2006年11月12日

ある脱北者が履いていた北朝鮮の靴

100PENTX-IMGP3144_IMGP3144.JPG

 写真は10/1日比谷公園で行われたグローバルフェスタJAPAN2006にて、北朝鮮難民救援基金さんがブースで出展していた“ある脱北者が履いていた北朝鮮の靴”です。(撮影・サイト掲載ともに許可を得ております)説明文にはこのように書いてありました。

 「北朝鮮難民救援基金が保護した脱北者が履いていた北朝鮮の靴。多くの脱北者たちがこうした靴を履いて中国へ脱北して来る。季節によっては、このような靴を履き、凍てつく豆満江を憑河してくる者もいる。」

 以前に“北朝鮮の教科書”を紹介しましたが、教科書同様この“北朝鮮の靴”もブースに訪れてくださった皆さんが驚きの声を上げていました。ある一人の元在日の方が特に熱心に見ていて、そして基金の野口さんと色々とお話されていたようです。ご親戚の方が北朝鮮にいるという事で、「このような教科書や靴を見ると、ある程度はどんな状況かわかってはいるつもりですが、つらいものですね」と溜め息をついていらっしゃいました。

 他で街頭活動をしていても、時々「私は在日で、家族や親戚が北朝鮮にいる」と声をかけてくださる方がいます。そういうふうに名乗った方は、拉致被害者を救出するための活動をしている私たちに対しても、不愉快になるような言動をした事は一度もありませんでした。この日お会いした方も特定失踪者を救出するための署名を進んでしてくださっています。

 いつも横田早紀江さんもおっしゃっていますが、一日も早く拉致問題を解決して、被害者や家族だけでなく、北朝鮮で苦しんでいる人たちを含め、心を痛めている大勢の方々の気持ちも楽にしてあげたいと思いました。

100PENTX-IMGP3145_IMGP3145.JPG

*写真の少年は中国の国境付近で中国軍兵士に射殺されてしまったそうです。自由を目指して、先に脱北した家族と再会を目の前にして銃弾に倒れてしまったと聞きました。私たちの知り合いのあるNGO関係者の方が里親だったという事を知り、さらにショックでした。

100PENTX-IMGP3171_IMGP3171.JPG

*元強制収容所の看守だった安明哲さんの描いた強制収容所の絵が何枚か展示されていました。これはそのうちの1枚です。説明文には「ネズミ捕りをする政治囚 完全統制区内では肉が与えられないので、ネズミの肉は唯一の肉補充源である。22号管理所ネズミは全滅状態である。」驚きの絵は他にもありました。

*北朝鮮難民救援基金HP
http://www.asahi-net.or.jp/~fe6h-ktu/
*北朝鮮の教科書
http://aoinomama13.seesaa.net/article/26145462.html

*脱北者・強制収容所に関する記事はこちらをご覧ください。
 ↓ ↓ ↓
*'06 9/20 テレビ朝日「報道ステーション」北朝鮮 公開処刑の全貌
http://aoinomama13.seesaa.net/article/24132616.html
*'06 9/4 フジテレビ「ニュースJAPAN」北朝鮮収容所の実態
http://aoinomama13.seesaa.net/article/23332256.html
*'06 8/20 TBS「報道特集」(1)〜(3)
 北朝鮮から逃亡 新たな脱北ルート 売買される脱北者の子供

http://aoinomama13.seesaa.net/article/22609192.html
*'06 4/16 神奈川県民集会 加藤博さん(1)〜(2)
http://aoinomama13.seesaa.net/article/17858365.html
*'06 4/16 神奈川県民集会 山田文明さん
http://aoinomama13.seesaa.net/article/18383579.html
*'05 11/13 第16回大宮講演会 山田文明さん(1)〜(12)
http://aoinomama13.seesaa.net/article/12666613.html
*脱北者の証言《資料より》(1)〜(3)
http://aoinomama13.seesaa.net/article/9685031.html
*'04 11/2 国際シンポジウム デビット・ホークさん(1)〜(3)
http://aoinomama13.seesaa.net/article/10531442.html
*'04 11/2 国際シンポジウム 金 英順さん(1)〜(3)
http://aoinomama13.seesaa.net/article/10712128.html
*'04 11/2 国際シンポジウム 野口孝行さん
http://aoinomama13.seesaa.net/article/13956159.html
*'06 5/28 第8回茨城県民集会in水戸 安明進さん
http://aoinomama13.seesaa.net/article/18692027.html
posted by あおいのママ at 16:50| 千葉 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | '06 10/1 グローバルフェスタJAPAN2006 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月25日

