2006年09月24日

5/28 第8回茨城県民集会in水戸 横田早紀江さん

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*5/28 水戸と日比谷 簡単なご報告
http://aoinomama13.seesaa.net/article/18586748.html

*撮影したビデオカメラから文字化しました。
(・・・は聞き取り不能です)

 皆さま、こんにちは。今日は本当にたくさんの方がお集まりくださいましてありがとうございます。私たちはもう10年も前になりますが、安明進さんから「めぐみが北朝鮮で生きている」ということを初めて知らされて、本当に20年間何にもわかならなかった子どもの消息が、突然「北朝鮮という国にいる」ということがわかったんです。

 それから本当に「ああ、よく生きていたなぁ」「これで2〜3年の内に会える」と思っていたことがこんなに長くかかって、そして全国の皆さま方のたくさんの署名をいただきまして、初めのうちは誰もチラシすら受け取ってくださらなくて、その当時は「本当ですか?」・・でしたけども、その方々からも今はもう500万名以上の署名を官邸に提出することができました。

 そして皆さんの温かい浄財を家族会の活動のために全国津々浦々から、一人一人が心を込めて「頑張ってください」と協議会の方に振り込んでいただきましたおかげで、今回のような訪米・訪韓、そして以前に行きましたジュネーブの国連への要請とか、そして前にも二度、・・に行きましたけど、そのような大変な費用、宿泊代を、私たち普通の庶民ですからとってもそんなことができるわけがないんですが、本当に皆さま方の温かいお心の中で支えられて今日までくることができました。本当に心から感謝致します。(拍手)

 普通の主婦でしかない、このような人前でお話するのがとても苦手な者が、こんな大変な人生を歩むことになったことすら不思議なんですが、この度訪米をしまして、その中で米国の議会の方での公聴会の証言ということで、家族からということで、初めてそのような証言をさせていただく機会を与えていただきました。

 本当にもうどんな事になるのか?と思っておりましたけど、西岡先生とか島田先生とか、先ほどの荒木先生とか、本当にたくさんの方がこの10年間以上・以後、こんなに心を砕いて一つ一つ小さく計画を立ててくださり、知恵を働かせてくださり、私たちにできないような事をこうして実現させてくださったことを本当にありがたく思っております。

 そして公聴会に行く前の日は“国防総省”という所にまいりまして、そちらの方で皆さまよくご存知のラムズフェルド長官がちょうどイラクにいらして、そこからすぐには帰れないということがわかりました時に、イングランド副長官という方がサッと来てくださって、そしてローレンス副次官とか、それからよくテレビに出演されている六者会議に出ていらっしゃるヒル国務次官補とか、そういう有名な方が来てくださいました。

 そして私たちの話を一人一人一生懸命に聞いてくださいまして、いつもアメリカでは感じますが、その時だけとは思えないほど一人一人の気持ちが「遠い所をも訴えに来たんだ」と本当にしっかりと受け止めてくださって、「本当にこれはもう大変な問題だ!」「許せない!!」と「絶対にアメリカはこの拉致問題を忘れることはありません。必ずどんなところでも拉致問題をきちっと表に出して忘れませんよ!!」という強い言葉をいただきまして、本当にありがたく思いました。

 そしていよいよ27日の公聴会の時間がきまして、本当にドキドキしていましたけれども、それも非常に長い文章を書いていましたので、全部言いたいと思って。「一人5分しかないのでそんなには無理ですよ」ということで、先生方が徹夜で直してくださったり、通訳もスーザンさんという方がしてくださって、そして何か掛け合いをしながら何度か練習を致しました。

 スーザンさんは前の時の訪米の際にも通訳をしてくださった方で、私の心を強くよく存じてくださって、ただ通訳するだけではなくて、「めぐみが船に乗せられて、『お母さん助けて!お母さん助けて!!』と言いながら壁をかきむしって、爪がはがれそうになって血だらけでした」というお話をした時に、本当に女性でいらっしゃいますから私の気持ちと同じように「ヘルプマザー!マザー!!」って、本当に上手に感動的に話してくださったということで、とても良かったと思っています。

 そして委員長であったスミスさんとか、私が持って行ったブルーリボンをすぐにつけて壇上に座ってくださって、真剣にこうやって考えてくださり、「キム・へギョンちゃんと、子どもと会うことはできないんですか?」っていうことで、「会う気持ちがありますか」という質問をなさいました。

