2007年08月31日

8/30 日本テレビ「NEWS ZERO」なぜ今…聖徳太子ニセ1万円札

*8/30日本テレビで放送された「NEWS ZERO」の特集を文字化しました。(放送は約10分間)番組中、精巧な偽札は国家レベルの関与ではないのか?ということでしたが番組では国名について言及しませんでした。世界中で現在このような犯罪行為をしているのはどこかと考えると、私は北朝鮮しか思い浮かびませんが・・・。

 偽札について、過去に取り上げた番組を文字化テキストにしております。よろしかったらご覧になってください。(下記にあります)

旧一万円偽札 闇ルート追跡

【キャスター・鈴江奈々さん】(スタジオにて)
 「さて、続いては特集です。今、偽札が大量に出回っています。しかも、私たちが今使っている一万円札ではなく、このような聖徳太子でお馴染みの旧一万円の偽札なんです。この偽札は、今年の3月頃から東京・愛知・大阪など、全国各地で見つかりまして、その数はおよそ1000枚にも上っています。ZEROはこの偽札を売りさばいているタイ人との接触に成功しました。」

“超精巧”偽旧一万円札 タイの闇ルート追跡

【ナレーター】
 今月(8月)2日、愛知県の名古屋駅前の銀行で偽札が14枚見つかった。しかも今はほとんど出回っていない旧一万円札。ZEROはその偽札を銀行に持ち込んだ男性を捜し出した。男性はタイで生活する日本人。旧一万円札の偽札をタイにある日本食レストランで渡されたという。

【タイで生活する日本人男性】
 「(タイの)日本食レストランに行った時に、まぁそこの料理長の方から、タイの方では(旧一万円札は)銀行とか両替所で両替に応じてくれないから、出来る範囲あれば(旧一万円札を)交換してやってくれないか?と・・・」

【ナレーター】
 この時渡された旧一万円札が偽札だとは考えてもみなかったという。男性が旧一万円札の偽札を受け取ったというタイ。ZEROはタイに向った。

 取材を進めるうちに、旧一万円札を持っている日本人と出会った。彼らもまた、タイでは両替出来ない旧一万円札の両替を頼まれたという。

【記者】
 「誰から頼まれたのですか?」

【旧一万円札を持つ日本人】
 「中国系タイ人です。『今、日本で流通していない一万円札をたくさん持っている』と。『どうしたら(旧一万円札を)両替出来るか?』と(タイ人から)聞かれた。」

【ナレーター】
 そしてタイ人から渡されたという旧一万円札を見せてくれた。「本物」だと彼らは説明する。

【記者】
 「透かしが入っている・・・」

【ナレーター】
 確かに透かしも入っていて、一見偽札には見えない。さらに10枚の紙幣は記番号がすべて違う。実は、過去に発見された偽札はカラーコピーで作られていたため、記番号は同一の場合が多かった。とすれば、この旧一万円札は本物なのか?

 ZEROは偽札鑑定の世界的権威・松村喜秀氏にタイに来てもらい、鑑定を依頼した。まずは手触り。

【記者】
 「(普段は)ある程度触った段階で分かりますか?」

【松村テクノロジー・松村喜秀氏】
 「ええ、分かりますけど、今日はちょっと(触れるだけでは)厳しいです・・・」

【ナレーター】
 次に紙幣の厚さを鑑定。

【松村テクノロジー・松村喜秀氏】
 「紙の厚みも本物と変わりはありません。」

【ナレーター】
 紙幣の原版となる版下からも、本物との決定的な違いは見つからない。そこで松村氏は特殊なライトをあて、この紙幣の透かし部分を確認した。本物では見えてこないはずの透かしが、偽札ではくっきり浮かび上がってきたのだ。

【松村テクノロジー・松村喜秀氏】
 「本物というのは、まぁ薄くは(透かしが)見えるけど、ほとんど見えない状態なんです。それが今鑑定やっている紙幣は、はっきりくっきり見えているんですね。透かし風の印刷であって、透かしではないんです。」

【ナレーター】
 さらにインクを(偽札鑑定機で)鑑定。電子音はエラーを意味する。インクも本物とは別のものが使われていた。松村氏は―。

【松村テクノロジー・松村喜秀氏】
 「全部偽(札)です。間違いなく偽です。はるかにその技術的なレベルも高いし、紙もレベルが非常に高いです。初めてです、ここまで精巧なものは・・・。ショックです、これは。はぁ・・・。」

【ナレーター】
 しかも記番号はすべて違うという複雑な作りは「組織ぐるみの犯行と考えられる」という。

 タイ人にこの旧一万円札の偽札を渡された日本人が、ある写真を見せてくれた。そこには5,000万円分の紙幣。タイ人は旧一万円札を7割〜8割という安い値段で売っていたのだという。つまり偽札を販売して利益を得ようとしていたのか?

