*9/16 安倍晋三さんの街頭演説に行ってきました(柏駅東口にて) http://aoinomama13.seesaa.net/article/23860057.html*撮影したビデオカメラから文字化しました。街頭ですので、聞き取りに間違いのある可能性があります。どうぞご了承ください。(・・・は聞き取り不能です)
【安倍晋三さん・内閣官房長官】(柏レイソル応援団の太鼓での応援「ドドンガドンドン!あーべしんぞうっ!!」で始まりました) 皆さん、こんにちは。この度、自由民主党の総裁選挙に戦後生まれのトップバッターとして挑戦をしております、安倍晋三でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。今日はこの柏の駅前のダブルデッキに、本当にたくさんの皆さまにこうしてお集まりいただきましたこと、厚く御礼を申し上げる次第であります。
柏の駅前のこのダブルデッキの上ではストリートミュージシャンが演奏して、それはもうずいぶん有名になっています。今日はだいぶ様相を変えておりました。ミュージシャン風はこの(司会の)山本一太ひとりでありました。あとはだいぶ人相が違いますが、我々はストリート政治家として皆さまに直接訴えていきたい、そう考えています。
ただ今、桜田義孝(内閣府経済財政政策・金融担当)副大臣から力強いご挨拶がございました。桜田副大臣は小泉内閣のまさに改革の先頭に立って、副大臣として日本の新しい姿を作っていくための“道州制”を推進していこう、北海道の道州制を特区、この法案を一人でまとめて先般の国会に提出をしました。かつてなかなか若手の議員にはそんなことは出来なかった。今は力と政策と熱意があれば、しっかりと大きな政策を前に進めていくことが出来るようになったんです。皆さん、ずいぶん自由民主党は変わってきた、こう思います。
3年前に私が自民党の幹事長に就任を致しました時に、「自由民主党を変えなければならない」小泉さんは「自民党をぶっ壊す」と「今のままでは自民党、国民の期待・声に保されて新しい日本を作っていくことは出来ない」、そう小泉さんは考えた、私は確かにその通りだったと思います。その小泉さんと共に私は自由民主党の改革を行いました。若い情熱あふれる、そして能力のある、政策立案能力のある、そういう人たちが自由民主党から国会の場にうって出る、そういうしくみを作ろう、とその考えで私は“公募制度”を作りました。
大変難しい導入でありましたが、大きな反対もありましたが、思い切ってこの制度を導入した。そして昨年の総選挙ではこの公募制度、多くの今までは自民党ではとてもおそらく立候補出来なかっただろう、しかし有為な人材が多くこの公募に答えてくれて手を上げていただいた。今、国会議員として本当に活躍をしています。今日もこの壇上にそして下に、皆さん足を運んでもらいました。自由民主党はオープンな政党になったんです。
そして私たちはこの5年間、一生懸命改革を前進させてきました。・・はけして改革を行った、それは何故か?日本の人口が減少していく、その中にあっては皆さん、税金を払う人も数が減っていくし、そして年金や医療・介護、そうした皆さんにとって大切な社会保障の保険料を払う人の数も減っていきます。その中で残念ながら給付を受ける数は増えていく。しかし、大切なこの社会保障制度は守っていかなければなりません。ですから私たちはもう無駄遣いをしている余裕はないんです。
今までの政府の無駄遣いをなくしていく、民間が出来る事はしっかりと民間でやってもらおう。昨年のその総選挙はまさにその事を問う選挙であった、こう思います。皆さんの有権者の声はしっかりとその改革を前に進めていった。「無駄遣いはやめろ」「民間と公務員の格差はなくしていけ」「民間が出来る事は民間に任せよう」その審判が下った、とこう思います。
またそうしてでも皆さん、今までのような無駄遣いをしている余裕はないんです。しっかりと私たちは無駄遣いをなくしていく政府を、機能的な、そして簡素な、筋肉質な政府に変えていかなければならないと思っています。おそらく霞ヶ関の政党はもっと激しくなるかもしれない。しかし私たちは決して負けません。必ずその改革をやり遂げていきたい、そう思っています。
