*写真は陸上自衛隊広報センターの外に展示されていたジープです。イラクで活躍したものと同じ型だという事です。(あおいのパパ撮影)
しおかぜの韻文字化レポート一覧表はこちらをご覧になってください。
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*撮影したビデオカメラより文字化しました。
(調査会より撮影許可を得ております)
*'06 12/16 しおかぜの韻(ひびき) 北朝鮮帰国者へのメッセージ
http://aoinomama13.seesaa.net/article/32205212.html
続き
【荒木和博さん・特定失踪者問題調査会代表】
大体今日これで収録のすべき事は一応終了となりました。で、時間ちょっとございます。もしこの場で何か「しおかぜ」ですとか拉致問題等でご質問のある方がございましたら、ちょっとお答えをする時間を取りたいと思います。もし何かございましたらどなたでも結構です。ご挙手いただければと思いますが、いかがですか?
【激励・男性1】
本日、こういう催しに私初めて参加させていただいたんですが、非常に感銘致しました。つきまして素人ではございますが、だんだん少しずつわかってきまして、私ども日本人としてぜひとも日本人の誇りとして皆さんのご要望に頑張りたく、応援したいと思いますので、よろしくお願い致します。本日はありがとうございました。(大拍手)
【荒木和博さん・特定失踪者問題調査会代表】
ありがとうございます。はい、他の方も結構です。この際せっかくの機会ですので、何かございましたらどなたでもどうぞ。
【質問・男性2】
こんにちは、拝見させていただきました。で、名称と言いますか、北朝鮮の国家犯罪なんですが、拉致を“拉致問題”と言っていますけども“拉致事件”ではないのでしょうか?何故事件と言わないのか?その辺をちょっといつも疑問に思っていますので、よろしくお願いします。
【荒木和博さん・特定失踪者問題調査会代表】
どちらも広く使う事はあるんですが、昔に比べて変わりましたのは、昔は“拉致疑惑”という言い方をしておりまして、政府が“認定”という言葉は今から4年前にできた言葉なんですが、その前ですね、9.17小泉訪朝の前に北朝鮮が拉致を認めていなかった時は、政府は「それはもう拉致と間違いない」と思っていても“拉致疑惑”と言っておりました。それが金正日が認めた事によって、“拉致問題”という事になったんですが、“拉致事件”という言い方がはたして本当にそれでいいのか?という問題がございます。
と言うのは、どうしても事件という言葉になりますと「個別の犯罪」というイメージが強くなりましてですね、例えば「横田めぐみさんが拉致をされた事件」とか、あるいは「田口八重子さんが拉致をされた事」と、個別にどうしても見てしまいがちなんですね。しかし実際にはこの事は、「何十年にも渡って日本人が拉致をされ続けている」「北朝鮮という国家の目標によってされ続けている」という事で考えますと、こうもっと大きな安全保障上の問題、もっとはっきり言えば戦争行為であると思います。
そうすると今度は事件というよりも、やはり“拉致問題”と言う方がですね、色んな意味での括りにはなる、という事です。個別に起きているのは事件なんですけれども、さらに大きな事が含まれている、と考えて“拉致問題”ととっていただければ、と思います。特に私どもが決めたわけではございませんので、通常そう言っている、という事ではあるんですが。
(一部省略させていただきます)
【荒木和博さん・特定失踪者問題調査会代表】
今、ご発言されました江森さんはこの地域で埼玉の四市で拉致問題の活動を活発にやっておられますので、もしご関心がありましたら、また集会等々この周辺で行う時にご案内をさせていただきますので、お顔は今見ていただいて特徴のあるお顔をしていらっしゃいますから(会場笑い)お分かりだと思いますので、ご住所・連絡先等をメモでお渡しいただければと思います。他にいかがですか?
【質問・男性3】
北朝鮮の中でこういった「しおかぜ」の放送というのは、・・と思うんですけども、実際北朝鮮の中でこういう短波放送を聴けるという方は、大体比率的には何人ぐらいの方ですか?
