写真は、電脳補完録さんより転載させていただきました。
*10/15TBS放送「ニュースの森」を、ビデオに撮ったものから文字化しました。
“北からの写真”失踪女性 『時を越え重なった写真』
【司会者】
こんばんは。
まずはJNNのスクープからお伝え致します。この写真をご覧ください。これは北朝鮮から脱北した人物から提供されたものです。で、一方こちらの写真は42年前に千葉県で失踪した17歳の女性の写真です。取材の結果この2人が同一人物である可能性が高いことがわかりました。
【ナレーター】
(韓国・ソウル)9月末私たちはある脱北者と接触しました。この脱北者はかつて失踪した「藤田進さん」と同一人物とされた写真を、私たちに提供していました。その脱北者が取り出したまったく別の写真。
【VTRで脱北者の話】
この写真の人は日本人女性で、『北朝鮮に拉致されてきた』と聞いています。今は、日本人の『拉致被害者』と北朝鮮で家庭を持っています。
【ナレーター】
脱北者はこの女性の別の写真、さらに夫の写真も持っていました。
Q:この人は夫ということなんでしょうか?
【VTRで脱北者の話】
夫は現在、北朝鮮に住んでいる『日本人拉致被害者』の中でも、地位が一番高い人物です。具体的には、日本人を統制し管理する“課長”という職責を担っています。
【ナレーター】
脱北者はこれらの写真を「かつて朝鮮労働党の調査部にいて、今は外国にいる人物から手に入れた」のだと言います。「藤田進さん」とケースと同じ入手ルートです。
(韓国から)帰国後、私たちは特定失踪者問題調査会の荒木和博代表を訪ねました。
Q:まず、この写真なんです。(写真を見せる)
写真を見つめる荒木氏。そして、ポスターにある特定失踪者の写真と見比べます。すると・・・。
「加瀬さん・・・?」
手を止めたのは、42年前に失踪した「加瀬テル子さん」の写真。拉致の可能性が濃厚とされる33人の内の1人です。加瀬さんの写真と問題の写真を拡大コピー。大きさをそろえたものを重ねます。
「非常に重なっていることは間違いないですね」
千葉県海上町の自宅で、中学卒業後家事手伝いをしていた「加瀬テル子さん」。1962年4月、叔母から「芝居を観に行こう」と誘われた加瀬さんは、前日に地元の美容院に出掛けました。そしてそのまま忽然と姿を消したのです。17歳でした。
写真の女性は「加瀬テル子さん」なのか?私たちは専門家を訪ねました。東京歯科大学の橋本正次助教授。日朝首脳会談にも同行した法人類学の第一人者で、「藤田進さん」の写真も鑑定しました。
2枚の写真を見比べる橋本助教授。そして・・・。
【橋本助教授】
「可能性、すごくあるんじゃない?これは。いろんな特徴で・・・。右の眼球の位置が内側に相当寄っているじゃない」(写真の説明をする)
【ナレーター】
2枚の写真はともに、右の黒目が内側に寄っていて、左目よりも白目のスペースが少ないという指摘です。一見して非常に似ているという2枚の写真。コンピューター上で、目や鼻の位置を比較します。まず、横に線を引くと目や眉の位置が一致しています。そして縦に線を引くと目や眉に加え、口や鼻の位置も完全に一致しました。
【橋本助教授】
「これは、こう上げていきますよね。」
【ナレーター】
写真を撮影した距離や、顔の向きに違いがあるため、2つの写真全体を重ねても完全には一致しません。しかし、写真を分割し目と眉だけを重ね合わせると・・・。
【橋本助教授】
「ぴったりと合ってしまう・・・。」
【ナレーター】
一方、鼻と口のある写真の下半分も、きれいに一致しました。
【橋本助教授】
「両者を別人とするような相違はなくて、なおかつその両者の類似性・酷似性が非常に高いということで、検査・鑑定、もう少し詳しい情報をよりひとつひとつ比べていって・・・。」
【ナレーター】
橋本助教授の話を受けて、私たちは今も健在だという「加瀬テル子さん」の父親を訪ねました。加瀬次信さん、84歳。娘が42年前に失踪して以来、その身を案じてきました。この日は叔母2人も同席しました。(石毛ふささん・75歳、越川みつさん・81歳)
Q:こちらの写真をご覧ください。
写真を手に、半信半疑な次信さん。(首をひねる)叔母(越川みつさん)に手渡すと・・・。
【越川みつさん】
「あぁ、小山(に住む妹)に似ている・・・。」(石毛ふささんを指さして)「これの下の妹(に似ている)・・・。(体の)具合が悪くてね、来られないですけど、それに一番よく似ています。」
【ナレーター】
小山というのは栃木県小山市に住むテル子さんの叔母のこと。似ているといいます。私たちは、写真の入手の経緯と、橋本助教授の話を説明。さらに、もう一枚の写真を見てもらうと・・・。
【加瀬次信さん】
「これは小山(の妹)にそっくりだよなあ」
【越川みつさん】
「小山(の妹)に似ているってことはテル子にも・・・」
【石毛ふささん】
「あぁ、そうだあ」
【ナレーター】
そして、拡大した写真を見て3人は確信しました。(右目の小さな“ほくろ”を指して。)
【越川みつさん】
「ここに“ほくろ”が。この“ほくろ”が何よりの証拠だよ。誰でもある“ほくろ”じゃないんだから。」
(3人そろって)「本人に間違いない」
【ナレーター】
テル子さんの失踪前の写真にもあった、ごく小さな“ほくろ”。2つの写真に共通したこの“ほくろ”こそ、テル子さんであるという証拠だといいます。
【加瀬次信さん】
「よくぞ生きていてくれたと思います・・・。42年前だから、よくぞ無事でいてくれたと・・・。わしが生きている時に会いたいけど、会えないのはわかっています。せめて手紙の一本、テル子が書いた手紙一本・・・。」(涙声で聞こえません。叔母さんも泣いていました)
【ナレーター】
家族は、橋本助教授に正式に鑑定を依頼。その中間報告が今日(10/15)知らされました。「2枚の写真は、同一人物とみてほぼさしつかえない」という報告でした。
『北朝鮮から流出したという写真』。その女性は「加瀬テル子さん」と同一人物である可能性が極めて高いことがわかりました。
この重い事実に北朝鮮はどう答えるのでしょうか?
【司会者】
「加瀬テル子さん」のご家族は「『拉致被害者』、そして数多くいる『特定失踪者』のためにも、ぜひ報道してほしい」と話していました。このニュースについては日曜午後5時半の「報道特集」で、さらに詳しくお伝えします。
“北の流出写真”さらなる事実
10/17(日)午後5時半 「報道特集」
*北の流出写真、42年前失踪の女性(加瀬テル子さん)か
電脳補完録さんより
http://nyt.trycomp.com:8080/modules/news/article.php?storyid=3175
*'04 11/8 緊急国民集会 仲條 富夫さん
http://aoinomama.trycomp.net/col3.cgi?mode=dsp&num=80&no=86
*特定失踪者の加瀬テル子さんを支援する会が発足
電脳補完録さんより
http://nyt.trycomp.com:8080/modules/news/article.php?storyid=4074
*支援する会、千葉市で初集会 加瀬さん拉致認定を
電脳補完録さんより
http://nyt.trycomp.com:8080/modules/news/article.php?storyid=4079