そしてまた経済の分野においても、世界の競争に勝たなくては生き残っていく事が出来ないんです。それがグローバル社会です。ですからこの世界の中の競争に勝ち残っていくことが出来るように、負っているハンディキャップは取っていこう、姿勢が緩和してきたり、あるいは税制を変えていく、ということによって日本の力を、本当の力を発揮出来るようにしていく。これがまさに皆さん、皆さんの構造改革であります。我々はしっかりとこの構造改革の炎を絶やしてはならない。私はこの松明(たいまつ)をしっかりと継承していく、そういう決意であります。
しかしそれと同時に、改革を進めている中にあって、どうも「一生懸命頑張っているんだけれども、なかなか上手くいかないなぁ」「将来大丈夫なんだろうか?」こう不安を感じておられる方がいるのも事実だろうと思います。よく今、格差、格差、格差が話題になっています。しかし格差が話題になる、それは経済が成長し始めている時にはいつもこの格差が話題になります。日本の高度経済成長の入り口、あの1960年にも格差が話題になった。だんだん成長していきます。上手くいっている人たちと、なかなかその波に乗れない人たちが出て来る。
しかし、その時にやり方をまったく元に戻してしまったんでは元の木阿弥なんです。ですから私たちは「この改革は間違っていなかった」という確信のもとに、しかし「大変だ」と感じている人たちにはしっかりと光をあてていきたい、と考えています。「一生懸命頑張ろう」そう思っている人たちにしっかりと勇気を与えていく。これも政治の大切な私は使命ではないか、とこう思います。
みんながお互いに切磋琢磨して頑張っている、知恵を出して、そしてまた汗を流した人が、一生懸命やった人が報われる、フェアで公正な競争の中で頑張った人がしっかりと報われていく社会を、しっかりと作っていきたいと思います。それが活力を生んで日本の力を押し上げていくんです。経済に活力をもたらしている、世界の中で負けない日本に私はつながっていくと思います。
しかしこの結果、やっぱり皆さん、人間だったらやっぱり失敗する事があるんですよね。その失敗が「1回失敗したらもう終わりだ」と言うんでは、これはもう未来のない話であります。1回失敗した人、頑張ったけど上手くいかない、これが嫌な言葉ですけど「負け組」として、あるいは成功した人が「勝ち組」として固定化しない、それが階級のようになっていかない社会に私はしていきたいと思います。(拍手)何度でも挑戦出来るそういう社会を作っていきたいなぁ、こう思っています。地元の柏レイソルもJ1復帰を目指して頑張っていますね!こうやってJ2に落ちてもJ1に頑張れる、そういう皆さん、しくみがなきゃいけないんです。(レイソル応援団から歓声が上がる *^^*/~~ )
人生において、例えば会社を作って頑張ったけどもなかなか時流に合わない、会社が潰れてしまったらそれで一巻の終わり、日本はそういう事実が多い。しかしアメリカを見ますと、何度でも挑戦しているんです。あのディズニー映画で有名なウォルト・ディズニーは4回失敗して5回目で初めて成功しました。もし彼が日本にいたら、もう1回目でおそらく個人保証や連帯保証でもう夜逃げしなければならなかったかもしれない。日本も何度でも意欲やプランや、そして強い意思があれば会社を起こせる、そういう国にしていきたいと思います。そのためには、例えば個人保証に過度に頼らなくてもいいしくみを私は作っていかなければいけないと思います。作ってまいります。
そしてまた不幸にして勤めている会社が潰れてしまう事もあります。あるいはまた、まだ元気なのに定年を迎える事もある、しかし「まだまだ働きたい」、そういう意欲や意思を持っていれば、例えば何か研修したり職業訓練を受けたり、あるいはまた少し勉強して資格を取れば新しい分野で仕事が出来る、そういう社会に私はしていきたいと思います。また、18歳の時に受験に失敗した、その18歳の時の受験の失敗が一生を決めない社会にしていきたいと思います。
「もう一回仕事をしながら勉強をしてみよう」「何か資格を取ろう」そう思えば専門学校やあるいは高専・大学・大学院に行って、働きながら今している仕事、あるいは新しいキャリアに役に立つそういう講座を受講して、それがしっかりと社会や会社から評価をされて給与のアップに、そしてキャリアのアップにつながっていく、そういうしくみを考えていきたいと思います。仕事をしながら学校に行っている人たちに対して、支援をする会社に対して、ある面インセンティブを是正的に与えていく、そういう事も私は考えてまいります。人生の節目節目で色んなチャンスのある社会にしていくべきなんです。
