと思っていますし、もう限界ですよ、30年も過ぎてね・・。」

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2008年06月15日

'08 6/14 日本テレビ「ウェークアップ!ぷらす」日朝協議で一定の前進?拉致問題再調査へ

*6/14放送の「ウェークアップ!ぷらす」の一部を文字化テキストにしました。(約17分間・番組情報は調査会NEWSより)拉致被害者 増元るみ子さんの弟・照明さんが生出演されています。お話する時間がちょっと短かったのが残念です。聞き取りに間違いの可能性もあります。ご了承ください。

【司会者・辛坊治郎さん】(スタジオにて)
 「さあ、これ本当に前進と言えるのでしょうか?」

【アナウンサー・虎谷温子さん】
 「日朝実務者協議で北朝鮮が拉致問題の再調査に応じる考えを示しました。一定の前進とする政府に対し、拉致被害者家族はどう受け止めたのでしょうか?」

日朝協議で“小さな負” 「拉致」で再調査

【ナレーター】
 昨日、北京から帰国した足でそのまま総理官邸に向かった外務省の斎木アジア大洋州局長。福田総理への重要な報告のためだった。注目の日朝協議、その中身は―。

【高村外相】VTR
 「北朝鮮側は『拉致の解決に向けた調査をする』と『拉致問題は解決したということは言わない』と。もう一つは『よど号の犯人の引き渡しに協力する』と・・。」

【ナレーター】
 よど号の犯人とは1970年ハイジャック事件を起こし北朝鮮に渡った日本人だ。このうち拉致事件に関わったとして国際指名手配されている安部公博容疑者ら3人の身柄の引き渡しに北朝鮮は協力すると言う。しかしこれには日本側からの見返りがあった。

【町村官房長官】VTR
 「北朝鮮に対していくつかの措置を取っているが、今回その一部解除として、一つ、北朝鮮との人的往来及び、二つ、北朝鮮からの航空チャーター便の乗り入れについては規制を解除することとした・・。」

【ナレーター】
 日朝協議の最重要課題は拉致問題だ。政府認定の拉致被害者12人が未だに帰国を果たしていない。北朝鮮は「拉致問題は解決済み」として協議は度々中断し、これまで解決への進展は見られなかった。

【北朝鮮・宋日昊(ソン・イルホ)大使】VTR
 「日本は死んだ人を生き返らせて帰さなければ解決しないという、とんでもない主張をしている。」(2007年3月)

【ナレーター】
 しかし今回の協議では一転、北朝鮮が態度を変えたのだ。この背景には米朝関係の改善を模索するアメリカの働きかけがあった。先月末、米朝協議に臨んだアメリカのヒル次官補は―。

【アメリカ・ヒル国務次官補】VTR
 「アメリカが日朝関係の進展を重視していることを強調した。」

【ナレーター】
 各国からの経済支援を得るために“テロ支援国家”の解除を目指す北朝鮮に対し、アメリカは拉致問題の解決は避けて通れない日本の立場を伝えたという。新たな局面を迎えた日朝協議。最重要課題の拉致問題について再調査の中身なども明らかになった。

【町村官房長官】VTR
 「再調査は生存者を発見し帰国させるための調査である必要があるということは我が方が主張し、先方もそれを認めたわけであります。従ってただ白か黒かどっちか分かりませんという意味の調査ではなくて、一定の前進はしたという評価はしておりますが、全体的な進展があったというところまでの評価をすることはできません。」

【ナレーター】
 とはいえ、「経済制裁の一部解除に踏み切る」という日本。拉致被害者の家族からは不満の声が上がった。

【拉致被害者家族会・飯塚繁雄代表】VTR
 「必ずしも満足はしておりません。」

拉致被害者家族 制裁一部解除に反発

【ナレーター】
 拉致問題の再調査と引き換えに経済制裁の一部解除を受け入れた日本政府の対応に、拉致被害者の家族からは不満や疑問の声が上がりました。

【拉致被害者家族会・飯塚繁雄代表】VTR
 「家族会としてはですね、この内容について必ずしも満足はしておりません。今回、この報告の内容については受け入れがたいと。全体的には今回の交渉はちょっとがっかりしたという気持ちの上で・・。」

【拉致被害者家族会・有本嘉代子さん】
 「これからが第一歩という感じがしたんです。だからそれだったら私たち本当に正直な話、命がもたないなという気がもうつくづくしました。」