北朝鮮の教科書

100PENTX-IMGP3172_IMGP3172.JPG

 今月の1日に日比谷公園で「グローバルフェスタJAPAN2006」が開催されました。テーマは“食”で「約200団体の国際協力活動が楽しくわかる」というものでした。会場内は大変な賑わいで、そんな中、あおいのママとパパは北朝鮮難民救援基金のブースで救う会神奈川スタッフと共にお手伝いしました。

 ブースには脱北者の方が持ってきた“北朝鮮の教科書”が出展されており、多くの方が足を止めて見ていました。私たちも基金の野口孝行さんに色々と説明していただきました。その教科書の写真を撮りましたのでご紹介致します。(撮影・サイト掲載ともに許可を得ております)

*6/4 ノルウェーベルゲン国際会議報告会 野口孝行さん
http://aoinomama13.seesaa.net/article/23710404.html

100PENTX-IMGP3143_IMGP3143.JPG

*現在も実際に使われている教科書です。「えっ!ホントー?」って皆さんビックリしていました。どの本か忘れましたが、1998年発行のものもありました。

100PENTX-IMGP3146_IMGP3146.JPG

*これは小学校1年の算数の教科書です。他の教科書と比べるとカラーでわりときれいなんですが、それはこの本が裕福な人の住む平壌の学校で使われているものだからだということです。

100PENTX-IMGP3147_IMGP3147.JPG

*よく見てください。これは上の写真の教科書と同じ内容です。同じ小学校1年算数の教科書でも、地方に住んでいる子どもたちはこのような本で勉強しているそうです。(1989年か90年に発行)

100PENTX-IMGP3148_IMGP3148.JPG

*横に並べると違いがよくわかると思います。触ってみましたが本当に紙質に驚きます。わら半紙の方が良い品質です。

100PENTX-IMGP3155_IMGP3155.JPG

*これは小学校1年の図工の教科書です。表紙をよ〜く見てください。北朝鮮の戦闘機とみられる機がアメリカや日本の飛行機を撃ち落している絵と思われます。小学校1年生の図工の表紙がこのような絵なんです・・・。

100PENTX-IMGP3156_IMGP3156.JPG

*図工の本の中身はもっと驚きです。このように1ページにひとつの絵が載っていて、それを子どもたちは見ながら絵を描くということですが、北朝鮮の現在の生活の様子を垣間見る事が出来ます。写真は電灯の絵です。今時、日本の子どもたちは家庭で見る事は少ないのではないでしょうか。しかも電球は黄色いんです。白い蛍光灯ではないんですね。また、ページをめくると“機関銃”や“ミサイル”の絵もありました。

100PENTX-IMGP3159_IMGP3159.JPG

*この教科書の表紙の絵は金日成主席の生家で、後ろの山は「白頭山」(ぺクトウサン)です。北朝鮮で最も美しいと言われ、朝鮮民族の聖地とされる山だそうです。下の方に1994年という数字が見えますが、94年発行という事です。

 撮影・サイト掲載を快く承諾してくださった北朝鮮難民救援基金の皆さんに感謝申し上げます。「グローバルフェスタJAPAN2006」のレポートはもうしばらくお待ちくださいネ。

*北朝鮮難民救援基金HP
http://www.asahi-net.or.jp
*'06 7/16 TBS「報道特集」(2)北朝鮮 教科書でミサイル教育
http://aoinomama13.seesaa.net/article/20998770.html

【追記】
 ヤフー掲示板「小泉首相の訪朝と課題について」(No.229664)にてsofianskyさんが「最後の写真は、金日成の生家=万景台(平壌)と白頭山の組合せですね。」と教えてくださいました。本当にありがとうございます。(^^)
posted by あおいのママ at 17:38| 千葉 ????| Comment(1) | TrackBack(0) | '06 10/1 グローバルフェスタJAPAN2006 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする