2006年08月13日

4/16 神奈川県民集会レポート(3)

100PENTX-IMGP2467_IMGP2467.JPG

*終了後、横田さん等を囲んでの懇親会がありました。写真はその時にボランティアのSさんが撮影してくれたものです。(横田さんご夫妻、崔祐英さん、パク・ヨンオクさん、高野美幸さん、あおいのママ・パパ)

 あおいのママとパパは4月16日(日)に神奈川県横浜市で行われた救う会神奈川主催の「横田めぐみさん等の拉致被害者を救出するぞ!!北朝鮮による拉致・人権問題を考える神奈川県民集会」にボランティア参加をしました。(レポート作成に時間がかかってしまい申し訳ございません)

*4/16 神奈川県民集会 簡単なご報告
http://aoinomama13.seesaa.net/article/16694183.html
*4/16 神奈川県民集会レポート(1)
http://aoinomama13.seesaa.net/article/17673726.html
*4/16 神奈川県民集会レポート(2)
http://aoinomama13.seesaa.net/article/17747882.html

続き

 スタッフに配布されたタイムスケジュールでは、午後2時10分から15分の休憩となっていました。集会の進行は順調でしたので、午後2時過ぎにあおいのママは舞台裏で皆さんをお迎えするため待機していました。時間になり壇上の皆さんを誘導していましたら、舞台裏にジャーナリストの西村幸祐さんがいらして、韓国拉致被害者ご家族の崔祐英さんのインタビューをしたいようでしたので、控え室の方に来ていただきました。その後特定失踪者「山本美保さん」の双子の妹さんの森本美砂さんにも取材をしていました。

*「覚悟」と、横田早紀江さんの怒り 西村幸祐さんのブログより
http://nishimura-voice.seesaa.net/article/16707855.html

 控え室では登壇者及び取材中のマスコミの皆さんにも飲み物とお茶菓子をすすめ、ひと時休んでいただきました。冷たい飲み物も用意しましたが、どうやら壇上は冷えたようで、温かい飲み物が人気でした。

 そして一段落した時、増元照明さんが「家族会」に贈られた秋田の子どもたちが中心になって作っている折り鶴をたくさん持参してきて、それを崔祐英さんとパク・ヨンオクさんに説明して差し上げていましたので、私も持参した折り鶴の色紙を一緒に渡していただきました。それでしばらくの間、横田早紀江さんや森本美砂さんと折り鶴の話で花が咲きました。

*「折り鶴」カテゴリ
http://aoinomama13.seesaa.net/category/332846.html

 15分間の休憩の後、また皆さんを舞台にご案内しました。横田滋さんは体調のことがありますので(病み上がりなので負担をかけないように)集会が終了するまで控え室で休んでいただきました。その間、てんびん座の森木さんを始め、何人かの方々がいらしてお話をされていましたが、とりあえず元気なご様子で少しホッとしました。そして私たちにもめぐみさんの写真展のことや、これからの訪米・訪韓のことなどをお話してくださいました。

 写真展のことでは、今年の冬のオリンピックで荒川選手がフィギュアスケートで金メダルを獲得して日本中で話題になっていたことから、今まで展示されていなかっためぐみさんがスケートをしている写真など数点を次回の写真展で展示したい、ということも教えてくださいました。(6月の柏市の写真展で展示されていました)

 本当にめぐみさんのことを話しているのを聞いていると、今現在も家にいる13歳の娘のことを楽しそうに話すお父さんでした。みんな笑顔でおしゃべりしましたけど、あれから時は止まったまま、ということをとても感じて悲しくなりました。

2006.04.17.01.jpg

*写真はイエローリボンの紹介をしている崔さんです。(ぼけてしまいました・泣)

 その頃舞台では、集会にお越しの議員さんの紹介(十数人)とやまぎわ大志郎議員のお話の後、韓国の拉致被害者ご家族の崔祐英さん(拉北者家族協議会会長)とパク・ヨンオクさんの講演がありました。あおいのパパは時々様子を見に会場内に入ったり写真を撮ったりしていました。それで崔さんが控え室でボランティアのSさんからたくさんいただいたイエローリボンのお話をされていたことを聞きとてもうれしかったです。

 その後、加藤博さん(北朝鮮難民救援基金)、山田文明さん(北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会代表)、横田早紀江さん(横田めぐみさんのお母さん)、増元照明さん(増元るみ子さんの弟さん・家族会事務局長)、森木エリ子さん(めぐみさんの劇の台本作者・劇団てんびん座)の講演、太田ゆうすけ海老名市市議会議員の力強い決議文朗読、そして午後4時半頃に閉会となりました。

 家族会の皆さんはその後別室で記者会見があり、私たちは会場内・控え室・給湯室の後片付けをしました。午後5時には一応会場を出なければならないので、記者会見が終わったらその会場内も元通りにしなければならず、ゴミ一つ残してはいけないし、時間は迫るし、目の回るような忙しさでした。

 高野美幸さんにお願いしていた署名用紙の回収もしました。6枚の用紙にもかかわらず、何度も書いてくださった方々もいまして、皆さん、本当にたくさんの署名をありがとうございました。(250筆いただきました)

 あおいのママが壇上でブルーリボンの幟を回収している時に、あるご婦人に声をかけられました。「横田早紀江さんにちょっとでいいから会わせてほしい」とおっしゃるので「これから記者会見がありますので、今すぐは無理だと思いますが・・」とお話したのですが、「どうしても今会わせて」と、他のボランティアの方々にも詰め寄っていたので、私は会長さんを呼んで対処をお願いしました。以前にもこのようなことがありましたが、横田さんの講演の時は「会わせてほしい」とおっしゃる色んな方々がいますね・・・。

 多少時間はオーバーしましたが何とか片付けも済み、大きな混乱もなく、神奈川県民集会を無事終えることができました。神奈川では初めての大きな集会で、皆さんがどれだけ参加してくださるか心配でしたが、550人の大盛会となりとてもうれしかったです。反省すべき点もいくつかありましたが、次回以降の集会にもこの経験を活かせると思っています。(早く“おかえりなさい”の集会を開きたいです)

 集会にご参加の皆さん、登壇者の皆さん、スタッフの皆さん、本当にお疲れさまでした。

*帰りの途中、中華街で店頭販売をしていた外国人従業員の方々が横田早紀江さんに気づいて「横田ママ、めぐみさん帰って来るからね!」と声をかけていました。早紀江さんはとてもうれしそうでした。

続きを読む
posted by あおいのママ at 14:06| 千葉 ?? | TrackBack(0) | '06 4/16 神奈川県民集会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月27日

4/16 神奈川県民集会 横田早紀江さん(2)最終です

100PENTX-IMGP2456_IMGP2456.JPG
*写真はあおいのパパが撮影しました。

*電脳補完録さんが神奈川県民集会にて撮影しましたビデオ映像から文字化しました。(許可をいただいております)

*救う会神奈川HP(早紀江さんの音声はこちらから↓↓↓)
http://www.geocities.jp/sukuukai/
*4/16 神奈川県民集会レポート
http://aoinomama13.seesaa.net/article/17673726.html
*4/16 神奈川県民集会 横田早紀江さん(1)
http://aoinomama13.seesaa.net/article/19879990.html

続き

 北朝鮮はいつも様々なことを言ってきます。めぐみの夫であろうという人が現れたとたんに、その金英男(キム・ヨンナム)さんという人と、めぐみの娘であるキム・へギョンちゃんという人たちを「軟禁している」というニュースが入ってきました。私はもともとあの北朝鮮の国そのものが、国民の全部の皆さまが「軟禁されている状態」であるんだといつも思っていますから「ああ、またこんなふうなことを言っているんだな」というような思いで受け止めておりますけども。本当に何をするかわからないような国だということも恐怖の的になっています。

 日本にはたくさんの在日の方々もお住まいになっています。この方々はこの方々で様々なご苦労をなさってきたと思っています。北朝鮮にたくさんの身内の方を別離させられて、その人たちを人質として「もっとこれだけのものをよこしなさい」「たくさんの金品とこれだけのものを持ってきなさい」「そうでなければあなたたちの家族たちはどうなるかわからない」というような恐ろしいことを言われなさって、一生懸命にその貢物をしてこられた、苦労してやってこられた方がたくさんいらっしゃるんじゃないかと、私たちは本を読んだりお話を聞いたりして思っています。

 みんな犠牲者なんです。たった一人の罪深い者のために、これだけたくさんの人が世界中の人たちが苦しみ続け、たくさんの北朝鮮の善良な純真な国民の皆さまが何の罪もないのに、食べるものもなく餓死に追いやられている。

 その体はどこともわからない所に押しつぶされて、ブルドーザーで埋め込まれているようなそのような国に対して、どれだけの世界中の人々が立ち上がって「そんな恐ろしいことは人のすることではない」「もっとあなた方も平和な本当に自由ないい生活をしようと思いませんか?」「温かい交渉をしながら、あなた方もまっすぐにたくさんの世界の中に出て来て本当の話をして助け合っていきませんか?」と、世界中のたくさんの人たちが声を一つにして、北朝鮮にメッセージをしていかなければならないのではないかと思っています。(拍手)

 来る(4月)24日から訪米を致しまして、下院議員の公聴会に出席をさせていただくことになりました。私のような学歴もない、英語も話せない、このような難しい問題なんて何にも知らなかった普通の主婦である私が、こんなようなことが本当にできるんだろうか?とプレッシャーでいっぱいですけども、本当に今お話しましたようなことをいつも心において、あちらの公聴会で「この問題を世界の人に知っていただきたい」とお話をさせていただきたいと思います。(拍手)

 シーファーさんもこの間、新潟のめぐみがいなくなった現場にわざわざ足を運んでくださいました。そして私たちにおっしゃいました。「テレビや新聞などで報道で聞いているのとは違って、本当にこの街で、こんなに家が近い所のこの角で、あんなに小さかっためぐみちゃんがどうしてこんなにむごい目に遭うのか?何とむごいことが行われていたんだろうと悲しくなります」と涙を流してくださいました。

 「私はブッシュさんがとても仲が良い大統領ですから、向こうのブッシュさん始め、多くの高官の方々にこの問題をしっかりとお届けしておきますよ」と言ってくださいました。「だからあなた方も訪米をしてお話の時に私のことを忘れないでください」とまで言ってくださいました。

*シーファー米国大使がめぐみさん拉致現場へ
 救う会全国協議会ニュース(2006.03.16)より

http://www.sukuukai.jp/houkoku/log/200603/20060316.htm

 日本のマスコミの方々も私たちに今は一生懸命につき従ってくださり、このことの解決のために本気でずーっと長い10年近く、本当に懐かしい顔を見せてくださって、私たちを助けていてくださいますけども、今でもまだこの間のキム・ヨンナムさんのことが出た時に、すぐにある新聞社たちは、たくさんの新聞社がすぐに平壌に行って、宋日昊(ソンイルホ 日朝交渉の責任者)という人たちと面会をし、あちらが言っている「まったくそんなことは知らない」というようなことをすぐに聞いて、それを報道なさるようなことだけはしていただきたくはありません。(拍手)

 その方たちもお子様がおありです。そして日本人であります。そのような北朝鮮にそこの局が新設されるということを思って、皆さんが殺到なさるということも聞きますけれども、そんなことのために私たちの同胞のたくさんの命がないがしろにされて、あのような国で埃にまみれたままであの土の中に埋め込まれてしまうようなことだけは絶対にやめてください!!(拍手)

*日本の鑑定結果受け入れず News Flashより
http://blog.livedoor.jp/trycomp/archives/50091480.html

 必ず本当に全世界の拉致をされた人たち、そしてあちらに離別していらっしゃる韓国の方たち、北朝鮮で苦しんでいる多くの国民方が、本当に自由な人間らしい生活ができ、そして本当に良い国として世界に認められるような国になっていただきたいと私は思うので、こうして一生懸命お願いしております。どうかこれからもよろしくお願い致します。ありがとうございました。(大拍手)

*横田早紀江さん米下院公聴会での証言の動画
 (電脳補完録さんより)








*横田早紀江さん証言 救う会全国協議会ニュース(2006.04.27)より
http://www.sukuukai.jp/houkoku/log/200604/20060427.htm
*横田早紀江さんらとの面会でブッシュ大統領が声明
 救う会全国協議会ニュース(2006.05.02)より

http://www.sukuukai.jp/houkoku/log/200605/20060502.htm

終わり

*皆さん、最後まで読んでくださってありがとうございました。(*^^*)/~~
posted by あおいのママ at 13:11| 千葉 ??| Comment(0) | TrackBack(0) | '06 4/16 神奈川県民集会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月26日

4/16 神奈川県民集会 横田早紀江さん(1)

100PENTX-IMGP2456_IMGP2456.JPG
*写真はあおいのパパが撮影しました。

*電脳補完録さんが神奈川県民集会にて撮影しましたビデオ映像から文字化しました。(許可をいただいております)

*救う会神奈川HP(早紀江さんの音声はこちらから↓↓↓)
http://www.geocities.jp/sukuukai/
*4/16 神奈川県民集会レポート
http://aoinomama13.seesaa.net/article/17673726.html

 皆さま、こんにちは。(会場から「こんにちは」)もう長い本当に長い年月の活動の中で、本当にたくさんのご支援をいただき、カンパをいただき、私たちはアメリカや国連・ジュネーブにも行きまして、本当にあの、大変な活動ですけれども、多くの方に支えられ、また今日も、たくさん私のマンションのお住まいになっている皆さま方がお手伝いに来てくださり、始めから終わりまでボランティアとして活躍してくださる方に支えられて、今日までくることができました。本当にありがとうございます。(拍手)

 あの、様々なショックを受けながら、めぐみが消えた昭和52年11月15日のあの夕方から今日まで、いよいよ今度はめぐみの夫であったという人の金英男(キム・ヨンナム)さんの血液、そしてそれがキム・へギョンちゃんのお父さんであろうと、ほとんどもうそれが確実なまでのものが出る、またこれも大きな喜びのショックではありますけれども。

 へギョンちゃんが現れたことやめぐみが死亡とされたこと、そして白い骨が骨つぼが私たちの前に現れたこと、そして捜し続けていためぐみの13歳のあの白いブラウスの写真が、本当にどんなに捜しても20年間見つからなかっためぐみの姿が、あの骨のつぼと同じ時に、白いブラウスの悲しい瞳のめぐみが私たちの目の前に写真として現れました時、様々なショックがこれでもかこれでもかと私たち家族を打ちのめしながら、この拉致問題が展開されてまいりました。

 9年前、私たちが立ち上がって「家族会」を作って、そして有楽町や池袋・新宿と色んな所に、日本中の元気な若者たち、たくさんの裕福な方々が何の苦労もなく右往左往歩いていらっしゃる中で「助けてください!助けてください!!」と署名活動をお願いしましたけれども、その頃の日本の皆さまは本当に「何のことをやっているんですか?こんなこと本当なんですか?」とみんな片手を上げて素通りをなさったんです。雨が降ってカッパを着て一生懸命に声を出して言いましたけれども、「こんなことをしていて本当に何になるんだろう?」と思っておりました。

 けれども、いつも私たちはめぐみを始め、たくさんの何の罪もなくあの海を渡って船底に閉じ込められて行かれたまま長い長い年月、親を想い、兄弟を想い、日本の国を恋しがって、「助けて!いつ助けてくれるの?明日ですか?あさってですか?」と毎日毎日お月様を眺め、星を見ながら助けを求めている。

 またそれは日本の国だけではなく、先ほども(壇上に)お立ちになった崔祐英(チェ・ウヨン)さんのお父様他たくさんの韓国の拉致被害者の方、また今ジェンキンスさんや色んな方からの証言がありまして、もう各国、12カ国ほどのたくさんの国々からも、何の罪もなくたくさんのお嬢さんや息子たちが色んなかたちであの北朝鮮に連れ去られて、まったく違った人と結婚させられて、「私はこの人と結婚したくなんかありません」と日本の国のように一言でも言おうものならどんな所に追いやられるかわからない、本当に恐ろしい監視の中で「はい」と言うしかないんです。めぐみのあの悲しい瞳はそのことを物語っていました。

 私は本当にあの写真を出された時、骨のつぼを見た時は「この骨は私のめぐみのものとは思っておりません!」と「めぐみは生きていると思っています!」「お母さんはそれを信じないで!私はここにいるのよ!助けて!!」って言っている声が聞こえるようでした。

 けれども、あの写真は本当にむごいものでありました。あんなに明るかった元気だった、大きな声で「今日はね、お母さん、こんなことがあったのよ」と、毎日玄関から大きな声で学校での有様を明るい声で教えてくれていた、また大きな声で歌を歌い続けていたあの子が、怯えた瞳で、悲しい瞳で「どうしたらいいの?お母さん、私はどうしたらいいの?」という瞳で私たちを見つめていました。

 「ああ、めぐみちゃん、こんなとこにいたのね」と、私は思わずこの写真をさすって涙が止まりませんでした。二人の弟たちも本当に声を出して泣きました。

 こんなむごいことを長い長い年月、「拉致をしたこともない」「そんな人は一人も入って来たこともない」「見たこともない」といい続けていた北朝鮮が拉致を認め、挙げ句の果てに、このような無残な姿のかわいそうな娘の姿を平然と家族の前に出してくるわけです。そのようなものを持って帰るしかなかった政府の方たちも本当に大変だったと思いますけれども。