【拉致被害者家族会・横田早紀江さん】
 「じれったいですよね。本当にいらだたしさがもう募るばかりですね。」

【拉致被害者家族会・横田滋さん】
 「調査を約束したぐらいでは進展ではないと。そしてその結果、何か新しいことが見つかって一部の人が、いっぺんに解決しないと思いますけど順次帰って来て調査を続けて、ということであれば、やっぱりそれは解決ではないというか進展と言えるとは思いますけど・・。」

【ナレーター】
 政府の対応に期待し幾度となく裏切られてきた家族の訴えは切実です。

【福田首相】VTR
 「今までね、話し合いにもならなかったんですねぇ。ですけども北朝鮮の方もですねぇ、話しあうという姿勢がみえたということだと思います。であれば、その交渉プロセスのね、まぁ入口に立ったと。まぁこういうふうに考えていいんじゃないでしょうか。」

【ナレーター】
 今回の北朝鮮の対応は、テロ支援国家指定解除のためのポーズなのか?それとも拉致問題の解決に向けた第一歩となるのでしょうか?

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2008年05月22日

'08 5/20 NHKBS1「BS世界のドキュメンタリー」潜入ルポ ダルフール 隠された真実(2)

*5/20放送の「BS世界のドキュメンタリー」シリーズ・アフリカを文字化テキストにしました。(約50分間)2回に分けて掲載しております。番組は6月1日(日)PM11:10〜AM0:00に再放送があるということです。

 番組中、多くの遺体が映し出されていました。(一応ぼかしは入っていましたが・・)こんなにたくさん見たのは初めてと言ってもいいくらいでした。その村々の襲撃に使われた武器は中国製・ロシア製だそうで、(映像の証拠あり)中国・ロシアは罪のない非戦闘員の人々への虐殺に手を貸しているということになります。しかし国連で問題にしても中国がダルフールに関する決議に拒否権を行使してきたので、どうにもできない状況になっているようです。他番組ですが、スーダンと中国との関係について分かりやすく説明しておりますので、よろしかったらどうぞ。先月の東京・永田町で開催されたダルフール写真展のカテゴリも合わせてご覧になってみてください。


*'08 5/3 TBS「報道特集NEXT」膨張する中国の実態 アフリカ・スーダン
http://aoinomama13.seesaa.net/article/95879222.html
*「'08 4/13 第1回ダルフール写真展」カテゴリ
http://aoinomama13.seesaa.net/category/5025133-1.html
*'08 5/20 NHKBS1「BS世界のドキュメンタリー」
 潜入ルポ ダルフール 隠された真実(1)

http://aoinomama13.seesaa.net/article/97443785.html

続き

【ナレーター】
 2003年、広大な面積を有するスーダン西部のダルフール地方でアフリカ系住民が自治権の拡大を要求します。しかしアラブ系のスーダン政府はこれを拒否、紛争が勃発します。スーダン政府はアフリカ系の反政府勢力を制圧するために軍隊を派遣。さらにアラブ系の民兵組織ジャンジャウィードを支援し、武器を供給したとされています。ダルフール地方は激しい空爆にさらされ、地上ではジャンジャウィードによる襲撃が始まりました。

 250万人以上が家を追われ、その多くがスーダンとチャドの国境地帯に設けられたキャンプに身を寄せました。国連の推定によると、この紛争によっておよそ30万人が犠牲になったと言います。国際社会は「スーダン政府がいわゆる民族浄化を行っている」として非難していますが、政府はこれを強く否定しています。

【スーダン イスマイル元外相】
 「これは部族間の争いです。反政府勢力も民兵も違う部族に属しています。部族対立が無秩序を招いたのです。」

【ナレーター】
 民族浄化の証拠を手に入れるのは非常に困難です。ダルフール地方を取材しようとしても、当局の厳しい報道規制にあい、実際に何が起きているのか、なかなか目にすることができません。真実を突き止める唯一の手段は、国境近くの危険地帯を突破してスーダンのダルフールに潜入することです。

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2008年05月21日

'08 5/20 NHKBS1「BS世界のドキュメンタリー」潜入ルポ ダルフール 隠された真実(1)

*5/19放送の「BS世界のドキュメンタリー」シリーズ・アフリカを文字化テキストにしました。(約50分間)長めなので2回に分けて掲載致します。ご関心のある方がいらっしゃいましたらどうぞご覧になってください。番組は2007年フランスの制作で貴重な映像も多くありました。6月1日(日)PM11:10〜AM0:00に再放送があるということです。