 私たちは本当に今すぐにでもこの国から出してあげたいと思っていますけれども、そのような事に色んな事を仕掛けてくる国が北朝鮮である、ということをよくわかっていますから、めぐみを含めて多くの方が「もう死亡したんですよ」ということで、今言っている通りのことになってしまってはもう拉致問題、本当にこれで終わりになる、ということも考えた時に、これは非常に恐ろしい決断だと思いますから、私たちは絶対にめぐみがどんな状態でいるのかとはっきりと証明されるまでは、絶対にへギョンちゃんに会うことはしないということで、一生懸命堪えて過ごしてまいりました。

*横田早紀江さんの証言
 救う会全国協議会ニュース(2006.04.27)より

http://www.sukuukai.jp/houkoku/log/200604/20060427.htm

 そして(4月)28日、いよいよ公聴会の時にそれが終わりまして、夕方にホテルに帰ってきますと、「明日ブッシュさんにお会いできるようです」と連絡が入りました。もしかしたら会えるかなぁ?と思っていたんですが、「本当にそんなことがあるんですか?」と「本当ですよ」ということで、そして拓也という息子がおりますが、一緒に行ってくれましたけども、「その子とお母さんと二人がブッシュさんに会えます」ということでした。

 そして前に中国で亡命された方で、ハンミちゃんというかわいい女の子と親御さんがこう引きずりまわされて門を出されたことを(報道等で)覚えていらっしゃると思いますが、ご一家一緒に三人、それからちょっと名前忘れちゃったんですけど、北朝鮮向けの放送をやってらっしゃる方がいらして(金聖民氏・自由北朝鮮放送代表)、そこでブッシュさんにお話することができました。

 そして「本当にお忙しい時間を取っていただいて、私たちのためにお会いしていただいてありがとうございます」とまず握手をしましたら、ブッシュさんが「私は人権という問題と自由と命という問題に関しては、忙しくて会えないというようなそんな事はない」とはっきりと「私はどんなことがあっても時間も作ってあげます」という表現で、すぐ即座に話をしてくださいました。

 その時は本当に、前に小泉さんにお会いした時、皆さんたくさんの所からお歳を召した方々がわざわざ面会に首相官邸に会いにきてくださった時も、「11時50分から12時までです」っていうことで、「こんなに短い時間で何が話せるのかしら。どうして時間をこんなに短くされたんだろう?」とみんな不思議がっていたんですが、そういうところが思い出されたんです。そして本当にそういうことは「心があればどんなことでも聞いてあげましょう」「私たちの国の問題なんだ」と、特にそういう思いが募るのが私は本当だと思いました。

 そして座って私は申しました。「本当に悪というものがあって、どうにもならない悪というものがあって、その悪と戦うのがもう大変で、ものすごい忍耐と苦しみと悲しさと絶望がつきまといますけれども、私たちはたくさんの苦しむ人たちを、娘を含めて全部、どうしても取り戻したいとこうやって頑張ってきました。だからどうかこれからも力を貸してください」と申しました。

 「その通りだ」と言うことで、そしてはっきりとみんなの前で北朝鮮に向かってメッセージを出されまして、そうしたら「北朝鮮の国に言いたいのは、本当にこのお母さんは何にも欲しがらない。ただ娘をもとに戻して抱きしめたいだけなんだ!この親子は抱きしめさせるべきなんだ!!」ということをはっきりとそのような口調でおっしゃってくださいましたし、そして「北朝鮮が世界から尊敬される国になりたいのならば、本当に拉致問題をしっかり解決するべきだし、このような事を犯罪として指導しているという事は許せない!!」という事をはっきりとみんなの前でおっしゃってくださいました。

 そして皆さんもご覧になっていると思いますが、拓也がめぐみの白いブラウスを着た悲しい写真が北朝鮮から出されて来たものを、ちょっとこのくらいの大きさにして、4人で写した家族で楽しそうに歩いている写真の2枚を持って行って、ブッシュさんのお部屋まで持って来まして、「これが北朝鮮から出された写真です。姉はこんなに悲しい顔を(日本では)したことがないんです!!」と言って息子が写真を出しましたら、ブッシュさんは(息子と)よく似ていたからでしょうか、「うーん・・・」と言ってすぐわかってくださって、すぐそれを受け取られて、「この子は今、体としてはこの部屋にはいないけれども、この子の心を私たちと一緒にここに置きましょう」とそういう言葉で言ってくださって、その写真を自分の所のテーブルに置いてくださいました。

 そしてさっきの女の子が泣き叫んでいる写真も持って来ていらっしゃったので「それも貸しなさい」ということで、「一緒にここでみんな並んでいましょう。みんなで写してもらいましょう」ということで、絶えずそういった対応を示してくださったことは、本当に私たちにとってはうれしくて涙が出ました。

*横田早紀江さんらとの面会でブッシュ大統領が声明
 救う会全国協議会ニュース(2006.05.02)より

http://www.sukuukai.jp/houkoku/log/200605/20060502.htm

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 どうして日本の国民が、こんなにたくさんの人たちが闇の中にかき消されたまま、親からも離され、親族・兄弟からも離され、何故自分がここへ来たかもわからない、しかも袋に入れられて、船底へ詰められて、何十時間もあの日本海の海を漂わせながら、そして30年間も監禁されたような状態で、何か一言でも反発すれば銃殺されるかもしれない、何か言えばそれこそ強制収容所へ送られてしまうかもしれない、獣のような生活をしなければならないかもしれない、絶対に苦しくっても・・・今、増元るみ子さんも有本恵子さんも田口八重子さんも市川修一さんも、みんな死亡と言われた人たちは「ああ、曽我さんも帰っちゃった。蓮池さんも何で帰れたんだろう?私たちは何で帰れなかったんだろう?」ってどんな思いであの飛行機を見ていたんだろうと思います。

 悔しかったと思います。「どうして?」って思って、毎日毎日「明日は必ず来てくれる」ってその事だけを願って、皆さんが助けを待っていると思っているんです。日本の国家がするべき事です。家族がこんなに何十年も動き回る事はないはずなんです。誰がなってもそんな事はいけないんです。国家が「私がこの国を背負っていきますから私を当選させてください」と言った方がしっかりとそれをやらなければならないんです!!(大拍手)・・国に守ってくださいとなられたんです。その方々が一体何をやっているのでしょうか?

 毎日毎日、色んな本当に考えられないようなお金も汚職とか色んな事のために、どうしてこんなに立派な人たちがこんな事ばっかりして「お許しください」って頭を下げなければならないのだろうか?と本当に悲しくなります。

 大切な事は、本当に真心が清くなければ絶対に出来ないんです。何にもいらないから大事な命、一生懸命生かされた命を自分で守って国家が守って清い人たちを育てていく、そうしたところに本当にすばらしい国が温かい国が出来ると私は思っています。(大拍手)

 ・・・「神様は本当に大事なお仕事を最終的な年齢になってさせてくださっているな」っていうことを感謝しています。どうかこれからもよろしくお願い致します。(大拍手)

*'06 9/14 NHK「クローズアップ現代」倒れても娘を取り戻すまで
http://aoinomama13.seesaa.net/article/23773562.html
*'06 4/16 神奈川県民集会 横田早紀江さん
http://aoinomama13.seesaa.net/article/19879990.html
*'04 4/10 流山講演会 横田早紀江さん
http://aoinomama13.seesaa.net/article/15390181.html
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2006年06月08日

5/28 第8回茨城県民集会in水戸 荒木和博さん(3)最終です

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*5/28 水戸と日比谷 簡単なご報告
http://aoinomama13.seesaa.net/article/18586748.html
*5/28 第8回茨城県民集会in水戸 荒木和博さん(1)
http://aoinomama13.seesaa.net/article/18914851.html
*5/28 第8回茨城県民集会in水戸 荒木和博さん(2)
http://aoinomama13.seesaa.net/article/18949483.html

【特定失踪者問題調査会代表 荒木和博さん】

*撮影したビデオカメラから文字化しました。
(・・・は聞き取り不能です)

続き

 そうでなければどうなるか。これから先、もし例えば経済制裁を行えば、北朝鮮はミサイルの脅しだとか、特殊部隊を送り込んでテロをやるだとか、そんなことをおそらく言い始める可能性はあります。そうすれば日本の国内は混乱してしまうだろうと。

 その時にもし横田めぐみさんやご両親、あるいは増元るみ子さんや照明さんがかわいそうだからやっているんだ、ということであれば、たしかに拉致被害者の皆さんもかわいそうかもしれない、ご家族もかわいそうかもしれないけども、しかしそれを助けるためにまた別の被害者が出たら困るじゃないの?ということになってしまいます。そうじゃないんです。その時に相手の脅かしに屈したならば、また次の被害者が出るんです。

 ですから、我々は断固として北朝鮮に立ち向かっていく。そして拉致被害者をすべて取り返し、なおかつあの体制を倒すことによって、北朝鮮に住んでいる2千万国民も平和な人権の守られた暮らしができるようにしていかなればならない、ということでございます。(拍手)

 我々はこれまである意味で言うと政府に頼りすぎていました。何となく「政府がちゃんとやってくれるんだろう」というふうに思っていたかもしれません。しかし、必ずしもそうではなかった。多くの拉致被害者がいたことをわかっていながら、長い間見捨ててきたんです。その責任はやがて絶対に負わなければいけない。

