2006年08月09日

7/1 『兄を捜して−拉致事件は終わらない−』集会 真鍋貞樹さん(3)最終です

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*今回の真鍋さんの講演は一部オフレコの部分がありました。お忙しい中、ご本人と高野美幸さんにチェックをしていただいてこの文字化テキストを作成しました。お二方、本当にありがとうございました。

*7/1 『兄を捜して−拉致事件は終わらない−』集会レポート
http://aoinomama13.seesaa.net/article/21361471.html
*7/1 『兄を捜して−拉致事件は終わらない−』集会 真鍋貞樹さん(1)
http://aoinomama13.seesaa.net/article/21939636.html
*7/1 『兄を捜して−拉致事件は終わらない−』集会 真鍋貞樹さん(2)
http://aoinomama13.seesaa.net/article/22084466.html

【真鍋貞樹さん・特定失踪者問題調査会専務理事】

*撮影したビデオカメラから文字化しました。

続き

 これからやるべきことは高野さんもそうなんですけれども、大澤孝司さんの件もそうなんです、我々は460人の失踪者の方の中で、お手元に(資料が)あると思いますけど、この34人の方は「北朝鮮による拉致被害者であることが濃厚である」というかたちで政府にも要請し、それから各(地域の)警察の方にもですね、神奈川県警だとか千葉県警だとかに刑事告発をして徹底的な捜査をお願いしている段階です。けれども、残念ながらもう3年近く警察庁は「残念ながら決め手に欠ける」ということで、政府認定にまだ至ってないわけです。

 政府が認定しようが認定しまいが「拉致の被害者がいる」っていうことだけは事実です。「誰だかはわからない」というだけで「はっきりとわからない」というだけで、現に「拉致された被害者がいる」ということは事実なんですから、「認定の手続きばっかりやっていて本当にその人が救出できるか?」ということになると別問題です。実際に「救出する」ということと「政府が認定する」ということは別の問題と思います。けれども、とりあえず政府の方で「この人は拉致被害者だ」ということで認定しない限り、日本政府は北朝鮮に対して「返せ!」ということを言わないんです。

 これが変なんですよね。日本政府としては「これは事実として、この人は拉致をされている!」ということは内々にわかっているんです。要するにある程度日本の政府としてはもうすでに「誰が拉致被害者だということの実態はつかんでいる」ということなんですね。

 ただそれが外交交渉の中で問題解決していかなければいけない部分、それも外交ったって、ヤクザと詐欺師が集まっているような国家ですから北朝鮮は。「ヤクザと詐欺師を相手に交渉する、という非常に難しい交渉を迫られているので、なかなか公にできない」ということなんです。

 そうは言っても、大澤さんにしても他の方にしても高野さんにしても、事実というものをやはり国民の前にはっきり示していただいた上で、外交交渉に臨んでいただきたいなと思うんですね。それを迫るために私たちは色んな調査をして事実を積み重ねていって、政府認定にもっていきたい、と思っております。

 そのためにはですね、皆さんのご自身の記憶の中でも「昔こんなことがあった」とか「変なことがあった」とか、そういったようなどんな小さなことでも結構ですから、もしお気づきのことがありましたらお知らせいただきたい、ということをお願いしたいと思います。

 それから先ほども高野さんからお話がありましたけれども、ラジオ放送を始めています。北朝鮮向けにですね。これは二つの目的で行っているものなんです。一つは、高野さん大澤さん含めてご家族の肉声並びにご家族の手紙を放送で北朝鮮に送ることによって、可能性として拉致された日本人の方が聴いていらっしゃるだろう、可能性として、もしそれを聴かれたとしたならばおそらくどれだけ勇気づけられるだろうか、と思います。

 実際、蓮池薫さんもですね、あの人が(北朝鮮で)何をしていたかと言うと、日本語の新聞をハングルで翻訳する作業をしていたものですから、ご自身の「記事を読んだ」と言うんですね。だから「日本では自分を捜しているんだ」という認識は当時持たれていたようですね。ただし、マインドコントロールされていますから「ああうれしい」とかそういう感情はちょっと封印されちゃいますよ。だけどそういうことを知っていたということです。

 あのジェンキンスさんもですね、短波ラジオをこっそりと聴いていました。これは「ボイス・オブ・アメリカ(VOA)」という、北朝鮮アジア向けにアメリカの情報を流す短波放送なんですけれども、今でもやっています。それを「夜中に隠れて聴いていた」ということがあります。

 みんながみんな聴いているとは思いませんけど、こういう電波をとにかく流して「みんな諦めてないよ」と「捜しているよ」と「頑張れよ」というメッセージを送り続けるということが大切な事だと思ってやっております。

*しおかぜ通信
http://www.senryaku-jouhou.jp/shiotsuu.html

 もう一つは大きなことを言うようなんですけども、東ドイツが崩壊した一つの要因がラジオなんですね。ラジオを通じて自由社会の情報、「自由で民主的な社会はこうだよ」と「生活はみんな厳しいけどみんな自由だよ」と「みんな楽しいことやっているよ」というような情報を、閉鎖された国家に打ち込まなければいけない。そしてやはり人心が現政権から解放されるというか、マインドコントロールを解くことが必要であるんですね。

 あそこ(北朝鮮)は2000万人の国民がいる国ですけれども、2000万人がオウムの被害者みたいなものです。みんなマインドコントロールされているんです。金英男(キム・ヨンナム)さんもマインドコントロールされているわけです。帰って来た5人の方も最初はマインドコントロールされていたんです。

 その「マインドコントロールを解く」っていうことはとっても大切なんですね。だからラジオ放送でどんどん「自由社会日本の社会はこうだよ」と「金正日はとんでもない」、女性の前では何ですけど「スケベな男だよ」と「毎晩宴会ばかりしているよ」というような情報を直接送るということによって、あの堅い閉鎖された体制を崩していくことが必要だろうと思っています。

 その延長線上に我々が期待するのはやはり脱北者の存在です。“北朝鮮人権法”が自民党・民主党・公明党のご尽力で成立しました。この“北朝鮮人権法”は二つの目的があります。一つは「拉致問題を解決するために経済制裁というひとつの強い手法を条文に盛り込んだ」ということ、もう一つは「経済制裁をしたら生まれてくるであろう北朝鮮の脱北者を日本がちゃんと保護しましょう」ということなんです。