 先月、東京・永田町で日本で初めて開催されたダルフール写真展のカテゴリもぜひご覧になってみてください。これからも徐々に追加レポートを載せていきます。


*「'08 4/13 第1回ダルフール写真展」カテゴリ
http://aoinomama13.seesaa.net/category/5025133-1.html

【ナレーター】
 アフリカ・チャド南東部。2007年4月、スーダンとの国境に近い“ティエロ”と“マレナ”と呼ばれる2つの村が襲撃され、400人以上が殺害されました。隣国スーダンのダルフール地方では、現在、政府の支援を受けたアラブ系の民兵組織ジャンジャウィードとアフリカ系の反政府勢力との間で紛争が続いています。そしてその争いはチャドにまで広がっています。襲撃直後の村では、駆け付けたチャドの民兵が恐ろしい虐殺の爪痕を目の当たりにしています。

【記者】VTR
 「襲撃されたんですか?」

【チャドの民兵】
 「ええ。あちこちに遺体が転がっています。スーダン人の仕業ですよ。ダルフールからやって来たジャンジャウィードにやられたんです。何の前触れもなく村人たちは突然襲われたんでしょう。家ごと焼き殺された人もいます・・。」

【ナレーター】
 スーダンの周辺諸国にまで広がるダルフール紛争。世界最悪の人道危機が起きていると言われるその紛争地帯に潜入しました。

潜入ルポ ダルフール 隠された真実

【出川展恒解説委員】
 「死者30万、家を追われた者250万、世界最悪の人道危機と呼ばれるスーダンのダルフール紛争の真相に迫るドキュメンタリーです。肥沃な大地と石油などの資源に恵まれたスーダンですが、独立後、激しい内戦が続きました。背景には、政治を支配するアラブ人とアフリカ系住民の根深い対立があります。

 スーダン西部に位置するダルフール地方はフランスとほぼ同じ広さで、住民の多くがアフリカ系です。2003年に始まったダルフール紛争はアラブ系とアフリカ系の土地と資源をめぐる争いともいえ、周辺国や対国の利害も絡んで未曾有の悲劇となったのです。

 スーダン政府がアラブ系民兵組織に武器を与えアフリカ系住民の虐殺を背後で操っているのではないか?この疑惑を解明するため取材班は隣国のチャドから陸路ダルフールを目指します。これまでテレビカメラが入れなかった危険地帯に命がけの潜入です。同じイスラム教徒同士、何故殺し合うのか?一緒に暮らせる日が果たして来るのか?インタビューに答えた住民の叫びが重く響きます。」

【ナレーター】
 襲撃された村に駆けつけたのは“トロボロ”と呼ばれるチャドの民兵組織です。彼らは国境付近の村をスーダンの武装勢力から守るための部隊とされていますが、この日は間に合わず、村人たちを助けられませんでした。彼らの正体は謎に包まれています。欧米人から金品を奪う危険な集団とも言われています。しかし今回はスーダンの民兵組織ジャンジャウィードによる殺人や暴行などの実態を明らかにするため、取材に協力してくれました。

【記者】VTR
 「これは何ですか?」

【チャドの民兵(トロボロ)】
 「ジャンジャウィードが残していった薬きょうです。奴らは大きな口径の銃や迫撃砲も使用します。」

【ナレーター】
 生き残った村人が近づいて来ました。まだ襲撃によるショックが収まらない様子ですが、村で起きたことを語ってくれました。

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2008年05月16日

'08 5/3 TBS「報道特集NEXT」団塊世代が起こしたあの事件の真実とは “あさま山荘事件”

*5/3放送の「報道特集NEXT」の特集を文字化テキストにしました。(約22分間)この番組の中で北朝鮮による拉致被害者(政府未認定者)福留貴美子さんの関係者が出ていました。長めのテキストですが、よろしかったらご覧になってください。

団塊世代が起こした「あの事件」の真実とは

【司会者・田丸美寿々さん】(スタジオにて)
 「さて続いては今日の特集なんですが、団塊の世代が定年を迎える年代となりました。800万人とも言われ戦後の日本と共に歩んできた世代、その団塊の世代と同年代の若者が引き起こした衝撃的な事件がありました。1972年、あさま山荘事件です。今、その事件を巡りまして、また新たな事実が浮かび上がってきています。」