 この拉致問題というのは、誰がこのような目に遭っていたかわからないような、大変な問題が日本の中で長い年月行われ続けていたということが、ようやく今わかってきました。今、私たちの目の前にお座りになっていらっしゃる皆さまが、私のようにここに立って「助けてください!皆さん聞いてください!!」とおっしゃっていたかもしれません。私がその場に座って涙を流していたかもしれません。

 めぐみの問題だけではないのです。増元るみ子さんだけの問題ではないのです。特定失踪者の名前もわからない方たちがまだ北朝鮮の地で、「私は捜してももらっていないんだ」「誰も父も母もここにいることを知らないんだろうか」と「どうしたら日本に帰れるんだろうか」と嘆いている人がたくさんいらっしゃるんです。

 この問題を解決するためには、本当に全人間全部が魂の強さが必要です。家族だけではありません。家族はわが子ですから、わが父ですから、「何とか助けてあげたい」という思いが必然的にありますけれども、これは国民全部の大切な問題であります。政治家の問題であります。警察の問題であります。官邸も外務省もあらゆる日本中の人の心が、本気で「この人たちを助けるのが当たり前のことなんだ」という思いで、一つになって熱を持って戦っていかなければこのことは絶対に解決しないと思っております。(拍手)

(2)に続く 次回で最終です。

*4/16 神奈川県民集会 横田早紀江さん(2)最終です
http://aoinomama13.seesaa.net/article/19917912.html
posted by あおいのママ at 16:13| 千葉 ?J| Comment(0) | TrackBack(0) | '06 4/16 神奈川県民集会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月14日

4/16 神奈川県民集会 増元照明さん(2)最終です

100PENTX-IMGP2462_IMGP2462.JPG
*写真はあおいのパパが撮影しました。

*電脳補完録さんが神奈川県民集会にて撮影しましたビデオ映像から文字化しました。(許可をいただいております)

*救う会神奈川HP(増元さんの音声はこちらから↓↓↓)
http://www.geocities.jp/sukuukai/
*4/16 神奈川県民集会レポート
http://aoinomama13.seesaa.net/article/17673726.html
*4/16 神奈川県民集会 増元照明さん(1)
http://aoinomama13.seesaa.net/article/19257976.html

続き

 先ほど、やまぎわ(大志郎)先生が「経済制裁はタイミングを見ながら」というご趣旨で話されたと思いますけれども、何故バンケイホウ号を止められないんですか?アメリカの金融制裁があれだけ効いてそして波及しているんです。(拍手)世界の銀行が「アメリカと取り引きが止められたら困る」と言って、北朝鮮との貿易を扱うことを嫌がりました。

 ですから北朝鮮が核を作ろうとしても、必要な物資を他国から買う、その貿易ができなくなっているからなかなか作れなくなるでしょうし、金正日のお金が凍結されたら、今、今日の新聞でしたらスイスの銀行まで調べ始めていますが、そうなったら金正日は干上がってしまう。これは効いているんです。

 こういう波及効果が出てくることを、しかし私たちの国はまず効く効かないではなくて、北朝鮮に対して厳しい姿勢を示すべきではないですか?(会場から「そうだー!」・拍手)バンケイホウ号はその象徴的なものだと私は思っています。あれが人道の船だというのはとんでもないです。

 あの船で、在日の方たちがあの船でしか(北朝鮮へ)行けないというのは嘘だと、あの李英和(イ・ヨンファ RENK代表)さんも言っています。あの船、二十数時間、構造が悪いため非常に揺られて行くそうです。年老いた在日の方たちがあの船で、二十数時間も揺れられて元山(ウォンサン)に着いて、そこから平壌に行って、そして(家族に)会わなければならない。しかも旅費は飛行機で行くより高いっていう話なんです。

 この前、某放送局が言っていましたけれども、十数万円というのは朝鮮総連が言っているお金ですから、実際は70万とも80万(円)とも言われているんです。それよりも飛行機で行った方が安いんです。しかも早いし安全だし。

 そういう船を日本は何故止められないのか!!(拍手)あの工作船を何故止められないのか!!これが日本の意思ではないですか、まず。私たちの日本は「拉致被害者救出するためには本当に厳しい対応をとるぞ」というその姿勢を見せること、これが必要だと思っています。

*救え!北朝鮮の民衆/緊急行動ネットワーク(RENK/れんく)
http://www.bekkoame.ne.jp/ro/renk/
*「万景峰号入港抗議」カテゴリ
http://aoinomama13.seesaa.net/category/623097-1.html

 先ほど加藤さんがやはり「北朝鮮は脅してくるだろう」と「それは皆さんに対し覚悟を迫られることかもしれない」というふうにおっしゃっていました。でも、北朝鮮が脅してきて九州?を取られていいんですか?それと同じことです。100万200万(人)は確かに少ない数かもしれませんが、100万200万(人)を見捨てる国は1億2千万(人)を見捨てます。それは国にはなりません!!国家として成り立ちません!!(拍手)

 ですから、皆さんには日本の国民としてその覚悟を持ちながら北朝鮮との対峙をしていただかなければならない、と思います。

 ただ北朝鮮は撃てないと思います。私はそんなに北朝鮮がそんな核を持っているとは思いません。今、現代コリアの5月号で書いていますけれども、一千発のトマホークがアメリカのイージス艦から北朝鮮の軍事基地を狙っています。北朝鮮が一発撃ったらすべてそれが発射される、その準備はできています。それを北朝鮮は知っています。ですから撃てないと思います。

 「それでも撃って来るなら撃って来てみろ!!」という、それぐらいの覚悟でやらないと私たちの家族は取り戻せません。(拍手)私は戦争は嫌いですし、戦争すべきではない、と思っています。しかし、そういう覚悟を持たないと国は守れないと思っています。

*4/16 神奈川県民集会 加藤博さん
http://aoinomama13.seesaa.net/article/17858365.html

 今一番の問題は中国です。報道の方にもお願いしたいんですけども、本当に中国の孔泉(報道官)さんに聞いていただきたい。「マカオ人・中国人二人が拉致されているのにどうするんですか?」と。どこの社も聞いてくれないんです、何故か。中国から睨まれると支局を閉鎖させられるから?あの、実際追放になった記者もいるらしいです。ですから、遠慮して聞けないんです。そんな遠慮なんかしていてどうするんですか、一体。(拍手)

 今、問題なのは中朝国境にいるあの拉北者ですよ。彼らの人権が今非常に侵されて、中国がそれを捕まえて北朝鮮に返還している、この事実を何故報道がやっていただけないのか?靖国問題を中国が言っていることよりも、中国がやっている人権の大きな侵害に対して日本は言うべきではないんですか?(拍手)

 現場にいる報道の方たちはすごく良い方たちばっかりです。しかし社に帰るとこれが全然違ってくるのが不思議なんですけれども。ぜひ現場の方から上にあげてください。

 中国の方にまず大きな人権侵害、さらにですよ、アメリカは北朝鮮の人権法案で、中国に対して何もしない難民高等弁務官事務所に対しても厳しい姿勢を取るようになっています。私たちはこういう大きな人権侵害に対しては、やはり厳しい目で見て厳しい声を上げていただかなければならないと思っています。

 それが私たちの家族を取り戻す早道にもなりますし、北朝鮮の人民も取り戻す、人民の人権を取り戻す早道になると思っておりますので、ぜひ皆さん、私たちと一緒に戦ってください!!よろしくお願い致します。ありがとうございました。(大拍手)

*増元照明さんのホームページ
http://www.interq.or.jp/power/masumoto/

終わり

*皆さん、最後まで読んでくださってありがとうございました。(*^^*)/~~
posted by あおいのママ at 22:01| 千葉 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | '06 4/16 神奈川県民集会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

4/16 神奈川県民集会 増元照明さん(1)

100PENTX-IMGP2462_IMGP2462.JPG
*写真はあおいのパパが撮影しました。

*電脳補完録さんが神奈川県民集会にて撮影しましたビデオ映像から文字化しました。(許可をいただいております)

*救う会神奈川HP(増元さんの音声はこちらから↓↓↓)
http://www.geocities.jp/sukuukai/
*4/16 神奈川県民集会レポート
http://aoinomama13.seesaa.net/article/17673726.html

 こんにちは。早紀江さんがあれだけ激しい言葉をおっしゃってトリを務められて、その後ちょっとしゃべりづらくなりました。えー、でも今日は加藤さんやそれから山田先生のような北朝鮮から逮捕状まで出されて、指名手配されているお二人と一緒にこの壇上で皆さんといることを光栄に思っております。

*北、日本のNGO幹部に無意味な逮捕状 News Flashより
http://blog.livedoor.jp/trycomp/archives/50088619.html
*4/16 神奈川県民集会 加藤博さん
http://aoinomama13.seesaa.net/article/17858365.html
*4/16 神奈川県民集会 山田文明さん
http://aoinomama13.seesaa.net/article/18383579.html

 その点では「救う会」「家族会」はまだ名前すら挙がっていないので、まだ行為や活動が足りないのかな?とちょっと反省はしておりますけれども。北朝鮮から指名手配されるほどの活動をやっていかなければならない、と思っています。

 先日、あの金桂寛(キム・ケグァン)外務次官がやって来ました。そして私たちの声明を出しました。そして翌日に「家族会激怒」というその(記事が)載ったんですけども。僕たちは、早紀江さんも代表もそうだと思うんですけど、この10年間ずっと北朝鮮という国を見てきまして、北朝鮮がどういうタイミングでどういう言葉を発するか、ということを予想できるようになりまして、まぁ、金桂寛(キム・ケグァン)はあんなもんだろうと思ったんです。

 ですから、そんなに怒らないということはないんですけれども、そんなに激怒というまではなかったんですが、激怒というふうに出てしまいましてどうしようかな、と思ったんですけれども。

 でも、あの金桂寛(キム・ケグァン)の態度を見れば、やはり私たちは疑問を呈さざるを得ません。やはり2002年9・17以降初めて北朝鮮の高官として入って来るなら、日本国民に最初に謝罪の言葉を述べるべきだと私は思っています。(拍手)それが一つもなく、ニコニコしながら入って来るなんていうのはとんでもない!!と思っていまして、これは激怒ではありません、それは私の意見ですが。

 ですから抗議の意味で断食を決めました。それは何故かと言うと、報道の方たちがあの金桂寛(キム・ケグァン)が入って来て、六者協議の再開を希望するような報道しかしなかったからです。

 あの、六者協議がみんな高官が集まって、金桂寛(キム・ケグァン)が入って六者協議がなされるんじゃないか?と、そういう希望的報道しかしなかったから、違うだろう!!日本には拉致問題があるんではないの?

 拉致問題がこれだけ日本の国民の関心を持っていて、「日本の国民のすべてが拉致被害者の救出を願っている」という報道をしていかなくてはいけないのに、金桂寛(キム・ケグァン)が来ている時こそ、報道が金桂寛(キム・ケグァン)に突きつける感じでやっていただきたかった。ですから私はあえて(断食を)やらせていただきました。(拍手)

*金桂寛外務次官訪日で家族会・救う会声明、増元さん断食開始
 救う会全国協議会ニュース(2006.04.10)より

http://www.sukuukai.jp/houkoku/log/200604/20060410.htm

 そうしたら、11日にヘギョンちゃんと金英男(キム・ヨンナム)氏の親子関係というのが確定化されました。それで初めて報道の方たちが大きく報道していただきました。これでまぁ金桂寛(キム・ケグァン)も日本に来て、拉致問題の大きさというものを実感して帰ったと思います。

*めぐみさんの夫は金英男氏−DNA鑑定結果横田家に
 救う会全国協議会ニュース(2006.04.11)より

http://www.sukuukai.jp/houkoku/log/200604/20060411.htm

 それで、宋日昊(ソンイルホ 日朝交渉の責任者)はそれに対してあの程度の対応しかできないでしょう。それは我々もわかっていました。それに対して私たち家族会が激怒と書いてあるんですが。

 私はこれまで北朝鮮がやってきたことで激怒したことは1回だけです。あの、めぐみちゃんの骨、あれを出してきた時。めぐみちゃんの骨と称するものを出してきて、そしてそれが偽物であったという、あの時は本当に怒り心頭になりました。

 でも、私が本当に怒り激怒するのは常に日本政府のだらしなさに対してです。(拍手)一昨年の5月22日に小泉さんが帰って来て、2回も騙されても「あの人は良い人だった」と「頭の良い、良い人だった」と言った小泉さんのこの言葉。私には本当に腹立たしい思いに感じられましたし、日本政府が本気で拉致被害者を救出するのか?という、その気概が見えないことに対して私は非常に怒りを覚えています。今でもそうです。(拍手)

(2)に続く 次回終了です。

*4/16 神奈川県民集会 増元照明さん(2)最終です
http://aoinomama13.seesaa.net/article/19276758.html
posted by あおいのママ at 14:34| 千葉 ??| Comment(0) | TrackBack(0) | '06 4/16 神奈川県民集会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月26日

4/16 神奈川県民集会 山田文明さん

100PENTX-IMGP2450_IMGP2450.JPG
*山田さんの写真が撮れませんでした。写真は韓国の「拉北者家族協議会」会長の崔祐英さんです。あおいのパパが撮影しました。

*電脳補完録さんが神奈川県民集会にて撮影しましたビデオ映像から文字化しました。(許可をいただいております)

*4/16神奈川県民集会に山田文明さんが参加します
http://aoinomama13.seesaa.net/article/16257534.html
*北、日本のNGO幹部に無意味な逮捕状 News Flashより
http://blog.livedoor.jp/trycomp/archives/50088619.html

(・・・は聞き取り不能です)

 ご紹介いただきました「北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会」の山田文明でございます。よろしくお願い致します。・・・せっかく来たのだから話をする時間をくれよと、この場に立たせていただきました。本当にありがとうございます。こんなに大勢の方がこんな重い話題にお集まりいただき、熱心にお聞きいただいている様子をうかがいまして、大変励まされる気持ちでおります。まず皆さまに感謝申し上げます。最小限申し上げたいことをお話致します。

*北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会
http://homepage1.nifty.com/northkorea/

 あの、すでに北朝鮮を脱出した日本国籍を持った人、あるいはもと日本に住んでいた在日コリアンの方々やそのご家族、100名を超えていると思いますが、日本に戻られているわけであります。その人たちは“北朝鮮への帰国事業”というもので北へ渡った方でありますが、その点はもう触れませんが、戻られた100名を超える方々から色んなお話、実状を聞くことができる、それがですね、私たちにとりましても北朝鮮の実態を知り、あの国に対してどう対応すべきか考える、大きな材料を提供してもらえるものになっております。そのうちですね、まず日本に戻った人たちの実状だけを申し上げたいと思います。

 日本に戻った脱北者の人たちは大変大きな悩みの中で過ごしています。たしかに食べ物の不自由や身の危険を感じないですむ所へようやくたどり着けたわけでありますが、その方々を通して見た時、まず北朝鮮で多くの北の人たちは「通常の人間としての心を破壊されるような中で生きている人が多い」ということです。通常の正義感や道徳観などが打ちひしがれ、もう完全な恐怖政治のもとで賄賂だけが通用する中で生き延びてきた、そのことによる人間破壊が色々と影響を与えています。

 さらに中国へ脱出する過程でも、北の中で人身売買のブローカーに騙されて連れ出された人たちも少なくありませんし、中国へ出てから母親・姉・本人・妹の4人が売られていった、というふうな事例もあるわけであります。

 そういう中で、その中国で売られていった経過からある程度そういうものをですね、自分たちが受けた政治状況による被害として受け止められる人はまだいいんですが、幼い娘たちの場合はですね、そういう受け止め方がまだできない。すると自分たちの家族に対する不信感となります。

 そして場合によっては「自分の親が、親が助かりたいために、助かるお金を得るために自分を売ったんじゃないのか?」そういう不信感を持っているんです。そのために場合によってはそういう人々を何とか救出できたとしても、親に対する不信、あるいはそれを通して出会う人すべての人に対する強烈な不信感からですね、社会的な適応が困難である、そういう事態が起こっております。

 そういう人々を含めて、北ではまともに職場が機能しておりません、ですからちゃんと仕事に行き、決められた仕事を果たして、給与をもらって暮らす、という経験がないのです。そういう人々が多数いますから、日本に入って来てからの社会生活の復帰は大変困難であります。まぁ、そういう人々を含めて「北の脱出者をどう助けていくか」ということを考えた時に「日本社会においてそういう人々をどう理解して受け止めていくか」その点が大事だと思います。

 北から来た人たちは、自分が「北から逃げて来た」ということを言うのを嫌がります。何故なら「北から来た?じゃあ劣等人間か」「悪い国の人間なんだ」そう思われてしまう。そういうことを何とかこう避けたい。だから自分を騙し、人に対しても騙して生きている、そのつらさがあります。

 また、(北朝鮮に)自分の家族・親族が残っています。自分は逃げて安全な所に来た、家族を捨ててきた、家族は北で生きているかどうかわからない。自分だけが助かったという悩みも持っています。そういう大変な悩みの中で生きているということもご理解願いたいと思います。

 現状の被害の進行からいくならば、本当にその人々を含めて、北の人権被害者・拉致被害者はもちろんのこと救うのは緊急課題です。その緊急課題に対応する政治の動きがない、というのが現状であります。この緊急課題に対応した動きをどう作っていくか?その上での皆さま方のお力と、特に政治を担う方々の緊急行動と言えるような活発な展開を願っております。時間がございませんのでこれだけ申し上げて終わらせていただきます。ありがとうございました。(大拍手)