また正規雇用・非正規雇用、まぁずいぶん差がありますね。これでは不安でなかなか一生懸命頑張れないし、未来をなかなか見つめる事が出来ない。正規雇用・非正規雇用、この不均衡な処遇を私は改善をしてまいります。社会保険の適応についてもしっかりと、例えば法制の整備をしていく等の改正を私はしていきたいと思っています。また、非正規雇用から正規雇用に転換するしくみを導入した会社に対しては、何か国としてもその導入に対して報いるしくみを考えていってもいい、そう思います。非正規雇用の人たちはなかなか職場で勉強する機会がありません。色んな訓練を受けていく機会がない。そういう機会をやはり会社側にも与えていただけるように促していきたいと思います。
このように何度でもチャンスのある社会にしていくことによって、もっともっと日本は活力のある社会になっていく、生きがいのある社会になっていく、と思います。人生が単線から複線に変わっていく。そういう本当に豊かで多様性のある私は社会にしてまいります。
「日本の人口が減少していくともう日本は成長出来ないんじゃないか?」とそんな不安を持っている方々もいると思います。しかし私たちは今やるべき事をキッチリとやっていけば、日本は力強く成長していきます。人口が減少しても、その人口が減少して労働力の減少、消費人口を上回る生産性を確保していけばしっかりと日本は成長していくんです。
私はやるべき事は3つあると思います。まずは人材の育成であります。人材の育成と言えばやっぱり皆さん、教育が大切です。今、教育のしくみが今のままでいいと思っている人は、おそらくこの場には一人もおられないのではないか?こう思います。この前、北海道でずいぶん悲しい事件がありました。高校生が30万円で同級生を雇ってお母さんを殺させる、もう信じられないような言葉を失うような事件でありました。いくら物で栄えても、そんな日本になってしまっては私は未来はない、そう思います。
すべての子どもたちに高い水準の学力と、そして規範を身につける機会を私たちは保証しなければならないと思います。お父さんお母さんを敬う、お祖父さんお祖母さんを大切にする、友だちとの信頼を守る、弱い人たちのためには自分が汗を流す。そうした当たり前の事を当たり前の事としてしっかりと学校で教えていく。そういう教育を皆さん、再生しなければならないと思います。(拍手)公教育の再生はまさに私は待ったなし、このように思います。
お父さんお母さんたちが子どもたちが学校を公教育の場においても、選べるしくみを作っていかなければならない、そう思います。そして、ほとんどの学校の先生は真面目に子どもの未来を考えて教壇に立っている、そう思います。しかし、どうやら先生に向かない教師がいるのも事実だろうと思います。ですから私はやはり教師の免許更新制度を導入していきたいと思います。私たちが持っている運転免許すら更新が義務付けられているんです。子どもたちの未来に大きな影響を与える、この先生の免許の更新制度、おそらく反対があるかもしれませんが、私たちは子どもたちのために勇気を持ってこの制度を導入してまいります事を、お約束を申し上げる次第でございます。(拍手)私たちはしっかりとこの教育改革に取り組んでまいります。

まぁこのように人材の育成をしっかりと取り組み、そしてさらに労働力人口が減っていく中にあっては、新しい取り組みをしなければいけません。それは例えばイノベーションであります。画期的な技術革新、そして新しいアイディア。こうイノベーションをしっかりと力を入れていけば、労働人口が減っても生産性を飛躍的に上げていくことが出来ます。
皆さんが使っているその携帯電話の金型を造っている会社がこのイノベーションによって、新しい技術であるITの技術を使う事によって、45日間かかっていた工程を45時間、ものすごい生産性の向上を果たしたんです。そしてその会社は何と今や世界のトップメーカーになりました。