 しかし、その一方で我々は絶対に忘れてはいけないのはこの国の力です。私自身はこの拉致の救出運動をやっている中で「日本という国が決して捨てたもんではない」ということを本当に実感しております。その一つの証拠が、今日この会館の中を埋め尽くされた皆さんでございます。皆さんのお時間を使って、貴重な時間を使って、あるいは交通費を使って、ここに来て話を聞いていただける方々がおられる。そしてその力がこれまで政府を動かし、とりあえず5人とその家族を取り返すことができた、ということでございます。

 私のアメリカの共和党系の友人が言っておりました。「日本という国はすごい」と。「アメリカだったらあんなふうにして取り戻すことはできないだろう」と言っていました。普通考えると、アメリカであれば軍艦でも出して取り返して来る、というふうに思われるかもしれませんけれども、アメリカという国も結構いい加減な国でありまして、結構自国民を見捨てるんです。「日本はそうではない。それを取り戻したんだからたいしたもんだ」と、最初はにわかに信じられませんでしたけれども、必ずしもそれがお世辞だけではなかったようであります。

 色んな評価がございます。歴史的に色んな評価がありますけれども、しかしこの国は世界で唯一世界中の大国とケンカをした国です。あの戦争、日清・日露、そして第二次世界大戦、世界中の大きな国とことごとく戦争をしてきた国でありまして、それができたというのは、それをやったというのは、今のアメリカにもないわけであります。「よかったかどうか?」については様々な、もちろん考え方があるでしょう。「とんでもないことをやった」という考え方もあるかもしれません。

 しかし、それができた我が国が、何でまったく罪もなく北朝鮮に連れ去られている我が国民を取り返すことができないのだろうか!!(拍手)しかも(北朝鮮は)人口・・面積3分の1、経済力とか国際的信用などはまさに日本とまったく比べものにならない、「100万人以上の軍隊がいる」と言ったって、その軍隊のほとんどが動かない軍隊を持っている、それくらいの国に対して我々が何で手をこまねいている必要があるのだろうか!!ということでございます。

 我々は絶対に拉致被害者を取り返すことができます。それは私自身があの4年前の10月15日に羽田空港を降り立った蓮池さんたちを見た時に感じたことでもございます。あれは、私自身は「世論を動かして政府を動かせば拉致被害者を取り返せる」と思ってやってきたわけですけれども、しかしその私でも、あの羽田空港に降り立った特別機のタラップから5人が降りて来るのを下で見ていて、「何だやればできるじゃないか!!」と感じた次第でございます。

 ですからできるんです、これは。我々にはその力があります。その力を使って、我々は日本人の拉致被害者、そして韓国人を始めとする韓国の拉致被害者も取り返し、北朝鮮の人々がまた平和に暮らせるようにして、それがアジアの中心的な国家としての日本の役割であり、そしてこれは日本しか絶対にできないことである、というふうに思っている次第でございます。

 私たちは今、最初に申しました“しおかぜ”という短波放送を北朝鮮に流しております。現在妨害電波が発信されておりますけれども、今、妨害電波対策を検討しておりまして、今週中にこれを確定をして、そしてできるだけ早いうちにこれを実現し、北朝鮮に対して拉致被害者の方々に「何とか頑張ってください」「助けに行きます」というメッセージを流し、そしてさらに「北朝鮮から何とかして情報を出してください」というメッセージを流し続けます。

 また、北朝鮮の人々に対して「拉致被害者救出のために協力をしてください」「我々も北朝鮮の人々が幸せに暮らせるような国になるように一生懸命頑張ります」ということを伝えてまいる所存でございます。

 どうか皆さん、やれることをすべてやっていく、もう泣き言を言っていても仕方がありません。前に進めることしかないわけでございまして、どうか今後ともご協力をお願い致しまして、私の話を終わらせていただきます。ありがとうございました。(大拍手)

*しおかぜ通信
http://www.senryaku-jouhou.jp/shiotsuu.html
*荒木和博さんのBLOG
http://araki.way-nifty.com/araki/2005/11/post_350f.html

終わり

*皆さん、最後まで読んでくださってありがとうございました。(*^^*)/~~
posted by あおいのママ at 11:12| 千葉 | Comment(0) | TrackBack(0) | '06 5/28 第8回茨城県民集会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月07日

5/28 第8回茨城県民集会in水戸 荒木和博さん(2)

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*5/28 水戸と日比谷 簡単なご報告
http://aoinomama13.seesaa.net/article/18586748.html
*5/28 第8回茨城県民集会in水戸 荒木和博さん(1)
http://aoinomama13.seesaa.net/article/18914851.html