 「脱北者の保護はけしからん」という世論もだんだん強くなっております。「何でこんなもの作ったんだ?」と言うこともあるわけなんです。ですけど我々からは、この拉致問題解決するため、とりわけ、この拉致されたかどうかわからない特定失踪者の方々の情報を得るためには、何と言っても脱北者の方からの情報に頼らざるを得ないんです。直接北朝鮮から逃げて来た人から「この人見たことありませんか?」というかたちで情報を集めるしか方法がないんです。

 この34人の方々を私たちが認定した根拠というのも実は脱北者からの証言なんです、ほとんどが。脱北者だからウソもあります、デタラメもあります、色んなことを言います。でも、その中からふるいをかけた結果「この人たちは間違いないだろう」というかたちで我々なりの認定をしています。「脱北者を保護する」というのは、拉致された日本人を助けるためにも、そしてまた、金正日にマインドコントロールされている2000万人の国民のためにも、とっても大切なことだろうと思っております。

 在日で北朝鮮に帰って行った人たち、あの人たちも被害者なんです。あの国に騙されて行っちゃったまんま帰って来ていない、という人がいっぱいいるんです。これは拉致なのか?意志なのか?誰もわからない。誰も調べようとしない。みんなも調べようとしない。朝鮮総連がそんなこと調べるわけがない。じゃあ一体、その人たちどうしたらいいのでしょうか?

 それから忘れてはいけないのは、北朝鮮の人たちと一緒に帰って行った「日本人妻たち」です。まだお元気でいらっしゃると思うんですけど、もうそろそろお年ですからだんだん厳しい状況になってきます。この人たちのことを忘れてはいけないと思っています。

 いずれにせよ、この北朝鮮の拉致問題は最後の一人まで、解決するまで、我々日本国民は頑張ると、忘れないと、諦めないという気持ちを持ってですね、私も高野さんも大澤さんも取り組んでいきますし、ぜひ皆さんも同じ思いでご協力ご支援いただければと思います。どうもありがとうございました。(大拍手)

*北朝鮮人権法の積極運用求め要請書
 2006年08月03日(木)のTBSニュースより

http://news.tbs.co.jp/20060803/headline/tbs_headline3349911.html

 増元照明さんら拉致被害者の家族会など北朝鮮人権問題に関連する7つの団体が、先の国会で成立した「北朝鮮人権法」の積極的な運用を求めて、内閣府に要請書を提出しました。

 先の国会で成立した北朝鮮人権法では、12月10日から16日を「北朝鮮人権侵害問題 啓発週間」と定めています。

 これに絡み、増元照明さんら家族会と救う会、特定失踪者問題調査会など7団体が内閣府の拉致問題連絡調整室を訪れ、「12月の啓発週間には北朝鮮の人権侵害を世論に強く訴える政府独自の行事を計画してほしい」とする安倍官房長官宛ての要請書を提出しました。

 面会には法務省・外務省の担当者も出席し、増元さんらが12月に予定されている家族会の集会や拉致被害者の写真展、調査会の北朝鮮向け短波放送「しおかぜ」の公開録音などの行事について説明。これに対し、法務省から「啓発週間の行事については、総務省を通じて各地方公共団体で検討し、法務省がとりまとめる」などと回答があったということです。(03日20:40)

*特定失踪者問題調査会
http://chosa-kai.jp/

終わり

*皆さん、最後まで読んでくださってありがとうございました。(*^^*)/~~

2006年08月08日

7/1 『兄を捜して−拉致事件は終わらない−』集会 真鍋貞樹さん(2)

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*今回の真鍋さんの講演は一部オフレコの部分がありました。お忙しい中、ご本人と高野美幸さんにチェックをしていただいてこの文字化テキストを作成しました。お二方、本当にありがとうございました。

*7/1 『兄を捜して−拉致事件は終わらない−』集会レポート
http://aoinomama13.seesaa.net/article/21361471.html
*7/1 『兄を捜して−拉致事件は終わらない−』集会 真鍋貞樹さん(1)
http://aoinomama13.seesaa.net/article/21939636.html

【真鍋貞樹さん・特定失踪者問題調査会専務理事】

*撮影したビデオカメラから文字化しました。

続き

 あとお時間がないのでもう一つだけ。お手元に三鷹市の周辺の地図が入っていると思います。三鷹市・調布市の地図があります。“武蔵野地域の失踪事件”というふうになっています。横浜の方たちにはちょっと地理的にわかりにくいかと思いますが、実は私の家がですね、この一番左の上の一ツ橋学園と書いてある、そこが私の実家なんです。私が生まれたのは広島なんですけれども、育ったのが久米裕さんの拉致のこの矢印がありますよね?そこの左に大沢ってありますね。ここのちょっと上が私が育った所なんですね。だから私には非常に地理環境わかるんですが、皆さんにとってはわかりづらいかもしれません。

 この地図はとっても怖い地図です。普通こんなに出していいのかな?と思うくらいに実は怖い地図でして、怖さついでに全部怖い話をしちゃいますけど。(ボードで説明)ここにこう中央線っていうのが走っているんですね。布施さんの矢印と藤田さんの矢印の間に大学がありまして(1)、(2)、(3)、そしてここに三鷹市役所があって、という関係の図になっています。

 これ(1)が藤田進さんが通っていた学芸大学で、これ(2)が布施さんというのは皆さんあまり知らないと思いますが、拉致濃厚な方が通っていた亜細亜大学。そして(3)高野清文さんが通っていた電気通信大学、という関係です。ここ(中央線右側)に三鷹駅があって、こちら(中央線左側)が立川駅です。三鷹駅の先は新宿方面です。そして真鍋がここに住んでいるわけですが。(会場笑い)

 真鍋が住んでいる所にこだわる理由というのがですね、ここ(中央線左側)に国分寺駅というのがあって、その先は立川駅ですが、何と私の家から歩いてすぐの所に朝鮮大学校がございます。朝鮮大学校という大学校は日本に一つだけです。朝鮮小・中・高校は全国にあります、この近く(横浜市)にもありますね。大学校というのはここだけです。私が住んでいる小平市に朝鮮大学校があります。

 「朝鮮大学校ってどういう大学か?」というと、もう明らかなんですけども、まじめに研究もしますよ。勉強もしますよ。ところがここでは裏の世界もあるんです。裏の世界というのが何かと言うと、当然こういう非合法的活動です。合法・非合法というのはもうすれすれなんですね。例えばオウムの事件と似たようなものです。科学者が集まってお医者さんが集まって「治療します」「薬品の研究します」で、それは「テロに使えます」「犯罪に使えます」ということは紙一重ですし、表裏の世界です。それが実はここでやられていたわけです。大変優秀な人物が集まっています。博士号を持った連中もここに集まってきます。馬鹿にできない学校です。