取材記者が見た「あさま山荘事件」

【ナレーター】
 長野県軽井沢町。新幹線の駅から10分ほど車を走らせると・・。

【記者】VTR
 「ちょうど今、左に見えるこんもりとした山ですね。あそこにあさま山荘があったんですね。」

【ナレーター】
 別荘地の一角に見える小高い山。ここで36年前、日本中を震撼させる大事件が起きた。「山荘に立てこもっている者に通告する。警察はやむを得ず実力を行使する。」1972年2月(28日)、過激派5人が人質をとってあさま山荘に立てこもり、警察と銃撃戦を繰り広げた、いわゆる連合赤軍のあさま山荘事件。3人が死亡、27人が負傷した。事件の一部始終はテレビで中継され、日本国民のおよそ9割がそれを見ていたという。SBC信越放送の中島克彦氏、当時現場で取材をしていた人物だ。

【SBC信越放送・中島克彦氏】VTR
 「なかなか中の様子が分からない、で、人質になった奥さんもですね、無事なのかどうかって最後まで分かりませんでしたね。」

【ナレーター】
 内部の様子は当時から詳しくは分かっていない。発生から10日目、警察の強硬突入によって、少年2人を含む連合赤軍の5人が逮捕。さらに立てこもり事件の前に12人の仲間をリンチの末、殺していた事実も明らかになった。戦後の経済成長も一段落した70年代初め、当時の若者が起こした衝撃的な事件。山荘内では何が行われていたのか?36年後、それが明らかになった―。

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2008年05月15日

'08 4/5 TBS「報道特集NEXT」独占映像! 日本大使館駆け込み

*時間がだいぶ経っておりますが、4/5放送の「報道特集NEXT」の“今週の注目”の一部を文字化テキストにしました。(約30分間)この番組で取り上げられた脱北者の中に、帰還事業で北朝鮮へ渡って行った在日朝鮮人や日本人妻の子どもたちがいました。少し長めですがよろしかったらご覧になってください。

独占映像! 日本大使館駆け込み

【司会者・田丸美寿々さん】(スタジオにて)
 「さて今週も様々なニュースがありました。注目コーナーをお伝えしてまいります。報道特集ではこれまでもタイムリーな話題を独自の切り口でお伝えしてきたんですが、今日からは注目コーナーとしてよりバージョンアップしてお伝えしてきたいと思います。で、初回の今日取り上げますのは、皆さんもご覧になったかと思います、ラオスでの日本大使館への駆け込み事件です。JNNが独自の映像でお伝えしてきました。藤原さん、本当に生々しい映像ですよね。」

【藤原帰一さん・国際政治学者】
 「そうですね。よく撮りましたね。」

【司会者・田丸美寿々さん】
 「あの本当に必死で塀をよじ登っている姿、大変印象に残りますが、脱北者と称するあの男性が駆け込んだ日本大使館、何故あの塀を越えなければいけなかったのか?そして彼は何故日本大使館でならなければならなかったのか?駆け込みに至るまでの一部始終をあるジャーナリストのカメラがとらえていました。」

独占映像! 日本大使館駆け込み

【ナレーター】
 東南アジア・ラオス。首都・ビエンチャンにある日本大使館前。ピンク色のシャツを着た2人の男性が大使館の建物に歩いて行きます。突然、リュックサックを担いだ男性が走り出しました。塀にジャンプ、そのままよじ登ります。男性は鉄条網を避けるように塀をつたいます。鉄柵をまたいで敬礼のようなしぐさ。後ろを振り向いて何かを叫び、塀の中に飛び降りました。

 彼の名はパク・チョル(仮名)。1年半前に北朝鮮から国境を越え中国に潜伏していましたが、オリンピック前に脱北者の取り締まりが強化されたためラオスまで逃げ、この日、日本大使館に駆け込んだのです。実はこの前日、彼の12人の仲間も韓国大使館に駆け込んでいます。命がけの駆け込みを果たした13人の脱北者たち。そこに至るまでの一部始終をカメラはとらえていました。

