
*写真はあおいのママの撮影です。(左から横田拓也さん、ジャーナリスト・惠谷治さん、北朝鮮難民救援基金理事長・加藤博さん、藤沢市議会議員・三野由美子さん)
*三野さんの挨拶要旨レポートです。(約5分間)聞き取りに間違いやカン違いの可能性もございます。どうぞご了承ください。(主催者より掲載許可をいただいております)
【三野由美子さん・藤沢市議会議員】
こんにちは。藤沢市議会議員の三野由美子と申します。ちょっと花粉症が喉にきてしまいお聞き苦しいかと思います。私は拉致問題について、まだ1期目なんですけれども、この4年間「何か地方議員の立場でできることはないだろうか」とずっと考えてまいりました。もちろんこういった集会に参加させていただいたり、本などで勉強させていただいたり、あとボランティアというかたちでそれはもちろんあると思うんですけれども、皆さまに信託をいただいた公職地方議員という立場で何かできることはないかと考えてまいりましたが、なかなかその答えが見つからないまま、まもなく1期目を終わろうとしております。
ところが数ヶ月前にあるきっかけがございまして、「ああ、こういったことをしなければならない」と確信したことがございました。それはある初対面の方とお話をしておりました時に、雑談の中で拉致問題がどちらからともなく出てまいりました。で、その人は「まぁ拉致は問題なんだけれども、拉致した側にもそれなりに理由があるんだろう」と言うんですね。「何かあるのだろう。日本も悪いことばかりしていたから・・・」と言ってですね、私はちょっととんでもないと思いまして、「あの、あなたは横田めぐみさん始め被害者のご家族の方のお話を聞いたり、ご本を読んだりされたことはありますか?」と聞いたところ「それはない」ということだったのですが。
「ないにしても、家族が突然さらわれて何十年も助けに行くこともできないという人にもし直接あった時に、『ああ、お気の毒だけど、それはある側にも理由があったから仕方ないよね』なんて直接言えますか?」って聞いたら、ハッとなさって、「ああ・・・」と黙ってしまわれて、最後別れる時には「済みませんでした」と「僕も勉強します」っておっしゃってくださったんですけれども。
長年、日本のマスコミを始め日本の中の空気に、この方は悪気はなかったんでしょうが、何となくこのような空気が知らず知らずのうちに蔓延してしまっていたということが、今、家族の方々がこんなにも長い間苦しまなければならないことの原因なのではないか、と私はその時思いました。
その後、それに先駆けてたまたま櫻井よしこさんから私たち地方議員に対するメッセージをいただきまして、その中に「これから私たちが何をしなければならないか」という答えがある、とやっと確信することができました。櫻井先生のお言葉を直接引用させていただきます。これは“地方から誇りある国づくりを”ということで、地方議員が30人弱集まって原稿を持ち寄って出した本なんですけれども、その中で「地方議員の人たちに期待すること」ということで、櫻井よしこさんがメッセージをくださっています。
まずは「日本が直面している諸問題の根底には、歴史の勉強をしていないことがある」と語られた後、最後に「地方議員に期待することは、韓国に比べて歴史をまったく知らないという、自分の国の歴史を知らないということがある」知らないという日本の現状ですね。それに対して「大事な国民教育というものを力を合わせてやっていくような国にして欲しい」ということ、「国会議員の皆さんも頑張っていらっしゃいますが、国会議員よりもっと国民に近いところで政治に携わっている地方議員の皆さま方には日々の活動の中で、日々のスピーチの中で、日本国の足跡・歴史、私たちの先輩たち・祖先たちがどのような思いでこの国を築いてきたのか、ということを語り、次の世代に伝えていって欲しい。もしそれができなければ未来永劫この国はまともな国になることはないと思っております。」
櫻井よしこさん、このように述べられております。私はこれ拉致問題も同じで、おそらく根底にある問題なのではないかと考えました。
まもなく私も市民の皆さんからの審判をいただくわけですけれども、皆さまそれぞれのお住まいの場所で地方議員をお選びになると思うのですが、ぜひその時には、この国の問題を解決する、拉致問題を解決することを始め様々な問題の根底にある私たちの国がどのような国であるかということ、しっかりと認識していこうという気概を持った人を選んでいただきたい、と思います。
私もそのような仲間を増やしていって、拉致の問題のように、被害者の方々・家族の方々がこんなに長く苦しまなくてもいいはずなのに、余りにも長い時間、こんなにも多くの方が苦しまなければならなかったこのような間違いを、これから正していかなければならないと考えます。
ちょっと取り留めのない話になってしまいましたが、皆さんもぜひそういった目で地方議員を選んでいっていただきたいと思います。藤沢市議会議員の三野由美子でした。ありがとうございました。(大拍手)
*三野由美子藤沢市議会議員の公式ウェブサイト
http://y-mino.net/index.html