 その科学者、いわゆるサイエンス・テクノロジーも含めてどんどんここに集まって、また日本中に広がって行くし、朝鮮にも帰って行くし、というしくみです。

 そしてこの小平市からやや離れた所にこういう事件が存在している。もっとも有名なのが三鷹市の久米裕さんという方の拉致事件ですね。久米裕さんは市役所の警備員をされていました。市役所の職員ではなくて警備員です。そしてここ(1)の藤田進さんも実は学生であると同時に警備員のアルバイトをしていました。

 それからこの(2)布施さんなんですけれども、布施さんは実はこの亜細亜大学を卒業した後、名古屋に行かれまして、名古屋に行った下宿先が朝鮮総連の幹部の家でした。(会場から「えー!」)よりによって。私もその朝鮮総連の幹部に会いに行ったんですけど、もう80歳くらいの本当に穏やかなおじいちゃんで、何を聞いても「知らない」「忘れた」。もっといかついおじいちゃんかなと思ったんですけど、ごくごく普通のおじいちゃんでした。そういう人がこんな活動したのかな?と思うくらいだったんですけれども。

 何を隠そうその名古屋の朝鮮総連の幹部の奥さんがですね、北朝鮮に何度も行っているんです。それは何故かと言うと、その朝鮮総連の幹部の夫婦のお嬢さんが北朝鮮に帰っちゃったんです。だもんだから、その娘さんに会いに何度もお母さんは北朝鮮に戻った。で、最初の頃は周りの人に「北朝鮮に一緒に行こう」と言っていたそうです。布施さんが住んでいたアパートの住民にも言っていたんですね。だから当然、布施さんにも声がかかっていたということが簡単に推測できます。

 ちょっと余談の話になりますけど、そのお母さんはですね、最初は「北朝鮮はとってもいい国」だと、金英男(キム・ヨンナム)さんと同じようなことを言っていたそうなんです。ところがだんだん行くにつれて、そして死ぬ間際になって、ごく親しい人に言われたのは「私は北朝鮮に騙された」と。親しい友人に残した最期の言葉です。これはちょっと余談になりますけど。

 「北朝鮮が素晴しい国だ」ということは1940年〜50年頃には日本では(北朝鮮は)「地上の楽園」というように称していたわけですね。今はそれを信じている人はもう日本の中で0.01%の方くらいしかいらっしゃらないと思います。けれども、未だに金英男(キム・ヨンナム)さんの記者会見の姿を見ていて「北朝鮮って素晴しい国だ」というマインドコントロールの世界が現に存在するというのを見てですね、「まぁ、そうかなぁ?」というふうに思いました。

 話が横に反れましたけど、ここ(2)が布施さんの通っていた大学、そしてここ(3)が高野清文さんの通っていた大学なんですけれども、ここには多くのまだまだ関係者がいます。久米裕さんを拉致した犯人がこの辺に住んでいます。

 それからちょっとマニアックな話をして申し訳ないんですけど、“在日朝鮮人科学者協会”というのがありましてね、それが警視庁にガサ入れされたっていうこと記憶にありませんか?あの西新井病院の中に入っている“科学技術者協会”がガサ入れを受けたんですが、そこの“科学技術者協会”の人物が住んでいたのが真鍋の家の近くのここと、高野さんの学校の近くのこの辺です。そしてその“科学技術者協会”の研究所が(三鷹市役所そばの)ここです。

*'05 10/14 北朝鮮系病院が捜索されました
http://aoinomama13.seesaa.net/article/8139260.html

 という具合にですね、ちょっと大雑把な地図ですけどもまだまだたくさんあって、時間内には話しきれないくらい、実はこの朝鮮大学校を中心とした地域に色んなものが存在しているわけなんですね、北朝鮮の非合法活動に関連して。

 ゆえにこの「高野さんが何らかのかたちで北朝鮮とのつながりもあったのではないか?」ということで、さっき美幸さんが言われたように、朝鮮大学校と高野清文さんが通っていた電気通信大学は寮があって、両方の寮生は交流会があったそうです。寮生同士の。この実態が判明しないんですよ。この実態が判明して、「明らかに高野清文さんがここ(朝鮮大学校)の寮生と実際に交流があった」ということが明らかになれば、この事件は(拉致事件として)決定的になっていく可能性があるんです。けれども、残念ながらこの件についてまだ明らかになっていないんです。

 もしこの線がつながっていたとすると、(清文さんたち寮生が)「神津島に行った」という情報も知り得ているわけですし。さっき言った船に連絡をとって、別に高野清文さんでなくてもよかったかもしれないですよね、みんな頭の良い人たちばっかりですから。国立の電気通信大学の人たちですから。「その内の誰か一人でもいいから連れて来い」というようなことになっていたかもしれない。たまたま本当に、悪いくじを引いちゃったのがもしかしたら高野さん、というような状況なのかもしれません。まだこれは想像なんですが、そういうふうなことがございます。

 高野さんについてはまだまだたくさん言わなきゃならないことがあるんですけど、これくらいにしておきたいと思います。

*「大町ルート」資料
http://aoinomama.trycomp.net/col3.cgi?mode=dsp&num=120&no=30

《武蔵野地域の失踪事件》

●藤田進さん(1000番台リスト)
(新潟に同姓同名の公開済み失踪者あり)
昭和51年(1976年)2月7日(当時19歳)東京学芸大学1年生。春休み中、新宿のガードマンのバイトに行くと言って川口市の自宅を出たまま帰らず。後に新宿にある全ての警備会社に電話で問い合わせたが手がかりなし。

●高野清文さん
昭和51年(1976年)7月30日(当時19歳)電気通信大学2年生。夏休み中、帰省前に副寮長をしていた大学寮の合宿に17人で神津島に出掛け、一人別行動で山に登ると言って民宿より失踪。

●久米裕さん(拉致被害者)
昭和52年(1977年)9月19日(当時52歳)東京都三鷹市役所で警備員をしていた。能登半島の宇出津海岸から北朝鮮に拉致されている。政府拉致認定者。

●布施範行さん(1000番台リスト)
昭和52年(1977年)3月(当時24歳)失踪場所が不明であるが、高野・藤田と同時期に亜細亜大学に通学していたと思われる。失踪当時は名古屋のプレハブ工事現場で働く。昭和52年3月に妹に手紙で、2人で沖縄に行くと書いてあった。2ヶ月で帰るとあったが今日まで連絡なし。