【特定失踪者問題調査会代表 荒木和博さん】

*撮影したビデオカメラから文字化しました。
(・・・は聞き取り不能です)

続き

 今、日本政府がやっているやり方というのは、基本的には警察が捜査をして、そして「これは拉致に間違いない」という証拠のあるものについて認定をしよう、ということを内閣に打診して、そして内閣が拉致認定をして、そしてそれについて北朝鮮側に外務省が交渉で出して、北朝鮮が「わかりました」と言えば帰って来る、というやり方でございます。

 このやり方だけを続けていけば、これから先誰一人として拉致被害者は帰ることなく、北朝鮮の地で死んでいかなければなりません。そういうことは絶対に許しておくことはできないわけでございます。

 警察は一生懸命やっておりますけれども、しかし証拠がなければということになってしまうと、大部分の事件が証拠はないんです。今から20年〜30年前の事件を見直したところでそれがですね、明らかになるということは、まずよっぽど幸運なケースでもなければない。

 逆に言えば横田めぐみさんの事件にしたって、私どもが何人かの筋から聞いているところでは、あの昭和52年11月15日に失踪してからまもなく、日本政府のかなり上の方は「これが“北朝鮮による拉致であった”ということに気づいていた」という話もございます。おそらく私もそれに間違いはないだろうと思います。

 それを20年間放っておいたのは何なんだ!!ということでありまして、この問題を解決していくためには、今のやり方そのままでは絶対にできません。

 たった今、何をしなければいけないのかと。一つは北朝鮮に対する徹底した圧力でございます。これは救う会の皆さんも、そして家族会の皆さんも訴えている経済制裁を始めとする各種の制裁によって、北朝鮮側にもう逃げ場がないような圧力をかけていかなければなりません。(拍手)

 そしてこれはですね、経済制裁なんていうのは生易しい話でございまして、本当だったら軍事制裁したっておかしくないことでございます。(拍手)経済制裁ぐらいで済まそうとするんですから、金正日はですね、こちらにですね、本当にお礼をしなければいけないくらいのことでございまして、本来はそのような姿勢を見せるのが当たり前の話でございます。

 ともかくその圧力をかけて交渉をする。そして拉致の認定の仕方は今までの認定の仕方ではなくて、「北朝鮮の中に一体誰がいるのか?」という情報をしっかりと探してきてですね、そして「どこに今誰がいて、どういう状況にいるのか?」、可能であれば北朝鮮の中にスパイを送り込んでですね、その人と接触をする、という努力をしてくる必要があります。そこで一人でも二人でも救い出すことができれば、その先につながってまいります。

 そういうことをしていかなければいけない。これは決してですね、夢物語でも何でもない。その気になれば十分できることでありますし、私たちも民間団体ということで、極めて力は弱いですけども、その窓口くらいはしているところであります。

 それで「誰がどこにいるのか?」という情況をはっきりさせる。そして一方では圧力をかけていく。同時にやっていかなければいけないのは、その国際的な連帯などを通じて、北朝鮮の金正日の体制をやはり倒していくしか方法はないということであります。

 拉致被害者の方の中には、今の認定者の中でも、身寄りのない人を狙った拉致というのが何件もございます。おそらくこれが成功していれば、今でもその人が「北朝鮮にいる」ということを日本人が誰も知らない、というケースが間違いなくあると思うわけでございまして、そういう人を捜すためには、話し合いで「この人がいるでしょう?」ということでは絶対にできないんです。こちらから(北朝鮮に)入って行って、自由に捜せるような状況を作らなければいけない。

 それはどうするかというと、北朝鮮のあの体制をですね、倒してしまうしか方法はございません。そのための圧力をやはりかけていく。そして必要ならば謀略でも何でもやるということをやっていただかなければ事態は前に進みません。(拍手)

 そしてさらにそういう方向になった時に次にどうするか。拉致をされた方々が危険な状況になるのは北朝鮮の体制が倒れ始めた時です。これはかつて朝鮮戦争の時に韓国にやって来て、そして退却する時の北朝鮮の軍隊は韓国人を多数虐殺し、あるいは拉致をしております。混乱した状態でそういうことになるという状態が起きないという保障はない。

 その時は助けに行くしかないわけでございまして、助けに行くのは誰が行くのかというと、八百屋さんや魚屋さんが行ってもしょうがないんです。自衛隊が行くしかありません。我々はそのために年間何兆円ものお金を出して国防費というものを持っているわけでございまして、拉致をされた人たちを救出する時にそういうものが使えないんであれば、それこそ税金の思いやり?の何ものでもありません。