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2008年05月07日

'08 5/3 TBS「報道特集NEXT」膨張する中国の実態 アフリカ・スーダン

*5/3放送の「報道特集NEXT」の“今週の注目”の一部を文字化テキストにしました。(番組は約18分間)よろしかったらご覧になってください。中国とアフリカ・スーダンとの関係を分かりやすく説明してくれています。先月、東京・永田町で開催されたダルフール写真展のカテゴリもご覧になってみてください。これからも徐々に追加レポートを載せていきます。

*「'08 4/13 第1回ダルフール写真展」カテゴリ
http://aoinomama13.seesaa.net/category/5025133-1.html

北京オリンピックまで100日を切った中国。空前の経済成長を続ける中国のしたたかな戦略とは―。「中国のやり方は植民地時代と変わりませんよ」日本を尻目に膨張する中国。国益のために突き進む驚きの実態を追った―。

膨張する中国の実態

【司会者・田丸美寿々さん】(スタジオにて)
 「聖火リレーで各会場を埋め尽くすあの真っ赤な国旗に中国のパワーを見た方も多いと思うんですけれども、その中国の進出、意外な所でも圧倒的なパワーを見せつけているんですね。そこで私たちはまず、今月の末に横浜で開かれますアフリカ開発会議の親善大使を務めていらっしゃる女優の鶴田真由さんの南部スーダン訪問に独占密着しました。そして現地の様子と日本の支援の状況から取材を始めてみました。」

際立つ日本と中国の違い

【ナレーター】
 先月(4月)1日、鶴田さんが到着したのはアフリカ・スーダン南部の中心都市・ジュバ。アフリカ最大の面積を誇るスーダンだが、建国以来50年に及ぶ内戦の爪痕がこの地域では特に色濃い。鶴田さんは日本のODA、政府開発援助を扱うJICA(国際協力機構)が運営する職業訓練所を訪れた。

【記者】VTR
 「何の研修ですか?」

【女性】
 「家の壁作りよ。」

【記者】
 「ここを卒業したらどうしますか?」

【女性】
 「まず自分の家を作りたいわ。(夫は)兵士でしたが、内戦で射殺されました・・。」

【ナレーター】
 この他、JICA(国際協力機構)は電気の配線や木材加工、ミシンなど、いわば手に職をつける支援を行うことで、地元の人たちの自立を促す事業を続けている。また水道がほとんど整備されていないため、井戸や浄水器を設置する作業も進められている。この井戸は去年JENという日本のNGOが掘ったもので、周辺住民が飲み水や煮炊きに利用している。

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2008年04月17日

'08 4/15 TBS「NEWS23」北朝鮮ジャーナリスト

*4/15放送の「NEWS23」の特集を文字化テキストにしました。(番組は約13分間)よろしかったらご覧になってください。

現在6人が活動 北のジャーナリストが撮ったのは・・・

【キャスター・三澤肇さん】(スタジオにて)
 「今日4月15日は故金日成主席の誕生日なんですね。銅像に献花をする人々の映像など今年も政治宣伝色の強い映像が色々と送られてきているわけですが、それとは対照的にですね、民衆の息吹を感じさせる映像を北朝鮮国内から発信し続けるジャーナリストがいます。番組でも度々紹介してきましたリ・ジュン氏なんですが、そのリ・ジュン氏に仲間が増えつつあります。情報鎖国に風穴を開けようと活動している北朝鮮史上初のジャーナリスト集団の報告、最新映像を交えてご覧いただきます。」

隠しカメラがとらえた北朝鮮の現状

【ナレーター】
 ビニールで密封されたビデオテープ。北朝鮮の男性が国内で撮影し、自らの体に巻きつけ、国境の川・豆満江(トマンコウ)を越えて中国に持ち出してきたものだ。映っているのは北朝鮮・平安南道安州(ピョンヤンナムドアンジュ)郡の貨物集積所。洗面器やホウキを手にした人々が列車を遠巻きに囲んでいる。子どももいる。撮影者が話しかける。

【撮影者】VTR
 「学校はどうしたの?」

【男の子】
 「弁当がないから行けないの。」

【警察官】
 「おいおいっ!あっち行け!」

【撮影者】
 「すごいなぁ・・・。」

【ナレーター】
 近づく者を追い払う警察官。だがその警察官がその場を立ち去った途端・・・。人々は列車の下に殺到した。狙いは積み換えの時にこぼれる化学肥料だった。すぐさま買付け人が現われて取り引きが始まる。統制経済体制から外れて自分の力で生活の糧を得ようとする人々。その姿をとらえたのは北朝鮮史上初のジャーナリスト、リ・ジュンだった。

【北朝鮮人ジャーナリスト リ・ジュン氏】
 「北朝鮮の民衆の暮らしを演出することなくそのまま見てもらいたいのです。」

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2008年03月20日

'08 3/17 日本テレビ「NNN News リアルタイム」北朝鮮の7日間191(2)誕生日プレゼントの中身とは?