*昨年秋の山田文明さんの講演テキストです。↓↓↓
*'05 11/13 第16回大宮講演会 山田文明さん(1)〜(12)
http://aoinomama13.seesaa.net/article/12666613.html
*脱北者の証言(1)〜(3)
http://aoinomama13.seesaa.net/article/9685031.html
posted by あおいのママ at 06:51| 千葉 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | '06 4/16 神奈川県民集会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月24日

4/16 神奈川県民集会 森本美砂さん(2)最終です

100PENTX-IMGP2445_IMGP2445.JPG
*写真はあおいのパパが撮影しました。

*電脳補完録さんが神奈川県民集会にて撮影しましたビデオ映像から文字化しました。(許可をいただいております)

*救う会神奈川HP(森本さんの音声はこちらから↓↓↓)
http://www.geocities.jp/sukuukai/
*4/16 神奈川県民集会 森本美砂さん(1)
http://aoinomama13.seesaa.net/article/18253022.html

続き

 何故このようなことが起こったのか。もしこれが本当であれば、私は真実を受け入れるつもりではいました。「どんなに過酷なことでも真実であるならば受け入れて、姉の供養をしなければ」と思いました。ところがDNAが一致したのであれば、他のものがもっと一致するはずなんです。でも一致するものは何一つありませんでした。先ほども杉野さん(特定失踪者問題調査会・常務理事)からお話がありましたが、「DNAと言えばもうこれ以上のものはない」と言われています。

 ところが体のサイズがまったく違っているんです。当時ぽっちゃりしていた姉は、かなり体重も身長もはっきりしているんですが、そのご遺体の身長と座高と合わないんです。下着のサイズもまったく合いませんでした。遺留品も見たことがないものでした。とても変わったジーパンをはいているご遺体で、前と後ろの方に皮が施されているもので、“ノスタルディック・スペンド”( NOSTALGIC SPEND)というロゴがあったんです。

 「こんなに特徴のあるジーパンなら調べられますよね?」っていうふうに警察の方に申し上げたんですが、一切調べてはくれません。支援団体の友人が必死になって探して、やっと関西の方面のごくごく一部で販売されていたんではないか?ということだけがわかりました。私は山梨県の人間です。関東なんです。姉の行動範囲はせいぜい山梨・長野・東京くらいです。「関西に行く」ということはほとんどありませんでした。

 まったく見たことがないジーパンです。「これはおかしいです」と言っても、「それをDNAが一致して遺留品が違うということが、本人ではないということになるんですか?」まったくあっさりした答えが返ってきました。それほどDNAというのは威力を持ったものということを改めて感じたんですが。

 でも、下着のサイズも体のサイズもまったく違っています。もし姉だとするならば、柏崎(新潟県)の海岸から海に入ったとして、発見までに13日間です。そのご遺体の写真は私も勇気を出して見させていただきました。男も女も人間ということすらもわからないような、白骨した、とても痛ましいご遺体でした。手足がありませんでした。「(船の)スクリューで切られたんではないか?」と言われていますけれども、かなり事件性の高いご遺体です。

 それを「自殺の可能性が高い」という一方的な憶測で全国ニュースを流しました。「一つ一つ丁寧に証拠を積み上げていくので、なかなか拉致認定はできません」とすごく慎重な警察が、何故姉の場合だけはあっさりと「自殺の可能性が高いですね」何の証拠もないのに言うんでしょうか?すごく政治的な力を感じました。

 山梨県警であった父が20年前、その当時からすると18年前になりますけれども、姉の存在をまったく捜さなかったわけがありません。警察には全国の身元不明のご遺体の情報や失踪者の氏名、状況が全部手に入るんです。父はひそかに全部調べていました。山形のご遺体が姉の失踪の21日後に発見されたんであれば、もうとっくに情報は手に入れているんです。

 で、当時、筆まめな母が日記にずっと残しているものがありました。1ヶ月後に父が情報を得た中に「大丈夫だ。失踪者とか全国のご遺体の中には美保の情報はない。安心しろ」と父から、お父さんと言っていますけども、「お父さんから電話がありホッとする」という日記が残っているんです。

 何故今頃になってそんな乱暴なことをするのか?未だに無念と疑心暗鬼の気持ちと、(力強く!)「でも負けない!!」っていう気持ちで今戦っております。

 特定失踪者問題調査会の荒木代表が“しおかぜ”で家族のメッセージ・名前を読み上げてくださっています。とってもあったかい言葉で、家族が言い表せないことも含めて、力強く訴えてくれています。その声は絶対、姉を含め北朝鮮で自由を拘束されている拉致被害者が、全員が聴いていると信じています。

*しおかぜ通信
http://www.senryaku-jouhou.jp/shiotsuu.html
*'05 12/18 TBS「報道特集」北へ届け!家族の声
http://aoinomama13.seesaa.net/article/10905440.html

 私たちは待っています。北朝鮮ばかりか国内でも圧力がかかっておりますけれども、家族に会えるまで信じて待っています。こういう思いを、今アメリカの方でも支援しようという方が立ち上がってくださいました。横田さんご夫妻、昨日は長野、今日は神奈川と、本当に休む間もなく全国を走り回っておりますけれども、また今週・来週もアメリカに行かれるんですね。本当に上院、下院でしたっけ?証言をしてくださいますけれども。

 もう、めぐみさんのことだけではないんです。めぐみさんのことを突破口に、特定失踪者、北朝鮮にいるならば拉致被害者なんですね。何の変わりもないんです。姉はめぐみさんと同世代です。たぶん向こうで顔を合わせていると思っているんです。成田のタラップからめぐみさんと美保ちゃん、また他の被害者の方々が手を取り合って降りて来るのを信じて待っています。

 私も今週またアメリカの方へ旅立ちます。立場上、下院の方の証言ではありませんけれども、民間団体の拉致連絡会っていう、ワシントンにありますホワイトハウスの前で集会を開いてくださいます民間団体がありまして、そちらの方に招待されて行ってまいるつもりです。

*ワシントンDCらち連絡会
http://www.asanocpa.com/rachi/

 どれだけ私たち家族ができるかわかりませんが、支援してくださる方があれば声を大にして訴えてきたいと思います。これは姉の問題だけではありません。拉致被害者全員を救出するまで家族は諦めずに戦い続けます。その思いを伝えるために行ってまいります。

 どうか皆さんもこの問題が無事に解決するまで、声を出してください。諦めずに家族と共に戦っていただきますよう、よろしくお願い致します。今後ともよろしくお願い致します。今日は本当にお忙しい中ありがとうございました。(大拍手)

*山本美保さん問題 山梨県警の回答書への疑問点・矛盾点
 電脳補完録さんより

http://nyt.trycomp.com/hokan/0034.html
*美保と美砂
http://aoinomama13.seesaa.net/article/11052609.html

終わり

*皆さん、最後まで読んでくださってありがとうございました。(*^^*)/~~
posted by あおいのママ at 09:12| 千葉 ??| Comment(0) | TrackBack(0) | '06 4/16 神奈川県民集会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月23日

4/16 神奈川県民集会 森本美砂さん(1)

100PENTX-IMGP2446_IMGP2446.JPG
*写真はあおいのパパが撮影しました。

*電脳補完録さんが神奈川県民集会にて撮影しましたビデオ映像から文字化しました。(許可をいただいております)

*救う会神奈川HP(森本さんの音声はこちらから↓↓↓)
http://www.geocities.jp/sukuukai/

 ご紹介いただきました、山梨から参りました、山本美保の双子の妹の森本美砂と言います。どうぞよろしくお願い致します。神奈川県から何人もの方が失踪されている中で、山梨の私がお話を申し上げるのは非常に僭越ではございますが、特定失踪者460人いる中で、なかなかちゃんと支援団体があるところが少ないんです。皆さん、家族だけで苦しまれている方がたくさんいらっしゃいます。

 その中で私も同じような立場でございますけれども、たまたま地元で同級生を始め、色々な先生方が多大な力を貸してくださいまして、いままでに政府に20万人の署名を持って姉の救出を訴えてまいりました。この私の事例は、その460名の特定失踪者の一事例としてお聞きください。そしてその事例は、他の460名それぞれの家族の思いと同じものと考えていただきたいと思います。

100PENTX-IMGP2442_IMGP2442.JPG
*写真は調査会理事杉野正治さんに紹介された特定失踪者ご家族の皆さんです。

*特定失踪者問題調査会
http://chosa-kai.jp/
*山本美保さんの家族を支援する会
http://homepage3.nifty.com/KOFUHIGASHI-3/