 また、・・では、その自衛隊を使って連絡の取れる人について、「多少の危険を冒しても脱出をしたい」という方と確認が取れれば、その人を例えば東海岸にでも何とか連れ出して、そこから救出をするという作戦も可能であろう、というふうに思っております。こういうことを具体的にやっていかなければ問題は解決しません。

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 この中におられる方には「何とか話し合いで」というふうに思っている方もおられるかもしれませんが、話し合いで解決する相手であればそもそも拉致などするはずがない。そういうものでは解決できない相手であるからこそ、我々はこうやって戦っているのであります。

 もし、拉致された方々が帰って来られない、今この時にでもあるいは北朝鮮の地で亡くなっている方がいるかもしれない、それを後で自分は一生懸命やりました、しかし外務省が悪かったんです、政府が悪かったんです、ということで責任が問われないだろう、そんなことはございません。我々1億2千万、この地に今暮らしている日本国民すべての責任としてそれを取り返さなければいけないんです!!(拍手)

 そしてまた、北朝鮮という国は「拉致をやめた」ということは言ってはおりません。これから先も必要になれば北朝鮮は拉致をすることはあると思います。その時にその対象になるのは誰か?ここにおられる皆さんかもしれないし、皆さんのお子さんや友人の方かもしれません。政府認定の16人の中でも、北朝鮮と直接の関係があった方というのはいないんです。騙されたにしても何にしても、本人がまったくわからないうちにやられていて、気がついたら北朝鮮に送られていた、という方ばかりです。

 ですから拉致をされた方は、まったくご自分自身が気がつかないうちにターゲットにされて、そして連れて行かれた、ということでございまして、これから先そういうことを防ぐためにはどうするかと。

 日本の海岸というのはアメリカの半分くらいあるんだそうです。ものすごい長い海岸線で、入り組んだ海岸線で、しかも島が多い。こんな所をいくらやっても水際で工作員が入って来るということを防ぐということは絶対にできません。専守防衛などという、まやかしの言葉で国民を守るなんてことは絶対にできるはずがない!!

 「拉致をされた人間はどんな手段を使っても取り返す」「拉致をした国にはそれ相応のペナルティを負わせる」ということがなければ、我々は今ここに生きている1億2千5百万の国民を守ることはできないんです!!

 ですからこの拉致問題、横田めぐみさんや増元るみ子さんを始めとする拉致被害者を救出する活動というのが、これがそのまままさに「私たち自身を守る」ことだということです。(拍手)

(3)に続く 次回最終です

*5/28 第8回茨城県民集会in水戸 荒木和博さん(3)
http://aoinomama13.seesaa.net/article/18989625.html
posted by あおいのママ at 11:49| 千葉 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | '06 5/28 第8回茨城県民集会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月06日

5/28 第8回茨城県民集会in水戸 荒木和博さん(1)

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*5/28 水戸と日比谷 簡単なご報告
http://aoinomama13.seesaa.net/article/18586748.html

【特定失踪者問題調査会代表 荒木和博さん】

*撮影したビデオカメラから文字化しました。
(・・・は聞き取り不能です)

 ご紹介いただきました、荒木でございます。本日はこんなにたくさんの皆さま、県内各地からお出でいただきまして誠にありがとうございます。また、この会を催すにあたりまして、今日は救う会の新潟やあるいは宮城の皆さん、そして全国の各地の救う会の皆さんがここに集まりまして、そしてこの会を実現するために色々とご苦労してくださっておられます。この場をお借り致しまして、お礼を申し上げる次第でございます。

 今日私がお話致しますのは「一体どういうふうにして取り返すのか?」ということにつきましてそのお話を、まさに集会のテーマでございますが、今司会の三輪さんの方からは一言言っていただきましたけれども、“特定失踪者問題”というのは、つまり「拉致の可能性のある失踪者」ということでございます。

 例をとりますと、まぁあまりいい話ではございませんが、この間秋田で小学生の男の子が殺害をされるという事件がありました。そしてあの事件が起きたことによって、そのちょっと前に亡くなっていたすぐ近所の女の子が「ひょっとしたらその子もそうだったんではないか?」という疑いを今かけられているところでございまして、結局今のところまだわかっておりません。(5/28時点)あの状態がまさに特定失踪者という状態でございまして、「拉致の可能性は近しい、だけど断定はできない」ということでございます。

 ただ間違いなく言えることは、あの秋田の事件でのお子さん二人共亡くなっていることと同じように、特定失踪者の皆さんは、やはり政府が認定している拉致被害者の方々と同じように、ご家族の前から突然姿を消して、そしてその後消息がまったく知れない、という意味では同じだということでございます。そういう問題だと思ってまずご理解をいただきたいと思います。