今、第三次の産業革命が起こっています。それはいわゆるIT・電子技術の革命なんです。これはかつて蒸気機関の革命にも匹敵する大変な技術の革新であります。蒸気機関は、蒸気機関そのものには富を生み出す力はないんです。蒸気機関は使って初めて産業革命を起こし、そして富を生み出しました。このITも使わなければ富を生み出しません。しっかりとこのITの技術革新に日本が乗っていくことが出来るかどうか、これが日本の未来を決めるんです。
“母を訪ねて三千里”というお話がありましたね。あれはイタリアの少年がアルゼンチン出稼ぎに行っているお母さんを捜しに行く物語であります。20世紀の初頭はそうだったんです。イタリアよりもヨーロッパよりもアルゼンチンの方が豊かだったんですね。しかしその後、第二次の産業革命に乗るか乗らないかで立場は逆転していきました。日本もしっかりとこの分野に投資をしていくことによって、私は必ず皆さん、成長していくと思います。
また、家で仕事をする事を可能にするテレワークというのがあります。これはITの技術を使って会社に行かなくてもいい、・・・からちゃんと会社をつないで発信も出来るしちゃんと仕事も出来る、というしくみなんです。女性が子どもを産んだ後、会社を辞めなくても、そのテレワークによって仕事を続けていく事が出来ます。通勤電車に乗る事が大変な地域からわざわざ通わなくても、このテレワークで仕事が出来ます。そしてまた、高齢者もこのテレワークでわざわざ長い距離、通勤をしなくても済む。色んな人材が私はこのテレワークによってもっと経済活動に導入できる、活力能力を生かしていく事に私はつながっていくと思います。現在のテレワークの人口を私は倍にしていきたい、そう考えています。こうやるべき事をしっかりとやっていきます。
それからもう一つやらなければいけない事はオープン、社会や経済や国を開いていく事であります。まずはもっともっと外国からの投資を増やさなければいけません。何となく外国からの投資と言われると何か「色んな物をハゲタカファンドに買われるんじゃないか?」とそんな心配がありますが、お金はお金なんです。外国からの投資があれば、それが雇用を生んで皆さんの仕事の場が増えます。そしてそのお金は生かしていけば活力につながっていくんです。何も外資の導入は、外国からの投資は東京だけではないんです。千葉県にもこの柏にもこうした投資を引き入れて、もっともっと活力を出していく事が出来る、とこう思います。
そして色んな人材をもっともっと日本に呼び寄せたい、そう考えています。そしてまた、国と国がお互いを開いていく、FTA(自由貿易協定)・EPA(経済連携協定)をしっかりと使っていけば、日本の消費者は減っていってもアジアの消費者はどんどん増えていきます。インド・中国がそうです。このアジアの活力を皆さん、日本に引き込んでいくことが出来るんです。今やるべき事をしっかりとやっていけば、人口が減っても日本の経済は成長していきます。そうすれば皆さん、お一人お一人の収入はGDP(国内総生産)はちゃんと増えていく。つまり本当の意味での成熟した社会になっていく、こう思います。
もちろん、子どもの数が今減っていくので、少子化を食い止めるためのあらゆる私は政策を行っていきたいと思います。女性が働きながら子ども産み育てやすい環境にしなければいけません。そのためには働き方を変えていく必要があるでしょう。それは女性だけではなくて、お父さんも変えなければいけないと思います。やっぱり(週)3日ぐらいは家族で一緒に食事が出来る、まぁそういう雰囲気がないとなかなか子どもは出来ないかもしれない。つまり働き方を私は変えていく、暮らし方を変えていく。これは働く側もまた経営者もみんなで考えていかなければならないと思います。仕事と生活のバランス、ワークライフトランスを変えていくように私はしていきたいと思います。そしてもちろん、子育てをしている家族の支援をしていく、そういう政策もキッチリとやってまいります。
そして3つ目は、子どもを育てる事のすばらしさ、家族の価値をやっぱり再生し再認識する必要があるんではないか?こう思います。こうした事をしっかりと取り組んでまいります。
(2)に続く 次回最終です。
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