 私の姉は、今から22年前の昭和59年6月4日に当時20歳でしたが、「図書館に勉強に行ってくるね」と言って母に言い残し、ミニバイクで図書館に向ったきり帰って来ませんでした。当時受験勉強していまして、進学するための大学を目指して頑張っていた時です。何の失踪理由もございません。私が先に大学に進学していて、そういう差があったということもありまして、ちょっと姉には応援しきれなかった、という部分は未だに抱えております。

 実は私の2つ上の兄が事故で亡くなりまして、当時姉も東京の女子大に受かっていたんです。ところが兄の死をきっかけに私は美保ちゃん、美保ちゃんと言っていますけれども、美保ちゃんが一人で東京に行くことを賛成することができなかったんです。「どうか家族のそばにいて」っていうふうにお願いしまして、その思いを聞き届け、姉は地元に残りました。

 でもやはり青春真っただの中、自分の進学への思いが断ち切れず「もう一度挑戦したい」という思いで、二十歳からまた勉強し直していた時期だったのです。あの時応援していれば、という思いは未だに私は引きずっております。そして姉が失踪して以来、18年間何もできなかったという自分を未だに責めながら生きてまいりましたが、でもその思いを、こうやって皆さんが応援してくださる力をお借りして、姉の救出をずうっと訴えていきたいと思っています。

 地元で本当に大きな力を得まして、先ほど申し上げました20万人という本当に尊い署名を持って、政府に二度も訴えにまいりまして、これはすごいことだとまた改めて思っているんですが、こうした力をもしかしたら政府、今拉致被害者認定者は16名、その他に460人ももしかしたら拉致被害者であるという疑いを持って相談されている方、これがもし全員拉致被害者であったらとんでもないことだ、というふうに思った政府・関係者がいるんではないか?これをどこで線引きしようか?というふうに思った方がいるんだと思うんです。

 特に特定失踪者の中で、力強く運動していた私たちの団体を「じゃまだ」と思った方がいるのではないでしょうか。

 ちょうど2年前の平成16年3月4日に、その当時から21年前に発見された、山形で発見されましたご遺体が「山本美保さんですよ」というふうに急に言われました。「DNA鑑定が一致しました」というものでした。たぶんご存知の方、多いと思います。いきなりテロップで全国放送されましたので。私も本当に何のことか訳がわからない状態でした。もし、DNA鑑定をされるのであれば家族に詳しい内容が伝えられるべきなんです。

 「美保さんのところは特定失踪者ですね。これだけ力強く動かれていますね。あらゆる捜査をします。もしかしたら不幸にも国内で違ったかたちで見つかるかもしれません。そういう一つ一つをつぶしていく意味でも私(美砂さん)の血液を提供してください」というふうに言われました。

 私は「あらゆる捜査をしていただけるなら」ということで提供しました。誰も「山形のご遺体がそう(美保さん)かもしれませんので、最後の確認をするためにDNA鑑定をする」ということは伝えてくれませんでした。本当は伝えるべき、ということは後から聞きました。何の情報も伝えられないままいきなりDNA鑑定をされまして、「一致した」ということだけをいきなり携帯電話にかかってきたんです。もう頭の中が真っ白になりまして、訳がわからなかったんです。

 「それは、そのご遺体が姉ということでしょうか?」とやっとの思いで聞き返した私に「その可能性は高いです。でも詳しいことはまだわかりませんので、名古屋大学にかけてありますDNA鑑定の結果を明日持ち帰りますので、ぜひお母さんにお伝えしたいのでお会いしたい」という話でした。

 でも、私の母は精神的にかなりまいっていました。3年前に父を亡くしているんですが、ちょうど美保の問題が明らかになり「拉致かもしれない」ということで、当時あの、山梨県警にずっと勤めていた父でしたが、まぁ、姉の問題も抱えながら一生懸命に仕事をしてきたんですね。警察の大変な仕事のことを何よりも知っている父なんです。現場の人間です。上の人間ではありません。

 その現場の人間が姉の問題も抱えながら、姉が失踪した理由をひたすら言うことができませんでした。本当は「警察に伝えて捜索を願いたい」ということは思ったと思います。でも「自分の娘のことで、これだけ大変な思いをしている警察現場に迷惑をかけてはいけない」ということで、口をつぐんでいたんです。言わば警察は身内の人間でした。その警察に「裏切られた」という思いを未だに持っております。

 父はあの、美保の問題が勃発しまして、本当に20万人という署名を一緒に足を運んで政府に出した人間です。ところがやはりいろんな心労がかかりまして、脳腫瘍ということで3年前に他界しました。

 その父を亡くし、母はもうがっくりしていたんです。その間にも色んな情報が入ったり、北朝鮮からの情報が入ったり、また違う情報も入ったりして、一喜一憂している母はかなり精神的にまいっていました。その母に不確かな情報を伝えることはできないと思ったんです。

 ですから「待ってください。確かなことがわかるまで私が情報を聞きますから、母に伝えることは待ってください」と言ったんですが、もうすでにマスコミ関係はそのことを聞いていまして、全国のテロップニュースで流しました。母は、詳しい内容を警察関係者とか専門のDNA鑑定士から聞いたのではありません。いきなりテレビの画面から「自分の娘が遺体で発見された」ということを聞いたんです。こんなつらいことがあるでしょうか!!

 私は母に「この運動に参加してほしい」ってことは気持ちでは思いますが、「これ以上母を苦しめないでください」っていうことをまず言いたいんです。だから私が先頭に立つしかない。で、これは、こういう思いをしている人は私だけではないんですね。460名特定失踪者、もう色んなかたちで苦しんでいるんです。家族を何十年も待ち続けています。その失踪した理由も話すこともできず、ひたすら待つだけの生活で苦しんでいる、そういう方はたくさんいるんです。

 ましてや運動しているのに、まだ確かなことがはっきりわからないのに、いきなり「死亡しています。あなたのところは拉致被害者ではありません」っていうようなことで突きつけられた場合、もう母はもう二重三重の苦しみを負っているわけです。

(2)に続く

*4/16 神奈川県民集会 森本美砂さん(2)最終です
http://aoinomama13.seesaa.net/article/18294296.html
posted by あおいのママ at 14:57| 千葉 | Comment(0) | TrackBack(0) | '06 4/16 神奈川県民集会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月16日

4/16 神奈川県民集会 加藤博さん(2)最終です

100PENTX-IMGP2465_IMGP2465.JPG
*加藤さんの写真が撮れませんでした。写真は決議文を読み上げる海老名市議会議員の太田ゆうすけさんです。後ろの森本美砂さんのお隣に座っていらっしゃるのが加藤さんです。

*電脳補完録さんが神奈川県民集会にて撮影しましたビデオ映像から文字化しました。(許可をいただいております)

ビデオ映像はこちらです。↓↓↓
*加藤博さんの講演 電脳補完録ー別館より
http://nyt.trycomp.net/modules/weblog/details.php?blog_id=159
*救う会神奈川HPより
http://www.geocities.jp/sukuukai/
*4/16 神奈川県民集会 加藤博さん(1)
http://aoinomama13.seesaa.net/article/17858365.html

(・・・は聞き取り不能です)
*聞き取れなかった部分を多少削除等手を加えております。どうぞご了承ください。

続き

 しかし皆さん、よく考えてみてください。毅然と対処をするということはどういうことでしょうか?口を厳しく、相手を激しく非難することですか?そうじゃありません。私たちが覚悟を求められているということなんです。(拍手)どんな覚悟ということなんでしょうか。

 北朝鮮は「自分たちで拉致した」ということを認めても返さない。「もう終わったことだ」とそういうふうにしてうやむやにする。また今度のように、DNA鑑定によって横田めぐみさんの夫が金英男(キム・ヨンナム)氏であるということが分かったとしても、彼らはこの問題に対して関心を示そうとしない。

*めぐみさんの夫は金英男氏−DNA鑑定結果横田家に
 救う会全国協議会ニュース(2006.04.11)より

http://www.sukuukai.jp/houkoku/log/200604/20060411.htm

 ちょうど同じ時期に金桂寛(キム・ケグァン)という外務次官が来ていました。彼は六者協議開催のために日本に来たようですが、それはできなくなるとですね、「それはそれで結構だ」と「我々は核開発をする時間がある」と、そういうようなことを言ってメッセージを残して帰って行きました。これだって脅しですね。・・会議の中でも、南北首脳会談の中でも「我々の言うことを聞かなければソウルを火の海にすることもできる」こういう脅しをかけてきますね。

 つまり北朝鮮はミサイルによって「今開発しているミサイルによって日本を撃つことだってできるんだぞ」と、そういうことを言われた時ですね、日本の政治家はね、これについてどう対応できますか?国民の安全を守らなければいけない国会議員は、こういうことを聞くべきか(拍手)それに断固として反撃すべきか、これは国政を扱う議員の皆さんの非常に頭を悩ますところだと思います。

