2005年06月22日

'04 10/15 TBS「ニュースの森」《特定失踪者『加瀬テル子さん』》

kaseteruko01.jpg

写真は、電脳補完録さんより転載させていただきました。

*10/15TBS放送「ニュースの森」を、ビデオに撮ったものから文字化しました。

“北からの写真”失踪女性 『時を越え重なった写真』

【司会者】

 こんばんは。

 まずはJNNのスクープからお伝え致します。この写真をご覧ください。これは北朝鮮から脱北した人物から提供されたものです。で、一方こちらの写真は42年前に千葉県で失踪した17歳の女性の写真です。取材の結果この2人が同一人物である可能性が高いことがわかりました。

【ナレーター】

 (韓国・ソウル)9月末私たちはある脱北者と接触しました。この脱北者はかつて失踪した「藤田進さん」と同一人物とされた写真を、私たちに提供していました。その脱北者が取り出したまったく別の写真。

【VTRで脱北者の話】

 この写真の人は日本人女性で、『北朝鮮に拉致されてきた』と聞いています。今は、日本人の『拉致被害者』と北朝鮮で家庭を持っています。

【ナレーター】

 脱北者はこの女性の別の写真、さらに夫の写真も持っていました。

Q:この人は夫ということなんでしょうか?

【VTRで脱北者の話】

 夫は現在、北朝鮮に住んでいる『日本人拉致被害者』の中でも、地位が一番高い人物です。具体的には、日本人を統制し管理する“課長”という職責を担っています。

【ナレーター】

 脱北者はこれらの写真を「かつて朝鮮労働党の調査部にいて、今は外国にいる人物から手に入れた」のだと言います。「藤田進さん」とケースと同じ入手ルートです。

 (韓国から)帰国後、私たちは特定失踪者問題調査会の荒木和博代表を訪ねました。

Q:まず、この写真なんです。(写真を見せる)

 写真を見つめる荒木氏。そして、ポスターにある特定失踪者の写真と見比べます。すると・・・。

 「加瀬さん・・・?」

 手を止めたのは、42年前に失踪した「加瀬テル子さん」の写真。拉致の可能性が濃厚とされる33人の内の1人です。加瀬さんの写真と問題の写真を拡大コピー。大きさをそろえたものを重ねます。

 「非常に重なっていることは間違いないですね」

 千葉県海上町の自宅で、中学卒業後家事手伝いをしていた「加瀬テル子さん」。1962年4月、叔母から「芝居を観に行こう」と誘われた加瀬さんは、前日に地元の美容院に出掛けました。そしてそのまま忽然と姿を消したのです。17歳でした。

 写真の女性は「加瀬テル子さん」なのか?私たちは専門家を訪ねました。東京歯科大学の橋本正次助教授。日朝首脳会談にも同行した法人類学の第一人者で、「藤田進さん」の写真も鑑定しました。

 2枚の写真を見比べる橋本助教授。そして・・・。

【橋本助教授】

 「可能性、すごくあるんじゃない?これは。いろんな特徴で・・・。右の眼球の位置が内側に相当寄っているじゃない」(写真の説明をする)

【ナレーター】

 2枚の写真はともに、右の黒目が内側に寄っていて、左目よりも白目のスペースが少ないという指摘です。一見して非常に似ているという2枚の写真。コンピューター上で、目や鼻の位置を比較します。まず、横に線を引くと目や眉の位置が一致しています。そして縦に線を引くと目や眉に加え、口や鼻の位置も完全に一致しました。

【橋本助教授】

 「これは、こう上げていきますよね。」

【ナレーター】

 写真を撮影した距離や、顔の向きに違いがあるため、2つの写真全体を重ねても完全には一致しません。しかし、写真を分割し目と眉だけを重ね合わせると・・・。

【橋本助教授】

 「ぴったりと合ってしまう・・・。」

【ナレーター】

 一方、鼻と口のある写真の下半分も、きれいに一致しました。

【橋本助教授】

 「両者を別人とするような相違はなくて、なおかつその両者の類似性・酷似性が非常に高いということで、検査・鑑定、もう少し詳しい情報をよりひとつひとつ比べていって・・・。」

【ナレーター】

 橋本助教授の話を受けて、私たちは今も健在だという「加瀬テル子さん」の父親を訪ねました。加瀬次信さん、84歳。娘が42年前に失踪して以来、その身を案じてきました。この日は叔母2人も同席しました。(石毛ふささん・75歳、越川みつさん・81歳)

Q:こちらの写真をご覧ください。

 写真を手に、半信半疑な次信さん。(首をひねる)叔母(越川みつさん)に手渡すと・・・。

【越川みつさん】

 「あぁ、小山(に住む妹)に似ている・・・。」(石毛ふささんを指さして)「これの下の妹(に似ている)・・・。(体の)具合が悪くてね、来られないですけど、それに一番よく似ています。」

【ナレーター】

 小山というのは栃木県小山市に住むテル子さんの叔母のこと。似ているといいます。私たちは、写真の入手の経緯と、橋本助教授の話を説明。さらに、もう一枚の写真を見てもらうと・・・。

【加瀬次信さん】

 「これは小山(の妹)にそっくりだよなあ」

【越川みつさん】

 「小山(の妹)に似ているってことはテル子にも・・・」

【石毛ふささん】

 「あぁ、そうだあ」

【ナレーター】

 そして、拡大した写真を見て3人は確信しました。(右目の小さな“ほくろ”を指して。)

【越川みつさん】

 「ここに“ほくろ”が。この“ほくろ”が何よりの証拠だよ。誰でもある“ほくろ”じゃないんだから。」

 (3人そろって)「本人に間違いない」

【ナレーター】

 テル子さんの失踪前の写真にもあった、ごく小さな“ほくろ”。2つの写真に共通したこの“ほくろ”こそ、テル子さんであるという証拠だといいます。

【加瀬次信さん】

 「よくぞ生きていてくれたと思います・・・。42年前だから、よくぞ無事でいてくれたと・・・。わしが生きている時に会いたいけど、会えないのはわかっています。せめて手紙の一本、テル子が書いた手紙一本・・・。」(涙声で聞こえません。叔母さんも泣いていました)

【ナレーター】

 家族は、橋本助教授に正式に鑑定を依頼。その中間報告が今日(10/15)知らされました。「2枚の写真は、同一人物とみてほぼさしつかえない」という報告でした。

 『北朝鮮から流出したという写真』。その女性は「加瀬テル子さん」と同一人物である可能性が極めて高いことがわかりました。

 この重い事実に北朝鮮はどう答えるのでしょうか?

【司会者】

 「加瀬テル子さん」のご家族は「『拉致被害者』、そして数多くいる『特定失踪者』のためにも、ぜひ報道してほしい」と話していました。このニュースについては日曜午後5時半の「報道特集」で、さらに詳しくお伝えします。

“北の流出写真”さらなる事実
10/17(日)午後5時半 「報道特集」

*北の流出写真、42年前失踪の女性(加瀬テル子さん)か
 電脳補完録さんより

http://nyt.trycomp.com:8080/modules/news/article.php?storyid=3175
*'04 11/8 緊急国民集会 仲條 富夫さん
http://aoinomama.trycomp.net/col3.cgi?mode=dsp&num=80&no=86
*特定失踪者の加瀬テル子さんを支援する会が発足
 電脳補完録さんより

http://nyt.trycomp.com:8080/modules/news/article.php?storyid=4074
*支援する会、千葉市で初集会 加瀬さん拉致認定を
 電脳補完録さんより

http://nyt.trycomp.com:8080/modules/news/article.php?storyid=4079
posted by あおいのママ at 03:52| 千葉 | Comment(0) | TrackBack(0) | 報道番組テキスト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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