*特定失踪者問題調査会
http://chosa-kai.jp/

 今日これからお話致します前に、ご紹介のありました北朝鮮の元工作員の安明進さんがこの会のために駆けつけてくださっております。それで、安さんも後ほど日比谷の集会の方に向われますけれども、最初に安さんの方から一言皆さんにごあいさつをしていただきたいと思います。(大拍手)

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(こちらに文字化テキストにしております。↓↓↓)
*5/28 第8回茨城県民集会in水戸 安明進さん
http://aoinomama13.seesaa.net/article/18692027.html

 今、安明進さんにお話をしていただきましたけれども、彼は本当に命を懸けて日本人の救出のため、そして北朝鮮に残る人々の救出のために努力をしてくださっています。

 私たち特定失踪者問題調査会では現在、北朝鮮に対して短波放送“しおかぜ”を流しております。1日1時間半流しておりまして、去年の10月から始めたんですが、半年間は何もなかったんですけれども、4月の半ばに北朝鮮向けの朝鮮語の放送の中に色んな解説ですとかニュースを入れたんですが、その中でゲストで安明進さんにもお話していただきました。そうしましたら、この5月5日から極めて強力な妨害電波が出始めまして、今は聴き取るのが非常に難しい状態になっております。

 逆に言えば、これはおそらくやはり安さんの北朝鮮の人々に対する呼びかけがかなり効を奏したことであろう、というふうに思いますが、それはまさにご本人が命を懸けてやる覚悟がなければできないことでございます。今、安さんの言われたことの中で、この北朝鮮の人権問題を取り扱うということをですね、ぜひご一緒にお考えをいただきたいわけでございます。

*しおかぜ通信
http://www.senryaku-jouhou.jp/shiotsuu.html

 先ほど・・議員のお話の中にもありましたが、ブッシュ大統領と横田早紀江さんがお会いになった時に、あるいは議会の公聴会の中でこの問題、日本人の拉致の問題、あるいは自分のお嬢さんの問題だけではなくて、「北朝鮮の人々も助けてください」ということをおっしゃったということにつきまして、やはりですね、これが国際的な連帯という意味では極めて重要なことである、ということでございます。

 やはり、日本人が「日本人のことだけどうにかしてくれ」と外国に頼んでも、その効果はないわけでありまして、問題の根源はただ一つ、今、安さんが言われた「金正日の体制にある」わけでございます。この体制に対していかに圧力をかけていくか?という意味で言えば、我々は決して我々のことだけやっているのではない、すべてのあの北朝鮮に今いる人々の幸福をもたらすためにやるのである、という考え方で国際的なアピールをしていくことが国際的な連帯も極めて効果的になる、そして北朝鮮の人々の協力も得られる、というふうに私は思っております。(拍手)

*横田早紀江さんの証言
 救う会全国協議会ニュース(2006.04.27)より

http://www.sukuukai.jp/houkoku/log/200604/20060427.htm

 それでもう一回、それではどうするのか?ということに戻ります。私は拉致被害者の数、今のところはっきりとはわかりませんが、やはり100人以上はいるのではないか?と思っています。ただし、その中には横田めぐみさんのように下校途中とか、あるいはどこかを歩いた時に暴力的に連れて行かれた方もあれば、騙されて連れて行かれた方、騙されてあるいは自分の意思で北朝鮮に入って出られなくなった方、様々な立場の方がおられる、というふうに思っております。

 その中には、非常に自分の意思なのか?あるいは人の意思なのか?北朝鮮の意思なのか?ということがはっきりしにくい人もいるとは思うわけでございますけれども、しかしそういう人も含めて、すべての人たちを我々は取り返さなければいけません!!私は昨年から、今年、つまり「平成18年の暮れまでに拉致問題をすべて解決する」ということを公約を致しております。それができない時にはそれ相応の責任を取らざるを得ない、というふうに考えているわけでございますけれども。

(こちらに載っております。↓↓↓)
*'05 4/24 第7回国民大集会 荒木和博さん
http://aoinomama13.seesaa.net/article/3149918.html

 このところの横田さんの訪米、そして横田滋代表の訪韓、等々によって様々なことが動いております。また、北朝鮮の工作活動、麻薬の問題等の摘発等々ですね、様々なことが動いておりまして、この今の時期は暗に言えば非常に大きなチャンスである、ということは間違いがございません。

 ただしそのチャンスというのは、チャンスとピンチが一緒にやって来るわけでございまして、我々が何としてもこれを実現する、という心構えがなければできません。絶対にやり方は様々なやり方があると思います。我々は絶対に忘れてはいけないことは「一人残らず救い出す」ということが一つ、そしてその「残り時間がもうあまり残っていない」ということであります。