*金桂寛外務次官訪日で家族会・救う会声明
 救う会全国協議会ニュース(2006.04. 10)より

http://www.sukuukai.jp/houkoku/log/200604/20060410.htm

 しかし、これは私が覚悟と言ったのはそういうことなんです。彼ら(北朝鮮)は政府のトップが「自分たちで拉致」ということを認めたとしても返さない、そういう人たちです。甘い顔を見せれば「ミサイルを発射するぞ!」と脅しをかける、そういう人たちです。そういう時に私たちは「ちょっと待て、ちょっと待て」と「私たちはお米を10万トンやるからちょっと待て」と言いました。

 それでもこの問題に真正面から立ち向かう覚悟がありますか?この問題はそういう問題として皆さんが受け止めなければいけない、私たち一人一人が受け止めなければいけない、そういう問題と思います。

 そういう気概、そういう気持ちが自分たちにないと、残念ながら今北朝鮮に閉じ込められている拉致被害者を取り戻すことは私はできない、そう思います。そういう断固とした毅然とした姿勢があってこそ私たちはこの問題を正当に、人権問題はまんべんなく誰にでも保障されると、そういうものだということを知らしめることができると思っています。

 ですから、今回の私たちの逮捕請求などというのは、小さな小さなこんなNGOを・・・しようとしているんですね。こんな小さなNGOを・・しなければならないほど北朝鮮は今追い詰められているんです。

 2004年にはアメリカの上下両院で人権法が成立しました。そして人権大使も任命されました。それからジュネーブの国連人権委員会では2003年、2004年、2005年と三度に渡って北朝鮮に対する決議案が出されています。そして昨年の12月にはついにこれは国連総会で世界の人権問題で、北朝鮮の人権問題が可決されています。それは北朝鮮がいかに孤立しているかということを示しています。

 で、これで終わりではありません。先ほどご紹介しましたように、アメリカがマカオにある「バンコ・デルタ・アジア」という銀行にある口座を凍結しました。その銀行は北朝鮮で作った偽札をマネーロンダリングする銀行ですね。ですから、これによって止められ、そしてそこと取り引きする銀行を次々とアメリカによって制裁をしています。北朝鮮はそれによって非常に打撃を受けていますね。

 今年の金正日の誕生日に、例年ならば自分の部下たちに下賜品を与えるんですが、それは外貨で・・ですが、その下賜品を買う外貨さえ不足するような。これは北朝鮮にとって非常に打撃です。これはいいことですね。なぜかと言うとですね、・・・彼が今までこれをやれたのに、それをやれなくなったということは、彼の権力基盤にひびが出るということなんですね。

*北朝鮮金融犯罪:米が関与認定のマカオ銀 邦銀が取引停止
 News Flashより

http://blog.livedoor.jp/trycomp/archives/50070998.html

 ・・で、救う会ではですね、「経済制裁するべきだ」というふうに言っていますけれども、私は経済制裁はするべきだと思いますけれども、まぁ、アメリカの金融制裁ほどではないことなんですね。でも、この・・運動でもですね、これは非常に有効です。何故ならば彼らが持っている2億円というのは、北朝鮮の軍の重要な資金源になる。それは保衛部であるとか秘密警察、あるいは軍安?とか公安、そういうところの資金源なんです。

 ですから、その・・・日本政府の経済制裁で止まってしまうと売れなくなりますから、それは持っていればいるほど赤字になりますから、・・ということで、軍団同士の争いが起きるということなんですね。これも権力基盤にひびを与える。つまり拉致を認めても拉致問題を解決しようとしない、北朝鮮の人民が200万人も餓死しても何とも思わない、われわれ結局支配層100万人がいればいい、というようなことを考えているような人たちに打撃を与えるには、そして人権問題が解決できないということは、自分たちの政権が維持できない、ということを知らしめるためには友好な手段です。

 私たちが「経済制裁をすると戦争になる」とかいう人がいますけれども、これはそのような考え方をすればですね、これは北朝鮮の思うつぼです。経済制裁が及ぼす効果というものが何であるのか?ということを私たちは今一度よく考えていくことが必要です。でもその扱い方には注意が必要です。私はそのことを皆さんに申し上げておきたいと思います。

 それから、この拉致問題を解決するためにはですね、今国際的な非常に大きな動きがあって包囲網ができています。しかし中国や韓国というやっかいな問題があります。

 中国は北朝鮮に対して今膨大なインフラの投資をかけています。茂山(ムサン)という中国と北朝鮮の国境に鉄鋼山があります。ここに50年間の採掘権を据えて、中国は今膨大な投資をしています。それからこれを失わないために、また、外貨を稼ぐために平壌のデパートを買収しました。

*北朝鮮で採掘権(第四の極中国)
 Hayao Adachi's Homepageさんより

http://my.reset.jp/~adachihayao/051120I.htm

 このように中国は、次から次へと自分たちの経済地域を北朝鮮国内に今獲得しています。と言うことは、北朝鮮の経営基盤を持つ人間が、北朝鮮国民の利益になるようなことを外国に売り渡しているということですね。ですから、中国の援助なしに北朝鮮の経済は成り立たない、そういう状況があるということを私たちは理解しなければいけない。

 それから韓国です。韓国は自国に500人近い拉致被害者を抱えていても、この問題を真剣に解決しようとしない。朝鮮戦争の時に捕虜になった人たちも「返せ!」とは言わない。「離散家族だ」と。こういう政府ですね。そしてできるだけ多く援助をする、融和的な態度をとる。そうすれば北朝鮮とは平和的になる、朝鮮戦争を起こしちゃいけないという、そういう口実をもとに非常に融和的な態度をとっていますね。ですからこれを変えなくてはいけない。

 で、もう一度皆さんに思い起こして欲しいんですが、横田めぐみさんを返せ!それから他の拉致被害者を返せ!と言って、運動を始めた時の家族の皆さんがどれだけ大変だったか。今韓国の人たちはそれと同じくらい大変な時期を今味わっていると思うんですね。しかし日本は幸いにして皆さんの大きな支持と大きな応援でここまでやって来れた。ですから、私たちはそういう政権の韓国も・・しようと、韓国も拉致被害者家族会とも協力する必要があるんじゃないかと。私たちから頻繁に出かける、交流する、そういうことは必要だと思います。

 政府はその時々に出された条件によって政策や方針がずれます。そのずれを正すのが私たち一人一人なんですね。「それはおかしい!」とはっきり言う。そういう声の固まりをたくさん作っていく。このような集会を全国で起こす。それが私はこの拉致問題を解決し大きなうねりにして、韓国と共に解決していく唯一の方法だと思います。

100PENTX-IMGP2440_IMGP2440.JPG

 ですから私は皆さんに訴えたいですね。そのために私たちの情報発信能力を高めよう、私たちは積極的に色んな所に出かけて行って、人権問題・拉致問題について発言し、お互いを交流し励ましあう、そういうことが大切でしょう。北朝鮮難民や人権問題に対する国際会議があればそこに出かけて行って、自分の意見を言うことが必要でしょう。で、そこに来ている国際機関の人間や政府の人間に対して語りかけることも必要でしょう。

 それから直接私たちの声を届ける放送も必要です。“しおかぜ”という放送のことについて出てきましたけれども、韓国には他に“自由北韓放送”という、金聖民さんという方が、北朝鮮の方(脱北者)が中心になってやっているそういう放送局もあります。そういう放送を通じて私たちのメッセージをどんどん伝えていく、それがどうしても必要です。

*しおかぜ通信
http://www.senryaku-jouhou.jp/shiotsuu.html
*北朝鮮に自由の風を送りたい−金聖民代表が報告
 救う会全国協議会ニュース(2006.04.14)より

http://www.sukuukai.jp/houkoku/log/200604/20060414.htm

 そのためには政府にその応援を頼っていてはダメなんですね。私たち自身がこの放送を支え、この放送が最も効果的な武器になるように、人権問題を解決する大きな武器になるように育てていかなければならない。これは今荒木さん(特定失踪者問題調査会)のところでやっている“しおかぜ”ですけれども、これはみんなが“しおかぜ”を応援しなければならないし、最も有効な武器に育て上げなければいけない。私はこのようにして他の放送局も他のメディアも皆さんの力で、人権と拉致の問題を解決するように力を尽くしていただきたい。

 そのためにはやはり皆さんの手で集めていただいて、皆さんも自分ができる場で応援団になってもらいたいと思います。ありがとうございました。(大拍手)

*第8回「拉致被害者と家族の人権を考える市民集会」加藤博さん
 救う会神奈川HP活動報告より

http://www.geocities.jp/sukuukai/report/08.html#8

終わり

*皆さん、最後まで読んでくださってありがとうございました。(*^^*)/~~
posted by あおいのママ at 14:37| 千葉 ?J| Comment(0) | TrackBack(0) | '06 4/16 神奈川県民集会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月15日