 ZEROは日本人に売買を持ちかけていたタイ人と接触した。記者は実態を知るため身分を隠し、「旧一万円札を見せて欲しい」と持ちかけた。

【記者】
 「あの、これから(お金を)ちょっと見せてくださいと、それが本物だったら買いたいと言った時に、売れるお金はいくらあるのか?」

【タイ人】
 「全部で2億円は売れます。お金は本物です。」

【記者】
 「どうしてそんなにあるのか?ってすごい疑問なんですよ。」

【タイ人】
 「どこで手に入れたかは聞かないで。僕は仲介するだけ、持ち主ではない。」

【記者】
 「確実なものかどうかの確認をしたい。」

【ナレーター】
 「本物の紙幣なのかどうか鑑定をしたい」と伝えると・・・。

【タイ人】
 「どうぞ。鑑定で納得できなければ買わなくていい。」

【ナレーター】
 かなりの自信。そしてタイ人は、2億円分あるという旧一万円札の中から100万円を持って30分後に現れた。まず松村氏が記番号を確認すると―。

【松村テクノロジー・松村喜秀氏】
 「001から始まっています。」

【ナレーター】
 今度は連番の100枚。さらに不審な点がいくつか見つかった。札束の帯封には、日本銀行では使っていない聖徳太子が描かれていた。さらに旧一万円札の札束を保管しているという箱のラベル。そこには“3,200億円”という表示が・・・。それだけの旧一万円札を持っているというのか?

 そして、松村氏が再び鑑定を始めた。すると・・・。エラーを知らせる電子音が鳴った。結局、100万円すべてが偽札だった。

【記者】
 「このお金、(偽札だから)結局換金できないけど、どうするんですか?」

【ナレーター】
 「偽札」だという鑑定結果を伝えると―。

【タイ人】
 「もういい!納得しなければ買わなくていい。(偽札だったことが)残念です。」

【ナレーター】
 彼らは持ってきた100万円が偽札だったことに驚きもせず、札束をカバンにしまうとその場を立ち去って行った。

 今回の取材で、精巧な旧一万円の偽札が大量に存在することが初めて明らかになった。

【記者】
 「国家を挙げて作ったクラスのお札、以上のクオリティ?」

【松村テクノロジー・松村喜秀氏】
 「そうです。相当な機械と設備投資、あとそのインクを集めたり、紙もそうだし、かなりの人数と設備を用意したと思います。」

【ナレーター】
 かつて松村氏が名付けた精巧な偽ドル札“スーパーK”は全世界で出回った。そして今回松村氏はこの偽札を“スーパーJ1”と名付けた。今後さらに広まっていくのか?

精巧な偽一万円札 どう見分ける?

【メーンキャスター・村尾信尚さん】(スタジオにて)
 「VTRでもあったように、専門家に言わせると、やっぱり『これだけ精巧な偽札は、国家レベルの関与がないと作れないのではないかなぁ』と言っていましたけどね、川原さん。」

【キャスター・川原亜矢子さん】
 「偽札鑑定のプロでも特殊な機械を使わないと分からないぐらい精巧に出来ているんですよね?もし旅行先で善意でお金を換えてあげて、それが偽札だったってなったらとんでもないですよねぇ。なので、これから旅先でも普段の生活でも気をつけないといけないなと思いますね。」

【メーンキャスター・村尾信尚さん】
 「星野さんも海外に行かれること多いですし、気をつけるって言っても・・・分かんないでしょう?」

【ゲスト・星野仙一氏】
 「いやぁ、気をつけるってもうそれは日本人はね、我々も本当にそういう感覚ないもので本物だと思いますわねぇ。でも円がそうだということは、もちろんドルもユーロも・・・、ねっ、色んな物を僕は作られているんじゃないかなと心配だね、そういう意味では。3,200億とか5,000億だとか言われたらたまったもんじゃないね。」

【メーンキャスター・村尾信尚さん】
 「ホントそうですよね。この聖徳太子の一万円札、実はこの製造は約20年前に終わっているんですね。したがって新品の聖徳太子、ピン札の聖徳太子の一万円札を見せられたら、これはちょっと疑った方がいいかもしれません。」

終わり

*'07 7/15 TBS「報道特集」最新型 ホログラム入りニセ1万円札
http://aoinomama13.seesaa.net/article/48457789.html
*'07 6/10 フジテレビ「新報道プレミアA」
 北のニセ札を見破れ! 下町・熱血エンジニアの戦い

http://aoinomama13.seesaa.net/article/44721485.html
*'07 6/10 フジテレビ「新報道プレミアA」ニセ札取引の瞬間
http://aoinomama13.seesaa.net/article/44534236.html
*'07 1/14 TBS「報道特集」
 北朝鮮に異変 蝕まれる独裁体制(ニセ札)

http://aoinomama13.seesaa.net/article/32283030.html
*'06 12/10 TBS「報道特集」“新型”偽100ドル札(1)〜(2)
http://aoinomama13.seesaa.net/article/32747619.html
*'06 10/1 テレビ朝日「サンデープロジェクト」
 北朝鮮ヤミ資金ルート(1)〜(2)
 
http://aoinomama13.seesaa.net/article/24809569.html
*'06 3/5 TBS「報道特集」北朝鮮ニセ札疑惑(1)〜(3)
http://aoinomama13.seesaa.net/article/14414118.html
posted by あおいのママ at 10:31| 千葉 曇り | TrackBack(0) | 報道番組テキスト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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