*高野美幸さんのブログ
http://konaboration-ssq.seesaa.net/

(3)に続く 次回最終です。

*7/1 『兄を捜して−拉致事件は終わらない−』集会 真鍋貞樹さん(3)
http://aoinomama13.seesaa.net/article/22124820.html

2006年08月05日

7/1 『兄を捜して−拉致事件は終わらない−』集会 真鍋貞樹さん(1)

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*今回の真鍋さんの講演は一部オフレコの部分がありました。お忙しい中、ご本人と高野美幸さんにチェックをしていただいてこの文字化テキストを作成しました。お二方、本当にありがとうございました。

*7/1 『兄を捜して−拉致事件は終わらない−』集会レポート
http://aoinomama13.seesaa.net/article/21361471.html

【真鍋貞樹さん・特定失踪者問題調査会専務理事】

*撮影したビデオカメラから文字化しました。

 私、特定失踪者問題調査会専務理事の真鍋でございます。短い時間ですけれども15分ほどでお話致します。15分で拉致を語るっていうのは不可能でございますけれども、(会場笑い)コンパクトにお話をしたいと思います。

 要するに「高野清文さんが拉致被害者であるか?被害者でないか?」ということなんですけれども、残念ながら現時点では「どちらとも言えない」状況です。「どちらとも考えられる」ということが現状でございますが。

 高野清文さんの場合は、他の特定失踪者の方々との違いは、あまりにも怪しいことが多すぎて、どこにポイントを絞っていいのかわからないくらい北朝鮮との関係が現れているめずらしいケースなんです。私ども460人の失踪のケースを調査しておりますけれども“北朝鮮”というキーワードが一つも出てこない失踪の方もたくさんいらっしゃいます。ほとんどが実はそうです。

 実際横田めぐみちゃんだってですね、あの事件「拉致でない」ということであれば“北朝鮮”という文字が出てくるような事件でしょうか?お父さんは日銀の職員、お母さんは優しいお母さん、家庭円満、学校に行って、バトミントンやって、日常生活の中に“北朝鮮”っていう文字は一文字も出ないわけなんですね、めぐみちゃんの事件は。だけど「北朝鮮による被害者だった」わけであります。

 曽我ひとみさんに至ってはですね、日本国内での捜査・調査によって拉致被害者ということが判明したのではなくて、「曽我ひとみさん母子は北朝鮮の拉致である」と疑った人は一人もいなかったんです。それがある日突然、北朝鮮から「実は曽我ひとみさんは私たちが拉致しましたので、お返しします」というわけなんです。

 私たち特定失踪者問題調査会の悩みはここに尽きるわけです。「拉致であるか?拉致でないか?」ということの判断に、“北朝鮮”という文字がたーくさんあるから北朝鮮による拉致被害者であるというふうにも考えられる。逆に“北朝鮮”のキーワードが一文字もない人がこれは関係ないというふうにも言えないと。非常に難しい中で色んな情報を集めて総合的に換算して「この方は拉致被害者であることは濃厚」というような判断をさせていただいております。

 その中で高野さんのケースのポイントなんですけれども、神津島の事件ですので簡単に(絵で)で説明します。ここに三浦半島、そして伊豆七島が並んであります。この神津島だけは高野さんがお話しましたけど、北朝鮮との関係が非常に強い所ですが、実は伊豆七島がそうなんです。

(一文はオフレコとさせていただきます)

 大島はですね、西新井事件という事件なんですが、小住健蔵さんという方が拉致されているんです。その(拉致した)犯人の“パク”という人物が偽装の結婚をしているんですね、日本の女性と。で、偽装の家族になって日本中の拉致ポイントを探して回る、という活動していた人物です。大島にその人物が視察に行っています。

 「何で“パク”が大島までわざわざ行ったんだろう?」というのが実は謎だったんです。この八丈島といい大島はじめ伊豆七島が「そういうような状況がある」ということが判明した。それから伊豆七島で重要なのはですね、北朝鮮の貨物船がありますね、その貨物船がしょっちゅう千葉港・東京湾・横浜港に寄港しているわけです。

 その航路はどういうのか?と言いますと、ここを通って横浜、東京、千葉、ということになります。当然伊豆半島と伊豆七島の間を通って行きます。そして不思議なことにここら辺で泊まります、2〜3日。何をするのかわかりませんでした。何故かこの辺に北朝鮮の貨物船が泊まっていたわけです。

 それで、それが「何故か?」ということが徐々にわかってきたんです。これを明らかにされたのが元NHKのワシントン市局長の手嶋龍一さんというイケメン?ていうことはないかなぁ?(会場笑い)の方が“ウルトラ・ダラー”という本を出されています。

*手嶋龍一さんオフィシャルサイト
http://www.ryuichiteshima.com/

 「“ウルトラ・ダラー”というのは何か?」というと、北朝鮮のニセ札作りを扱った小説でございます。何故“ウルトラ・ダラー”と言うかというと、本物以上に精巧なニセドルだということで、ウルトラという意味で“ウルトラ・ダラー”と名づけられて小説を書かれています。

 この中身は「北朝鮮がニセ札をたくさん作った技術は誰が提供したのか?」ということを素材に書いた小説ですが、それが「日本人の拉致被害者が“ウルトラ・ダラー”を作った」というふうになっています。それは小説ですから、どこまで本当かどうかわからないという話なんですけれども、手嶋さんにお会いして色々とお話をしたところ、手嶋さんは「これは小説として書いていますけども、中身はすべて事実です」というふうにおっしゃっていました。

 その“ウルトラ・ダラー”に一行だけとっても重要な言葉があります。「1970年頃、北朝鮮の工作船」というところです。これは貨物船を意味するかもしれませんが「浦賀水道を通って東京湾に入って行って、そして工作活動を行った」と。工作活動を行ったのは何かと言うと、これは事実なんですけれども、日本人の印刷工の人たちがたくさん失踪しています。実際(小説の中で)仮名で何人か出ておられます。この方々が1960年から70年代にかけてニセ札を作るだけの技術を持っている人たちが集中して失踪している。

 それを“ウルトラ・ダラー”は素材にして書かれていったわけです。その船は繰り返しますけれども、伊豆半島と伊豆七島の間を通って、神奈川県の三浦半島の沖合いに停泊し、そして何らかの工作活動をしながらここ(東京湾)に上陸をして、この人たち(印刷工)を拉致して、そしてまぁどうやって運んだかはわからないんですけども、そういった活動をしていた、というふうに言われています。

 ということからすると「大島・新島・神津島、この界隈も当然北朝鮮の工作員が工作するルートとして想定されていたんではないか?」というふうに、これはまだまだ確定的なものは言えませんけれども想像しています。