*3/17日本テレビで夕方放送の“北朝鮮の7日間191”というコーナーの一部を文字化テキストにしました。2回に分けて掲載しております。聞き取りに間違いやカン違いのある場合もございます。どうぞご了承ください。写真はテレビより撮影しましたので不鮮明です。

*'08 3/17 日本テレビ「NNN News リアルタイム」
 北朝鮮の7日間191(1)日本が舞台!?金正日花ドラマ

http://aoinomama13.seesaa.net/article/90127097.html

続き

誕生日プレゼントの中身とは?

【ナレーター】
 そんな金総書記の誕生日(2月16日66歳)でよく見る光景といえば―。金総書記から人々へ贈られるプレゼント。年に一度のうれしい贈り物だ。そこで軍の幹部だった脱北者・朴哲(パクチョル)氏に誕生日プレゼントについて聞いた。

 在日朝鮮人の帰還事業で親とともに北朝鮮に渡り、軍の幹部を務めた朴氏。脱北した現在は日本で暮らしている。

2008.03.17.01.jpg

【脱北者・朴哲(パクチョル)氏】
 「ちゃんとプレゼントと書かれた箱をもらいました。2月16日に全部もらったんですよ。」

【ナレーター】
 そこで朴氏の証言をもとに当日のプレゼントを再現した。中身は豚肉にリンゴ、もやし、魚に油、酒など、5人家族でもらえるのはこれだけ。

2008.03.17.02.jpg
*映像:豚肉200グラム、りんご1個、豆もやし、豆腐1丁、イワシ2匹、油、お酒(焼酎)

【脱北者・朴哲(パクチョル)氏】
 「これが80年代末か90年代初めのプレゼントだね。これはお酒なんですよね。4人か5人家族で500mlか700mlぐらいの、それをもらうんですよ。でもビンがないともらうことができない。ところがビンが一般家庭にはないんです、向こうは。(ビンがないので)ものすごく用意するのに大変なんです。」

2008.03.17.03.jpg

【ナレーター】
 酒は自分でビンを用意して配給所でもらわなければならない。さらに―。

【脱北者・朴哲(パクチョル)氏】
 「豚肉はだいたい90年代、80年代くらいは1人100グラムくらいもらえたんだけど、(90年代中頃は)5人世帯でこのくらいですよね。もう200グラムか100グラム・・・。」

【ナレーター】
 80年代は1人100グラムあった豚肉だが、90年代に入ると5人で100グラムに減ったという。しかも―。

【脱北者・朴哲(パクチョル)氏】
 「92年まではプレゼントをもらったんだよね。93年94年からはそれもピタッとなくなりました。それ以降はプレゼントをもらうのは上の特別な人間たちはもらうんだけど、一般の兵士とか庶民たちには一切もらえなかった。」

【ナレーター】
 90年代半ばになると、プレゼントがもらえるのは幹部だけで、庶民はまったくもらえなくなったという。

終わり
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2008年03月19日

'08 3/17 日本テレビ「NNN News リアルタイム」北朝鮮の7日間191(1)日本が舞台!?金正日花ドラマ

*3/17日本テレビで夕方放送の“北朝鮮の7日間191”(番組は10分間)というコーナーの中の一部を文字化テキストにしました。(1)日本が舞台!?金正日花ドラマ(2分間)(2)誕生日プレゼントの中身とは?(2分間)短いものですが2回に分けて掲載致します。聞き取りに間違いやカン違いのある場合もございます。どうぞご了承ください。

日本が舞台!?金正日花ドラマ

【ナレーター】
 変わってこの日放送されたのは―。「第12次金正日花祝典場は多くの人であふれています。」(2月16日の朝鮮中央テレビニュースより)

 金正日花とは、赤い大きな花をつけるベゴニアの一種で、北朝鮮では金総書記の誕生日に合わせて大量に栽培されている特殊な花。そんな金正日花が誕生した経緯を描いたドラマが放送された。(2月18日放送「花に込められた事情」)

 「いらっしゃいませ」物語は何故か日本の居酒屋からスタート。奥には日本語で書かれたメニュー(おでん)もある。そこに登場したのは主人公の日本人・マサヒデ。「おまたせしました」その手元には日本酒の一升瓶が置かれていた。

 その後、南米アンデス山脈へ向かったマサヒデは険しい山を登り、珍しいベゴニアの球根を探す。すると―。「見つけた!見つかりましたよ!!」吹雪の中、ようやく新種のベゴニアの球根を発見。

 そして舞台はまた日本に。そこで使われている映像をよく見ると一昔前の東京・日比谷公園付近の映像だった。(走る自動車が古い感じでした)その後、マサヒデは金総書記の本と出合い、金総書記のすばらしさに魅了されていく。そしてベゴニアの研究を重ね―。「この花を金正日花と命名いたしました。」

 このドラマは1988年にある日本人が金正日花を作った実話をもとに作成されたもの。今では金総書記の誕生日に合わせ、大々的に金正日花の栽培をしなければならない。

*こちらに花の写真と説明があります。
 ↓ ↓ ↓
*金正日花 Wikipediaより
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%91%E6%AD%A3%E6%97%A5%E8%8A%B1

(2)に続く

*'08 3/17 日本テレビ「NNN News リアルタイム」北朝鮮の7日間191(2)
 誕生日プレゼントの中身とは?

http://aoinomama13.seesaa.net/article/90181465.html
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2008年03月06日

'08 3/5 TBS「筑紫哲也NEWS23」“天国の国境”(3)自由への10,000キロ

*3/5連日放送の「筑紫哲也NEWS23」の一部、特別企画最終回を文字化テキストにしました。(番組は約20分間)よろしかったらご覧になってください。北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会代表の三浦小太郎さんより番組情報の連絡をいただきました。いつも本当にありがとうございます。

*'08 3/4 TBS「筑紫哲也NEWS23」
 “天国の国境”(2)人身売買と麻薬取引

http://aoinomama13.seesaa.net/article/88382086.html

続き

“天国の国境”(3) 脱北者たち決死の国境越え10,000キロに完全密着

【キャスター・膳場貴子さん】(スタジオにて)
 「こんばんは。NES23です。今夜はまず大きな反響をいただいています特別企画“天国の国境”、その最終回をご覧いただきます。」

【キャスター・三澤肇さん】
 「天国を夢見て北朝鮮を脱出しながら、国境の先中国でも非合法な存在として最底辺の暮らしを余儀なくされる脱北者たち。彼らは韓国を目指すために更なる危険を冒します。中国からラオスを経て、そしてタイへ。着のみ着のままで山に分け入り川を渡るのは7人の女性と9歳の男の子でした。その距離、実に10,000キロメートル。命までをも危険にさらしながら脱出する姿をご覧いただきます。」

“天国の国境” 家族と別れて・・・

【ナレーター】
 その女性は電話で母に別れを告げていた。(2007年8月)「お母さん、元気でね。泣かない約束だったじゃない。お母さん・・・。」

 脱北者・ヨンハ(20)。北朝鮮から逃れ、母・弟と共に中国に隠れ住んでいた。20歳の彼女は生活のためにネット上で裸を見せ、わいせつな会話に応じる画像チャットという仕事を続けてきた。去年8月、彼女は家族を残し中国を密出国するために家を出た。中国と国境を接するラオスからタイを経て韓国へ。資金はヨンハ一人分しか工面できなかった。

 ヨンハがまず身を寄せたのは中国東北部の町・瀋陽にあるアパートの一室。脱北者支援の団体が用意した隠れ家だった。様々な年代の大人に交じって幼い少年もいた。ミンチョル、9歳。

【脱北者・ミンチョルくん(9)】(母との電話)
 「大丈夫だよ、今は。病気なんかしてないよ。お母さんのとこ行くんだもん。」

【ナレーター】
 4年前に北朝鮮を出て、先に韓国入りしたミンチョルの母はブローカーに金を払い息子を脱北させた。費用の問題から家族バラバラに脱北させるというケースは非常に多い。出発の日が来た。命がけの旅に出る者とこの場に残る者。別れを惜しむ彼らは声を殺して泣いていた。周囲の住民に聞かれ怪しまれてはならないからだ。

 今回、タイへ向かうのは8人。9歳のミンチョル以外は全員女性だ。中国の一般客に交じって脱北者たちは駅の中を急ぐ。北京からラオス国境近くの昆明(こんめい)までは列車での移動となる。

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2008年03月05日

'08 3/4 TBS「筑紫哲也NEWS23」“天国の国境”(2)人身売買と麻薬取引

*3/4放送の「筑紫哲也NEWS23」の一部を文字化テキストにしました。(番組は約11分間)よろしかったらご覧になってください。北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会代表の三浦小太郎さんより番組情報の連絡をいただきました。いつも本当にありがとうございます。

“天国の国境”(2)人身売買と麻薬取引

【キャスター・三澤肇さん】(スタジオにて)
 「この後は昨日に引き続き特別企画“天国の国境”です。」

【キャスター・膳場貴子さん】
 「『天国に通じる』と信じて渡った国境。その先で脱北者たちが直面したのは、金儲けのためや安易な労働力として自分たちを利用する人々、そして底辺を這うような生活でした。今夜も“天国の国境”第2弾『今国境で起きていること』です。

“天国の国境” 川を越え 売られるのは・・・

【ナレーター】
 北朝鮮と中国の国境を流れる豆満江(トマンコウ)。北朝鮮から川を渡って来たのは全裸の男だ。

【取材者】(取材:朝鮮日報)VTR
 「一人で来たのか?」

【北朝鮮の男性】
 「はい・・・。」

【ナレーター】
 ガタガタと震える男。9月とはいえ、辺りは10度近くまで冷え込む時期だ。('07年9月20日)一体、何のために渡って来たのか?男が大事そうに抱えてきた物、それは―。

【取材者】VTR
 「それは何?」

【北朝鮮の男性】
 「クスリです。最高級ですよ。」

【ナレーター】
 男は麻薬の密売人だった。取り出したのは“氷”と呼ばれる北朝鮮製の麻薬。何故こんな物を入手できたのか?

【取材者】VTR
 「どこで作られた物ですか?」

【北朝鮮の男性】
 「ピョンソンで・・・。」

【取材者】
 「国家か個人で?」

【北朝鮮の男性】
 「南の方のナンポという所で国家が計画的に作っています。」

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2008年01月24日

'07 11/25 テレビ朝日「サンデープロジェクト」現地独走取材 北朝鮮とリビア 「テロ支援国家」解除の決定的違い(2)

*昨年('07年)11/25放送の「サンデープロジェクト」の一部を文字化テキストにしました。(番組は約35分間)2回に分けて掲載しております。よろしかったらご覧になってください。

*文字化をしていてふと思い出したことがあります。それはサッカー元日本代表の中田英寿氏が以前に所属していたイタリアセリエAのペルージャというクラブチームがあるんですが、2003年頃だったかそこにリビアのカダフィ大佐の息子(セイフ氏ではありません)が所属していたことがあり、その当時わりと話題になりました。その後、ウディネーゼに移籍し、しばらくして国に戻ったようですね。


*'07 11/25 テレビ朝日「サンデープロジェクト」
 現地独走取材 北朝鮮とリビア 「テロ支援国家」解除の決定的違い(1)

http://aoinomama13.seesaa.net/article/80096108.html

続き

北朝鮮とは大違い リビアの核放棄

【ナレーター】
 80年代、北朝鮮と並ぶテロ支援国家だったリビアは、99年、世界を驚かせる。パンナム機爆破の容疑者2人を国連に引き渡したのだ。そして2003年8月、リビアはパンナム機爆破の責任を認め、遺族270人に1人12億円計3240億円の慰謝料を払うことを表明。翌月、国連は制裁を解除した。

 同年末、リビアは畳み掛けるようにもう一つの電撃発表を行う。核兵器など大量破壊兵器計画の全面放棄だ。

【カダフィ大佐】VTR
 「我々は大量破壊兵器の完全廃棄を決めた。」

【ナレーター】
 リビアは大量破壊兵器の廃棄宣言をすると、今まで未申告だった核施設もすべてIAEAに自由に査察させて協力。国際社会が文句をつけられないほどの完全放棄だった。

【ブッシュ米大統領】VTR
 「リビアの指導者・カダフィ大佐は、あらゆる大量破壊兵器計画の公開と放棄を公式に約束した。」(2003年12月)

【ナレーター】
 ブッシュ大統領もリビアを称賛し、北朝鮮なども見習うよう要求したほどだった。

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