【荒木和博さん・特定失踪者問題調査会代表】
これは実際に調べてアンケートとか取るわけにはいきませんのでわかりませんが、一般的に言われていますのは「北朝鮮の中にある短波放送の聴けるラジオは20万台くらいだろう」と言われています。20万台というと、北朝鮮の国民の100人に1人って事になります。ただ北朝鮮の場合は、その聴いたものがすぐに口コミで伝わるという事がありますので、100人に1台であっても、どっかが聴いてくれればそこから広がって行くだろう、と思っております。
で、我々は単に自分たちの放送ではなくて、先ほど横田滋さんのお話の中にもありました自由北韓放送ですね、金聖民(キム・ソンミン)さんという方がやっておられますが、こういう方とも連携してやっておりますし、それからアメリカのラジオ・フリー・アジア(Radio Free Asia 自由アジア放送)とか、そういう各社とも連携を持ちましてやっております。お互いに協力し合いながら、少しでも聴いてもらえる機会が多くなるようにやっていこうと。
それからこれはラジオではございませんけれども、風船でですね、今、韓国の中で脱北者の方のNGOで「北朝鮮に風船でビラを送って飛ばしている」という事がございまして、この方も「我々の日本語のビラも作って一緒に飛ばさせていただこう」という事で、この間(12月10日)もその李(イ・ミンボク)さんという代表の方が日本に来られましたので、改めて打合せをしました。本当は年内にやりたかったんですが、時間が間に合わなくなりちょっと残念なんですが、年明けにまたソウルの方で挑戦を致しまして、こういうふうにして流していくと。ともかくもうできる事すべてやりたいと思います。
*李ミンボクさんが実際に風船に付けて北朝鮮に送っているビニールのビラです。(あおいのママ撮影)
NHKにもですね、「放送内容は別に今のままで結構ですので、ともかく聴こえるように何とかしてもらいたい。今の状態はなかなか聴きにくい状態、時間とか周波数が聴きにくい状態なので、ともかく聴いてもらえるように時間とか周波数を訂正してもらいたい」というような事をお願いする予定にしております。
すべての方法をとっていけば、最初に申しましたように北朝鮮の状況は大きく変わっておりますので、必ずみんなが様々な場所で、これは我々拉致の事だけではなくて、脱北者でも強制収容所でも様々な問題を取り組んでいくうちに、どっかで穴が開いて、そしてみんなまとめて解決ができる、と確信をしております。しかもその時期は遠くないと思っております。
私自身は去年から「今年平成18年の末までに拉致問題解決しなければ自分なりの責任を取る」という事を申し続けておりましたし、その事は今でも変えるつもりはもちろんございません。時期的にもうあとわずか2週間しか残っておりませんけれども、最後までやって、そしてもちろん自分自身のやる事は解決の時まで続けるつもりでおりますが、今年いっぱいで自分の公約を果たさなければ、やがてどこかでその責任を取らなければいけない、と思っております。
私自身がお会いした特定失踪者のご家族でも、もうすでに何人もの方が亡くなっておられますし、時間は本当に残されていないと思います。
守る会と難民救援基金の共催で行いました先日の国際会議(12月12日)の中で、韓国の大使館の元公使でありましたホン(洪ヒョン)さんがお話をされておりましたけれども、「1997年頃からの餓死は、そのちょっと前からも含めますと約300万の人がおそらく亡くなったであろう」というふうに言われております。北朝鮮の人は身長が小さいですけども、1.5メートルの身長としまして300万人というのは、長さにして4500キロ、東京とソウルの間を2往復する距離の方々が亡くなった、という事でございます。
ホンさんは「もちろん脱北者の問題も重要なんだけども、残されてそこで死んでいった人、これから死ぬかもしれない人の事も考えていただきたい」という事も訴えておられます。その点は本当に、その中に帰国者が、あるいは拉致被害者が入らないという事はもちろんこれから先も言えないわけでございまして、そういう意味でも時期的には切迫を致しております。
今回この場所をお借り致しましたのは、急な変更があったという事もございますけども、私自身もこの間「拉致被害者の救出に自衛隊を使うべきである」という事を申しておりまして、そしてそれを言っているからこそ、私自身も予備自衛官に志願をし、昨日まで訓練を受けてきたところでございます。
昨日はこの会場の準備の時には制服を着て来ておりました。今日着て来るとちょっと問題になるので着てきませんでしたけれども(会場笑い)、気持ちはいつもそういう気持ちでございます。「助けられるか、助けられないか、となった時にはやはり誰かがともかく行くしかない、助けに行くしかない」という事であろうと思います。
それが誰であろうとですね、私はやはり今の世代の者として、これまでこの国を造ってくれた私たちの祖先・先輩と、そしてこれからこの国に生まれてくる次の世代のために、絶対に「あの時代の人間がいいかげんだったから、この国はこんなになってしまったんだ」という事を言わせないようにしたい。我々中継ぎの世代として、その役目を立派に果たしていかなければいけないと思っております。
*陸上自衛隊広報センター
http://www.eae.jgsdf.go.jp/prcenter/index.html
http://www.eae.jgsdf.go.jp/prcenter/index.html
今日は本当に早朝からの会でございまして、遠方の方は大変朝早くから起きてお出でいただいたと思います。また、この東部方面総監部・広報センターの方々には本当にもうずっと、急に決まった会でありながら、こうやって大変大きな支援をしていただきました事、本当に感謝を致しております。お帰りの際、この広報センターの中はまだ見る所がございますので見ていただけるとですね、本来借りたのは「広報センターを見ていただくついでにこの集会に出ていただく」という事に一応なっておりますので(会場笑い)ぜひそちらもご覧をいただいて、できましたら自衛隊の・・もお願いしたいと思っている次第でございます。
ともかく来年にはこの「北朝鮮人権週間」というものをしなくて済むように、その覚悟で我々臨まなければいけないと思っております。今後ともご協力をお願い致しまして、本日この公開収録を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。(大拍手)
*しおかぜ通信
http://www.senryaku-jouhou.jp/shiotsuu.html
終わり
*文字化に大変時間がかかってしまい申し訳ございません。最後まで読んでくださった皆さん、本当にありがとうございました。(*^^*)/~~




