 「何ゆえに神津島か?」という話はですね、さっき高野さんが言われたように、“ジュリア祭”という北朝鮮から来たお姫さんのお祭りがありました。そして天草の有名な場所なんですね。天草は誰が採っていたかというと、在日の人たちが採っていたんです。だから今は採取されませんけど戦後の時代はですね、この伊豆七島というのは天草採りの在日の人たちが集まって金銭を得ていた場所で、「その島(中)で高野清文さんが失踪している」ということです。

 伊豆七島のそういう状況、“ウルトラ・ダラー”で明らかになったこの北朝鮮の工作船のルートと、そういうものとほぼルート上が一致するということです。

 これはちょっと余談になりますけども、ここに停泊した理由というのはですね、皆さん大体想像できると思いますけれども、北朝鮮にとってこの神奈川の県内で最も重要な場所はどこだと思われますか?工作する上で。情報を得るために。一番重要な所は、日本でも最も重要な場所ですけれども、どこでしょうか?

 それは横須賀です。横須賀の米軍基地です。ここの「横須賀の米軍基地の生の情報を取る」ということは、北朝鮮にとって非常に大切な活動です。ですので、ここに北朝鮮の船が頻繁に通って、ここに泊まって、おそらくは夜陰に乗じて様々な活動がされていたと思われます。

 そして「横須賀の米軍基地」と聞いて地元の方はおそらく気がつかれると思います。よど号犯の妻の八尾恵さんが経営していたスナックはどこにあったかご存知でしょうか?横須賀の米軍基地のすぐ近くです。そこで彼女は1年か2年くらいこのスナックを経営していたわけです。

 その目的は、米軍の関係者やあるいは自衛隊もありますから、自衛隊の関係者をお客さんとして呼んでいるわけです。そこで色んな情報を得るんですね。情報を得ると同時に、心安くなった人たちをスパイ活動に利用することを狙っていたのです。わざわざ八尾恵さんは“夢見波”という「夢を見る波」という、まぁ何とも意味深な名前のスナックを経営していました。

 北朝鮮のこの活動、よど号犯人の奥さんの活動、そして失踪、というような面から、この神津島での失踪を見ていきたいと思っています。

 北朝鮮の貨物船が停泊していたことと、在日の人たちが船を実際に持っていることがあります。船があれば簡単に色んな工作活動ができちゃうっていうことです。物を運ぶ、麻薬を運ぶ、ニセドルを運ぶ、普通の物を運ぶ。そして人を運ぶことも実は日本のこの東京湾でさえそんなに難しいことではない、ということなんですね。そういうことがこの神津島については言えると思います。

*高野美幸さんのブログ
http://konaboration-ssq.seesaa.net/
*'05 6/25 古川了子さんを救う千葉集会in市原 真鍋貞樹さん(7)
http://aoinomama13.seesaa.net/article/4935551.html
*'06 3/5 TBS「報道特集」北朝鮮ニセ札疑惑(1)〜(3)
http://aoinomama13.seesaa.net/article/14414118.html

(2)に続く

*7/1 『兄を捜して−拉致事件は終わらない−』集会 真鍋貞樹さん(2)
http://aoinomama13.seesaa.net/article/22084466.html

2006年07月25日

7/1 『兄を捜して−拉致事件は終わらない−』集会レポート

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 あおいのママは7/1神奈川県横浜市磯子区の神奈川県塗装会館で行われた『兄を捜して−拉致事件は終わらない−』集会にボランティア参加をしました。特定失踪者「高野清文さん」の妹さんの美幸さんの主の講演で、地元の皆さんの約30人の方々がお集まりくださいました。また、マスコミ関係者の方々も参加されていました。(神奈川新聞・産経新聞他)

*明日『兄を捜して−拉致事件は終わらない−』集会があります
http://aoinomama13.seesaa.net/article/20062072.html

『兄を捜して−拉致事件は終わらない−』
(北朝鮮に拉致された可能性のある「特定失踪者」高野清文さんの妹が語る)

日 時:平成18年7月1日(土)
    午後1時30分開場・午後2時開始・午後4時終了予定
場 所:神奈川県塗装会館2階
    神奈川県横浜市磯子区中原1−2−31
(JR新杉田駅より徒歩10分・京浜急行屏風ヶ浦駅より徒歩11分・すかいらーく・藍屋並び)
お 話:高野美幸さん(「特定失踪者」高野清文さんの妹)
講 師:真鍋貞樹さん(特定失踪者問題調査会専務理事・東洋英和女学院大学講師)
   :川添友幸さん(高野清文SSQ会長代行・北朝鮮に拉致された日本人を救出する神奈川の会会長)
参加費:無料(カンパのご協力をお願いします)
主 催:高野清文SSQ(失踪の真相を究明する会)
後 援:北朝鮮に拉致された日本人を救う神奈川の会
問い合わせ先:090(9816)2187
又はsukukaikanagawa@hotmail.com

 集会開催の詳しい経緯については、この日司会をされた今井さんのお話を文字化しておりますのでどうぞご覧になってください。美幸さんが地元磯子区の松本純さん(衆議院議員)にメールをして、そして“まちかど政治瓦版”にお兄さんのことや4/16神奈川県民集会の告知を掲載してくださったことから、多くの皆さんのご好意により集会を開催していただくことになりました。一人の特定失踪者ご家族のためにこのような場を作っていただけるというのは本当にありがたいことで、奔走してくださった皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。

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 集会の模様はビデオカメラで撮影しましたので、できるだけ文字化をしてご紹介したいと思っております。美幸さんと特定失踪者問題調査会の真鍋さんのお話は長めのため、もう少し時間をください。なお、真鍋さんのお話の中にはオフレコの部分がかなりあり、文字化もチェックの必要があると思います。一部掲載できない可能性もありますがどうぞご了承ください。とてもいいお話だったので、できれば多くの方々に聞いていただきたいのですが・・・。

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 この日、美幸さんと同じ横浜市にお住まいの特定失踪者「大澤孝司さん」のご家族・茂樹さんもご参加で、少しお話されました。孝司さんは失踪時新潟県佐渡市にお住まいでしたが、学生時代にはお兄さんの茂樹さんの家に下宿されていたということで、横浜市とも縁があります。

*7/1 『兄を捜して−拉致事件は終わらない−』集会 司会者挨拶
http://aoinomama13.seesaa.net/article/21131927.html
*7/1 『兄を捜して−拉致事件は終わらない−』集会 川添友幸さん(救う会神奈川会長)
http://aoinomama13.seesaa.net/article/21088502.html
*7/1 『兄を捜して−拉致事件は終わらない−』集会 松本純さん(衆議院議員)
http://aoinomama13.seesaa.net/article/21190794.html
*7/1 『兄を捜して−拉致事件は終わらない−』集会 大澤茂樹さん
http://aoinomama13.seesaa.net/article/21221834.html
*7/1 『兄を捜して−拉致事件は終わらない−』 真鍋貞樹さん(1)〜(3)
http://aoinomama13.seesaa.net/article/21939636.html

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 あおいのママはいつものように受付で署名活動と高野さんのお母さん手作りのアクリルたわし、しおかぜグッズ販売のお手伝い、また、写真班?として活動させていただきました。署名は数人分の用紙にお願いをしましたが、皆さん快く応援してくださいました。(150筆いただきました)そして短波放送「しおかぜ」カンパも合計28,094円となりました。(集会前から地元の皆さんが集めてくださったカンパも含む)松本事務所ではこれからもカンパ箱を置いてくださるとのことです。

 美幸さんや真鍋さんのお話は普段よく聞いているつもりでしたが、今回じっくりと聞いてみてハッと気づくこともありました。改めてご家族の悲しみ・苦しみ・怒りを知り、切ない思いでいっぱいです。一日も早くお兄さんがお帰りになりますように、私はこれからもお手伝いをしていきたいと思っています。

 ご参加の地元磯子区の皆さん、松本事務所の皆さん、スタッフの皆さん、本当に長時間お疲れさまでした。

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*写真の幟は、会場入口に掲げられていた松本事務所所有の幟です。集会終了後に片付ける前に美幸さんに持ってもらい撮影しました。(普段どこにも見ない幟だったのでお願いしました)

*今回奔走してくださった皆さんから「またこのような場を設けたい」とのお話があり、感謝の気持ちでいっぱいです。どうぞよろしくお願い致します。

*主催者側のご好意でMさん手作りのブルーリボン幟の使用、ママ製ブルーリボン、秋田の子どもたちが中心となって作っている心のこもった折り鶴の配布をさせていただきました。本当にありがとうございました。

*7/1「兄を捜して」報告 高野美幸さんのブログより
http://konaboration-ssq.seesaa.net/article/20354776.html
*衆議院議員松本純さんのホームページ
(“北朝鮮拉致事件”のページに集会のことが掲載されています)
http://www.jun.or.jp/

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2006年07月22日

7/1 『兄を捜して−拉致事件は終わらない−』集会 大澤茂樹さん

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*7/1 『兄を捜して−拉致事件は終わらない−』集会レポート
http://aoinomama13.seesaa.net/article/21361471.html

*撮影したビデオカメラから文字化しました。

 皆さん、こんにちは。ただ今紹介にあずかりました私、高野清文さんと同じ特定失踪者「大澤孝司」の兄でございます。私どもは兄弟三人おりまして、一番上の兄は私の実家でもあります、新潟市の巻町という所に家業の跡を継いで在住しております。私は次男で今現在(横浜市)瀬谷区に在住しておりまして、神奈川救う会の皆さま方にご援助を受けましてですね、私も高野さんと一緒にこのように救出活動をやらしていただいております。

 簡単に私の弟の拉致の状況をご説明させていただきます。私の弟は昭和49年、1974年、今からちょうど33年前なんですけれども、新潟県の佐渡島で曽我ひとみさん母子が拉致された真野町の拉致現場から、距離にして7〜8キロしか離れていないんですね、あの天然記念物のトキの保護センターのある新穂村という所で、北朝鮮に拉致された疑いが濃厚となっております。

 失踪時の身分と致しましては27歳で、新潟県庁の出先機関であります佐渡の農地事務所に勤務する新潟県の職員でございました。佐渡島に赴任中の事件でありまして、また、曽我ひとみさん母子が拉致される約2年半前の事件でございました。

 事件当日は日曜日で、午前中は寄宿舎の仲間と卓球で汗をかいて、午後から一人で隣の金井町という所に遊びに行き、その帰りにですね、まぁ、寮に帰ってもたまたま日曜日で寄宿舎の食堂が休みということで、行きつけの飲食店に夕飯を食べてですね、その帰り知人宅に立ち寄って2〜3分立ち話をした後に拉致された疑いが濃厚となっております。その家を出てまもなく自動車が急発進するタイヤの軋む音をそこの友人宅のおかみさんと、もう一軒近所のおばさんが聞いたのを最後にその後の足どりがつかめておりません。

 翌日、その車が急発進した場所にハングル文字のマッチが一つ見つかっただけで、それ以外の証拠物は何一つ出ておりません。事件当時、佐渡の両津警察の方から大掛かりな捜索をしていただきましたが、弟を見つけ出すことも、また失踪する理由さえ知ることができませんでした。

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 その後ですね、母親は心労がもとで昭和63年に他界致しましたが、今現在96歳になる父親が実家におります。それでですね、弟は先月(6月)21日に満60歳になり還暦を迎えることができたんですけど、残りの余生を日本の自由な国に奪還して生活をさせてやりたく、私もこうして機会がある時に皆さま方にお訴えし、この拉致問題の解決に皆さま方のお力をお借りしたく、活動させていただいております。

 ですから今日本政府はですね、皆さま方の世論の後押しって言うんでしょうか、皆さま方のバックアップがないと何も動いてくれませんので、どうかこの問題が早く解決するためにもさらなるご支援ご協力をお願いしまして、簡単ではございますが、弟の紹介をさせていただきました。どうも今日はありがとうございました。今後ともよろしくお願い致します。(大拍手)

*大澤孝司さんと再会を果たす会
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/takashi-o/
*'05 3/13 TBS「報道特集」特定失踪者のご家族『時間がない』
http://aoinomama13.seesaa.net/article/3552129.html

7/1 『兄を捜して−拉致事件は終わらない−』集会 松本純さん(衆議院議員)

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*7/1 『兄を捜して−拉致事件は終わらない−』集会レポート
http://aoinomama13.seesaa.net/article/21361471.html

*撮影したビデオカメラから文字化しました。
(・・・は聞き取り不能です)

 皆さん、こんにちは。ただ今美女軍団の代表のご挨拶を聞かせていただきましたが、お話の通り私ども神奈川県から選出をされている議員、国・県・市・・わけでありますが、以前は・・一方的にその失踪者の立場を明確にすることができないまま何十年も放置されていた、というような経過がありまして、7〜8年前だったでしょうか、神奈川県の県会議員村上健司先生などが中心になりまして、神奈川県県会議員有志を中心として、この拉致問題について真剣に議論する。そして政治家としてこれまでこの問題に対してきちんとした答えを出せないでいたことに対して、心からお詫びを申し上げたいというようなそんなお話があって、立ち上がって活動が始まって現在に至るわけでございますが。

 また、国の方も私どもで色々と送金ができないようなしくみを作るだとか、あるいは船が万景峰号が勝手に出入りできないようにするだとか、経済制裁をどうするだとか、というような課題について取り組みをしてきました。しかし一方、あの国はわけのわからない国でありまして、弱い方たちがものすごい痛めつけられているというのがこれも事実でありまして、国際的な人道的な援助も行わなければならない、という大変難しい所であります。

 ところがまぁやっていることはもう独裁国家で「いつテポドンを撃つかわからないぞ!」というような脅かしを・・そういうような国でもありますので、彼らが今回の金英男(キム・ヨンナム)さんとお母さんと28年ぶりに会う、という劇的な場面をテレビで私たちは見ることができましたが、しかしあの中には相当な偽りの報道、また、北朝鮮当局から言わされてしまった、というような何か含まれているのではないか?という疑いがあるような、そんな言葉がたくさん流れていたと思います。

 このまま放置をするということではなくて、この横田めぐみさんのご両親が実は神奈川県の川崎だったですね、お住まいが。県内にお住まいでありますし、また高野さんも引き続き頑張っていらっしゃいますけれども、私たちと同じ磯子区にお住まいというようなこともありますし、様々な関わりを皆さんで少しずつ関わりを持つ中で、さらに深い興味を持っていただいて関心を持っていただいて、この問題を風化させることなく、これからも北朝鮮との戦いを続けていかなければならない。大変息の長い、しかし大変重要な活動でありまして、今日お呼びかけをさせていただいた仲間の皆さまにお預かりいただいたこと、大変心強く思っているところであります。

 どうぞ後ほど高野さんからもお話をいただけるようでありますけれども、その舞台の問題、中身について、さらに皆さんの理解を深めていただいて、あらゆる所で色んな場面でぜひ皆さんの力を貸していただいて、これからもこの運動をしっかりと実を結んで、お兄さんを捜すことができるような力を皆さんに与えていただきたい。そんな思いを伝えさせていただいてご挨拶に代えさせていただきたいと思います。皆さん、どうぞよろしくお願い致します。ありがとうございました。(大拍手)

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*写真は集会終了後、事務所にて撮影しました。

*衆議院議員松本純さんのホームページ
http://www.jun.or.jp/

2006年07月21日

7/1 『兄を捜して−拉致事件は終わらない−』集会 司会者挨拶

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*7/1 『兄を捜して−拉致事件は終わらない−』集会レポート
http://aoinomama13.seesaa.net/article/21361471.html

*撮影したビデオカメラから文字化しました。
(・・・は聞き取り不能です)

【司会者挨拶・今井さん】

 自己紹介をさせていただきます。私は汐見台に住んでおります今井と申します。こちらの○○さんは金沢区並木町に住んでいまして、二人で“○○○”と言いまして、松本純先生(衆議院議員)の応援団を結成しております。したがって、・・と言えば「美女軍団」と言いましょうか、(会場笑い)ちょっと年がいっちゃっているんですけど。ですけど長いこと松本純先生命として、色々と楽しい会を催したり、一緒にバスツアーなどをしたり、・・させていただいております。

 それであの、事の始まりはですね、この先生の活動報告と言いましょうか、“まちかど政治瓦版”というのを毎月出していらして、先生のいつも活動を私は楽しみに見せていただいているんですけど、そこに掲載されましたこの記事が発端となりました。

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“まちかど政治瓦版”NO.38より

「拉致事件」解決のため、さらなるお力添えを!
磯子区の高野さんの訴えをお伝えします

 「毎月、駅で“まちかど政治瓦版”を受け取っております」。磯子区在住の高野美幸さんから、こんな書き出しのメールをいただきました。以前、私が北朝鮮による拉致事件の早期解決を訴えるブルーリボンを瓦版とともに配っていたのもご覧になったそうです。

 美幸さんは、「北朝鮮によって拉致された疑いを否定できない」とされる特定失踪者、高野清文さんの妹さんです。

 清文さんは、電気通信大に在学中の昭和51年7月30日、学生寮の仲間17人で合宿のため訪れた伊豆七島の神津島で忽然と姿を消しました。当時19歳。それから今年で30年、家族の清文さん探しは続いていますが、これまで何の手がかりも得られていないのだそうです。

 日本政府は、北朝鮮によって拉致された被害者として16人を認定しています。しかし、清文さんのような特定失踪者は、全国で約450人にものぼっているのです。

 拉致事件解決のための神奈川県民集会が近く開かれます。美幸さんは、そのことを多くの人に知らせていただけないでしょうか?という思いでメールを寄せられたのです。

 「拉致問題は国民のみなさんの大きな支えがなければ、ここまでこなかったと思います。そして今、さらなるお力添えが必要なときにきています」と、美幸さんは訴えています。

 それで「磯子区にこういう方がいらっしゃる」というのはもうビックリ致しまして、そこで告知されている「拉致問題を考える神奈川の会というのに行ってみよう」ということになりました。

 私はいつも汐見台で仲良くしている“汐見台ニュース”の編集長という、今ここに来ている石井さんという方がいらして、この“汐見台ニュース”というのは汐見台の中で5000部くらい発行しておりまして、もう40年近い歴史があります。汐見台の色んな人たちが内外のニュースを採り上げていますミニコミ誌なんですけど、その編集長の石井さんと「とにかくこの会に行ってみよう」ということになりまして、参加させていただきました。

 それで当日は大雨でして、すごい天気にもかかわらず大勢の方がいらしていたことにまず感激致しました。もちろん(松本)純先生もいらして、多くの議員さんが「超党派で応援しよう」という態勢でありました。

 そこで横田ご夫妻の生の声を聞かせていただいて、早紀江さんのもうお上品で冷静な、荒い口調でありながら、めぐみちゃんとの当時の話になると涙を流される。もう何百回も話していらっしゃるでしょうに、涙を流されるその話に大変感動致しました。そしてその時に高野さんも壇上で「磯子区に住んでいます」って「お兄さんを捜しています」とお話をなさったんですね。

*4/16 神奈川県民集会 横田早紀江さん(1)〜(2)
http://aoinomama13.seesaa.net/article/19879990.html

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 その感動をそのまま持ち帰りまして、“汐見台ニュース”の石井さんと「この磯子区だから、この話を汐見台ニュースに載せたいね」ということになりました。で、あの、こういうかたちで“汐見台ニュース”で「横田さんご夫妻のお話を聞きました」というニュースで載せてもらったんですね。その中に「磯子区在住の高野さんという方もいらっしゃいます」ということを改めて採り上げてくださったわけですね。

 そして地元ということなので、「じゃあ高野さんにインタビューをさせていただこう」「“汐見台ニュース”に載せさせてもらおう」ということで、取材を申し込みまして、そして取材の運びとなりました。この仲介をしてくださったのが松本事務所の原さんでして、本当にこの日のために一生懸命・・の労をしてくださったんですね。そしてインタビューも先生の事務所をお借りしまして、本当に長いこと高野さんのお話をじっくりとお聞きすることができました。そしてその“汐見台ニュース”の記事がお手元にございますので、どうぞ皆さんご覧になってください。

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 そしてそのお話を聞いた私たちは「何とかこのお話を多くの方に聞いていただきたい」と、私たちは本当にその辺にいるおばちゃんですから、何も力もありません。お金もありません。でも「このことを一人でも多くの方にお話をする機会があればなぁ」と「お話はできるかな」というふうに考えて、まず私たちの“○○○クラブ”という6、70名の美女軍団おばちゃんたちの誇りをかけて「このお話を聞いてもらおう」と企画を立てました。そうしましたら、この松本先生に大いなるご支援をいただきまして、こんなに大きな会場を無料で提供してくださいまして、このような大きな催しにしていただく運びとなりました。

 本当にあの、高野さんの「お兄ちゃんを捜したい」というエネルギーはすさまじいものがあります。そして健気(けなげ)なんですね。ご両親に会わせたいという活動に・・・の方々の活動に非常に感動しました。本日は大変忙しいのに松本純先生に来ていただきましたので、まず松本先生より一言お願い致します。(大拍手)

*衆議院議員松本純さんのホームページ
http://www.jun.or.jp/

2006年07月20日

7/1 『兄を捜して−拉致事件は終わらない−』集会 川添友幸さん(救う会神奈川会長)

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*明日『兄を捜して−拉致事件は終わらない−』集会があります
http://aoinomama13.seesaa.net/article/20062072.html
*7/1 『兄を捜して−拉致事件は終わらない−』集会レポート
http://aoinomama13.seesaa.net/article/21361471.html

*撮影したビデオカメラから文字化しました。

 本日はこのような場にご紹介いただきましてありがとうございます。私は救う会神奈川の会長と、高野さんの支援する会の会長代行をやっております川添です。

 私たち救う会は、政府が認定しています11件16人の、横田めぐみさんをはじめとする方の拉致被害者の支援をずっと行っております。それとですね、私たち神奈川の会として高野さんをはじめとする特定失踪者、神奈川県内の高野さん以外の特定失踪者を含めて、現在支援活動を続けております。

 それで私たちの方も今ですね、お手元に資料があると思うんですが、来週に藤沢の方で講演会を予定しておりまして、今日こちらにお越しいただいています真鍋さんとですね、あるいはテレビでよく出ていらっしゃいます増元さん、そしてもちろん高野さんの方にも少しお話をしていただきながら講演会を行おうと思っております。

 拉致問題はですね、まぁ5人(及びその家族)は帰って来ました。しかし、まだまだ向こうにいる方を救出しなければなりませんし、まぁ過去ご覧の通り、韓国の金英男(キム・ヨンナム)さんの家族をああいうふうに取り込むような方法で、北がこの問題の終結を迫ってきております。

 それに対してですね、日本政府として経済制裁の発動だとか、あるいは国際社会の連帯の中でこの問題を解決していくように頑張っていただきたいと思いますので、我々もこの地元から、神奈川の力で、この問題を解決していく活動をしておりますので、どうぞよろしくお願い致します。

 それから来年1月に横浜の方で集会を行おうかと思っております。また皆さまのご協力をできればと思いますのでよろしくお願い致します。今日はありがとうございました。(大拍手)

*救う会神奈川ホームページ
http://www.geocities.jp/sukuukai/

2006年06月30日

明日『兄を捜して−拉致事件は終わらない−』集会があります

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*美幸さん手作りのカンバッチです。

 明日(7/1)神奈川県横浜市磯子区にて特定失踪者「高野清文さん」の妹さんの美幸さんの講演があります。お近くにお住まいの方、お時間のある方がいらっしゃいましたら、ぜひよろしくお願い致します。

『兄を捜して−拉致事件は終わらない−』
(北朝鮮に拉致された可能性のある「特定失踪者」高野清文さんの妹が語る)

日 時:平成18年7月1日(土)
    午後1時30分開場・午後2時開始・午後4時終了予定
場 所:神奈川県塗装会館2階
    神奈川県横浜市磯子区中原1−2−31
(JR新杉田駅より徒歩10分・京浜急行屏風ヶ浦駅より徒歩11分・すかいらーく・藍屋並び)
地 図:後日掲載

お 話:高野美幸さん(「特定失踪者」高野清文さんの妹)
講 師:真鍋貞樹さん(特定失踪者問題調査会専務理事・東洋英和女学院大学講師)
   :川添友幸さん(高野清文SSQ会長代行・北朝鮮に拉致された日本人を救出する神奈川の会会長)
参加費:無料(カンパのご協力をお願いします)
主 催:高野清文SSQ(失踪の真相を究明する会)
後 援:北朝鮮に拉致された日本人を救う神奈川の会
問い合わせ先:090(9816)2187
又はsukukaikanagawa@hotmail.com

詳しくはこちらをご覧になってください。↓↓↓
http://konaboration-ssq.seesaa.net/article/19262411.html

 高野美幸さんとは2004年4月の大宮講演会(日本再生フォーラムさん主催)で知り合いました。お兄さんの清文さんが伊豆七島の神津島で失踪したことを聞いて、私が伊豆出身ということから声をかけました。それ以来の付き合いです。年齢も近いし気も合うし、今ではお互い家族のような存在です。

 彼女は調査会の役員?と思えるほど一生懸命に活動しています。お仕事をしながらお兄さんのことを調べたり、他の特定失踪者ご家族の相談などをよくしています。本当にいつも明るく、「両親に無理はさせたくない」と気丈に頑張っていますが、時々涙しているのを見るとやはり胸が詰まります。

 私たちもできることで、これからも彼女たち、苦しい立場のご家族の皆さんの支えになりたいと思っています。

*KONAboration―SSQ(美幸さんのブログ)
http://konaboration-ssq.seesaa.net/