4/16 神奈川県民集会 加藤博さん(1)

100PENTX-IMGP2465_IMGP2465.JPG
*加藤さんの写真が撮れませんでした。写真は決議文を読み上げる海老名市議会議員の太田ゆうすけさんです。後ろの森本美砂さんのお隣に座っていらっしゃるのが加藤さんです。

*電脳補完録さんが神奈川県民集会にて撮影しましたビデオ映像から文字化しました。(許可をいただいております)

ビデオ映像はこちらです。↓↓↓
*加藤博さんの講演 電脳補完録ー別館より
http://nyt.trycomp.net/modules/weblog/details.php?blog_id=159
*救う会神奈川HPより
http://www.geocities.jp/sukuukai/

(・・・は聞き取り不能です)
*聞き取れなかった部分を多少削除等手を加えております。どうぞご了承ください。

 皆さん、こんにちは。(会場から「こんにちは」)私は北朝鮮難民救援基金の事務局長をしております、加藤博です。

*北朝鮮難民救援基金
http://www.asahi-net.or.jp/%7Efe6h-ktu/

 本日、救う会神奈川(会長)の川添さんのご好意によってここに来れましたことを深く感謝したいと思います。それから皆さんにお会いできたことに感謝します。

 と言いますのは、私たちは北朝鮮から逃れまして出て来る人や、どうしても北朝鮮では命を永らえることができないそういう人たちを助けてきたんです。で、この行為に対して北朝鮮は非常に快く思っていないわけですね。快く思っていないどころか、皆さんもご存知のように今年の3月27日に朝鮮民主主義人民共和国人民保安省というところから逮捕礼状を発行して、私たちの身柄を北朝鮮によこせとそういう要求を日本政府によこしました。

*北、日本のNGO幹部に無意味な逮捕状 News Flashより
http://blog.livedoor.jp/trycomp/archives/50088619.html

 私だけではありません。私の団体にいる野口孝行という国際活動をしている者に対しても行われました。それから「北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会」の山田文明代表に対しても同じようなことがありました。それから「RENK」(救え!北朝鮮の民衆/緊急行動ネットワーク)の李英和代表に対してもありました。こういう行為を私たちが黙って見過ごすならば、これは私たち4人に行われたことではなくて、他の人にも起こることだというふうに私は考えています。

*'04 11/2 国際シンポジウム 野口孝行さん
http://aoinomama13.seesaa.net/article/13956159.html

 私は身柄の請求があったからと言って、日本政府がそれに応じないということは思っていませんし、日本政府はこの問題に対してとんでもない話、問題外という態度をとっておりますので、私はそんなことは心配していません。

*政府 北朝鮮の要求に強く反発 News Flashより
http://blog.livedoor.jp/trycomp/archives/50087272.html

 しかし、今まで話題になっているように、日本からは多くの人が拉致されていっているんですね。誰もその人たちは何か北朝鮮に対して目障りなことをしたわけでも、北朝鮮に妨害工作をしたわけでもないんです。そういう人たちが拉致されていっているんですね。

 ところが私たちは北朝鮮から(逃げて)来た人を助けたんです。これが罪だと。食えない人たちを助けることが罪だし、病気で死にそうになっている人を助けることが罪だと。そしてこれが「国家転覆罪になる」と言って(私たちを)指名手配するわけです。ですから私は「これから自分の身に何が起こるかわからない」、そういうふうには感じています。

 これだけではありません。私は2002年に中国の大連で中国の安全局という所から拘束を受けました。北朝鮮から逃れて中国にいる人たちに、冬服を配布するために行った時に拘束されたんです。で、その時に私たちがこの事件の後、日本に帰ることが幸いにもできてですね、その後聞いた話によると、私はひそかにですね、北朝鮮に身柄を渡されるはずであったと。

 北朝鮮の国籍を持った人間が中国でたくさん来ている。それから私たちの活動を支援する人たちも今(中国に来ている)。それから私たちの活動に理解を示す中国の公安局の人間もおります。その人たちから聞いた話によると、私が2000年に北朝鮮からお尋ね者になって、その時は今回のように明確に「身柄を引渡せ」だとか「逮捕状を発行した」とか、そういうことではなかったんですね。それはひそかに中国にいる北朝鮮の・・ですね、加藤ではなくて・・ですね、そういう人たちの間に出回っていたことなんです。

 それは何かと言うと、私の身柄を生死に関わりなく北朝鮮に持ってくれば35万元、これは日本のお金にすると525万円くらいですけれども、それとベンツ1台を渡す、そういうふうに懸賞金をかけてやるんですね。彼らは公然ともするけれども、ひそかにもやるんです。

 ですけども、幸いにも私の場合はですね、「人道支援家が中国で行方不明になった」ということで記者会見を開いてくれて、日本のメディアがこれを採り上げ、世界のメディアも放送してくれた。そのおかげで私は自分の身柄を北朝鮮に持って行かれないで済んだんですね。もしあの時に誰も興味を示してくれなかったら、私は皆さんの前に立つこともなかったかもしれないです。ですからそういう意味では、北朝鮮の人権問題に対して皆さんとここで共に考え共に語り合える、そういう場を持ち得たということは、私にとっては大変うれしいことです。

 もう二度と会えないかもしれない、と思ったけれども、再び会うことができた。そういう意味では、私が感じたことを皆さんにお伝えすることが私の役割だろうと思っております。ですから、私の経験から北朝鮮という国はどういう国なのか?それを少し話したいと思います。

 私の逮捕状の件ですが、これは今年の3月に、そのシンガンスという北朝鮮の工作員他2名を日本政府が国際刑事警察機構に指名手配した。そして朝鮮総連傘下の大阪府商工会、これに警視庁が家宅捜索しました。

*拉致強制捜査 「国家犯罪」あぶり出せ News Flashより
http://blog.livedoor.jp/trycomp/archives/50086583.html

 こういう流れの中でおきた事件ですね。で、北朝鮮がこの行為に対して「朝鮮総連への弾圧だ!」と言って、その報復として私たちの、先ほど紹介しました4名の逮捕状が出てきたんですね。

 私たちは先ほども言いましたように、北朝鮮から食うに食われず、暮らすに暮らせずに、やむを得ずに出て来た人たちを助けている団体です。そして北朝鮮が今、私たちに逮捕状を発行して身柄を要求しているのは、彼らが何の罪もない人間を他国の領土からこれを持って行って、それと同等だと考えているわけですね。

 ですからそんなことは問題外なんですけれども、これは北朝鮮にとっては常識かもしれない。世界の常識ではないけれども、北朝鮮では常識、北朝鮮の常識は世界の非常識、これは今まで色々な事件からいっても言えると思うんです。

 日本の新聞も突拍子もない要求ということで、もうこれは問題になりませんでしたけれども、私はこのような北朝鮮の要求に事を構えるよりは、実際に日本の中から甘言を労し、あるいは暴力的に連れ去った、そこに協力した人間を次々と摘発すべきだ!!というふうに思います。(拍手)

 ・・から言えばあまりにも遅い、私はそう思います。横田めぐみさんのご両親、及び他の拉致被害者の家族の皆さんが「家族会」を作って活動した頃から私は知っております。あの頃はまだメディアも多く採り上げてくれず、そして議員さんの間でも「議連」というものができていなかったし、日本国民の認識も低かった。しかし「家族会」の人が寒い冬の日も夏の日も一生懸命やってですね、理解を求めて、ようやくここまできたんですね。そして一つ一つの「家族会」のこの動きが国会を動かし、政府の役人を動かすまでになったんです。

 でもしかし、それでも私はまだ十分じゃないと思うんですね。何故かというと、政府が本当に真剣になってやってくれたのか?ということを時々疑問に思うんです。(拍手)私たちは何故それを感じるかというとですね、特に外務省の高級官僚は、この問題について本当に自らの問題として解決しようとしない、国民の痛みをわかっていない、と思うからなんです。

 日朝協議の時にその名簿を渡された時の対応を皆さん、思い出すでしょうか。政府の安全確認のいい加減さ、これで事を済ませようとした。このような行為、人の命を軽んずる、あるいはそれを無視するような、そういう人権感覚の官僚が多いということです。

 私はすべての人がそうだとは言わないけれども、その姿勢を正すのは誰かと言えばですね、私たち一人一人がそれをやるんですね。(拍手)これを「家族会」に任せっきりだとかね、それから「救う会」に任せっきりだとか、そういうことではダメだと思います。(拍手)そして私たちはこの問題に対して毅然と対処するべきだ、というふうに今思います。

(2)に続く(次で終了です)

*4/16 神奈川県民集会 加藤博さん(2)最終です
http://aoinomama13.seesaa.net/article/17886111.html
posted by あおいのママ at 22:15| 千葉 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | '06 4/16 神奈川県民集会 |