 私ども特定失踪者問題調査会が持っておりますリスト約460人ございますが、我々手分けして多くのご家族とお会いしておりますけれども、その中でも、すでに調査会ができてから3年半の間に亡くなられた方が何人もおられます。横田さんももう私ども最初にお会いしてから6年経ちます。もう75(歳)過ぎられたわけでございますし、家族会の方々の中にはもっとお歳を召している方もたくさんおられるわけでございます。

 我々は「この問題は長くかかる」とか、そういうのんびりしたことを言っておられる状況にはありません。一刻も早く解決をしなければいけない。そのためにはどうするか?ということであります。

(2)に続く

*5/28 第8回茨城県民集会in水戸 荒木和博さん(2)
http://aoinomama13.seesaa.net/article/18949483.html
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2006年06月01日

5/28 第8回茨城県民集会in水戸 安明進さん

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*写真はあおいのパパ撮影です。

*5/28 水戸と日比谷 簡単なご報告
http://aoinomama13.seesaa.net/article/18586748.html

*安明進さんは荒木和博さんの講演の中で少しお話されました。通訳は荒木さんです。撮影したビデオカメラから文字化しました。(・・・は聞き取り不能です)

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 こんにちは。大変皆さんとお会いできてうれしいです。時間は限られておりますので、一番申し上げたい事は、「拉致された人々は、皆さんは生きている」ということでございます。今、70(歳)を超えられた横田ご夫妻が全国を大変お忙しい日程で動いておられるのも、お嬢さんのめぐみさんが「生きている」という信念を持っているからこそであります。

 何故、めぐみさんを始めとする拉致された人たちが生きているか、ということについて色々と申し上げたいと思います。

 北朝鮮は今、経済が大変困難でありまして、“麻薬”であるとか、この間問題になりました、“偽物のたばこ”であるとか、何でも作って売っている所でございます。あの(お骨の)話は、50年前の朝鮮戦争の時に戦死した米兵の骨を集めてきて、それをアメリカに売ったりさえしたわけであります。

 しかし、招待所の中に閉じ込められて出ることすらままならない、非常に厳しく監視されて監固された拉致された日本人を管理するのは、極めて簡単なことでございます。

 ですから、もし本当に死んでいるのであれば、その死後報告することは大変簡単なことであります。自国の国民300万人を、国民を殺しても謝罪さえしなかった金正日が、その亡くなった日本人の遺骨を出すなどということは、極めて簡単なことであります。

 しかし、出したものというのはみんな偽物の遺骨であったわけではありませんか。間違いなく生きているからこそ、そういう嘘をつくわけであります。

 私は北朝鮮で拉致をされた日本人を何人も見ましたが、直接会ったのは拉致をされた韓国人であります。27人ぐらいの韓国人と直接会いましたが、その中にめぐみさんのご主人も間違いなくいたと思います。

 自分がいました金正日政治軍事大学、まぁスパイの養成機関ですが、ここを出ました1004名に近い工作員が本当にひどいことをしてまいりました。私が出た、まさにその犯罪をしている学校であったがために、私自身が命を懸けてその犯罪を明らかにして、そしてそれで陰で苦しめられている人を救出しよう、としているわけでございます。

 最悪の犯罪者というのは、その犯罪を犯すように命令した金正日でございます。今、この時も北朝鮮で多くの方々が飢え死にをし、あるいは凍え死に苦しんでいるわけであります。

 皆さん、ともかくこの拉致された日本人の方々を一刻も早く救出しなければいけない、ということはもちろんでございますけれども、それと合わせて今、北朝鮮で飢え苦しみそして凍え、あるいは・・死んでいるこの北朝鮮の人民たち、北朝鮮の人権問題についてもぜひ関心をお持ちいただきたいと思います。

 決して・・北朝鮮の人たちが、この北朝鮮の人権の問題を一生懸命にやってくださった皆さんに対して、感謝し、そしてその御礼を忘れない時がくると思います。皆さんもぜひ力を貸してください。私も頑張ります。ありがとうございました。(大拍手)

*'04 1/12 茨城県民集会INみと 安明進さん(1)〜(2)
http://aoinomama13.seesaa.net/article/11314491.html
*こちらの「報道番組テキスト」に元工作員の方が韓国人拉致被害者について証言しています。↓↓↓
*'06 3/26 TBS「報道特集」拉致事件本格捜査!全ぼう解明への道(2) “地下ソウル”拉致被害者が教官
http://aoinomama13.seesaa.net/article/15601883.html
posted by あおいのママ at 13:45| 千葉 | Comment(0) | TrackBack(0) | '06 5/28 第8回茨城県民集会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする