
*写真は福留貴美子さんの母・信子さん(故)が娘さんの生存を信じ、帰国したら娘・孫娘等と共に暮らすつもりで用意していた家です。(現在は空き家)今年4月28日、よど号グループに真相を究明する会が高知で撮影しました。
*講演要旨レポートです。聞き取りに間違いやカン違いの可能性もございます。どうぞご了承ください。(主催者よりレポート掲載の許可をいただいております)
*1/14 神奈川県民集会
パネルディスカッション(1)三浦小太郎さん
http://aoinomama13.seesaa.net/article/44885986.html
続き
【司会・川添友幸さん】
次は高沢晧司さんにおうかがいしたいと思います。高沢さんに関して私自身やはり“宿命”を98年に読みまして、当時、もう10年前になるんですが、そちらの方にも写真がありますが、福留貴美子さんとか見ましてですね、こんなかわいそうな人もいるんだなぁと思って、10年後まさか自分が救援活動をするとは思わなかったんですが。
その高沢さんにちょっとおうかがいしたいと思ったのは、北朝鮮が4人(有本恵子さん・石岡亨さん・松木薫さん・福留貴美子さん)の「よど号グループによる拉致被害者は死亡した」というようなことを実際にも言っておりますが、例えば松木さんに関しては遺骨まで出してきております。その辺の、もちろん偽遺骨と政府は鑑定していますが、その4人が亡くなったということに関して高沢さんはどうお考えになられておられるかということと、そのよど号のメンバーと95年ぐらいまで高沢さんはお付き合いがあった、という点がありますので、メンバーから拉致被害者のことを何か聞いている部分があればという話。
それともう1点。先ほどの野村旗守さんの話ともちょっと関連してくるんですが、旧社会党が拉致にからめたんではないか、というお話が出ておりますので、今私の言ったその意見に関してわかる範囲で教えていただければ幸いです。
*写真はあおいのママの撮影です。
【高沢晧司さん・ジャーナリスト】
1995年春にリーダーの田宮高麿が死ぬまで、田宮とちょっと僕は拉致被害者のことで、っていうのはつまりよど号ですけども、よど号が向こう(北朝鮮)に連れて行った人間を日本に「返す」「返さない」っていうことでだいぶ議論をしていたんですね。それで、その時に田宮は「どんなことがあっても必ず返すから」っていうふうな約束をしたんですよ。それで要するに石岡さんと松木さんに関しては「必ず返すからそのように家族に伝えてくれ」っていうふうに名言したんですよ。で、「家族と会ってくれ」っていうふうに。
そう言ってすぐに田宮がその年の11月かなんかに死んだ。それで僕はその後、石岡さんの所に行って、松木さんの所に行こうとしたんですが、ちょっと松木さんの方は色々な事情があって直接はすぐには行けなかったんですが。まぁそういうことがあって、それから家族とお会いするようになったんですけども。
だからその時点(1995年)までは、少なくとも北朝鮮が言っている死亡発表はウソで拉致被害者は生きていたんですね。田宮は少なくともそのことを知っていた。「必ず返すから」って言っていた。
【司会・川添友幸さん】
ここでちょっと注釈なんですが、北朝鮮は「1988年に有本さんと石岡さんは石炭ストーブの一酸化炭素中毒で死んだ」ってなことを言っているんですね。ですからその7年後、高沢さんが田宮に会ったのは95年ですから、やはり北朝鮮が言っていることはウソであるとわかります。
それで今、よど号グループは全面的に「3人(有本さん・石岡さん・松木さん)に関しては知らない」と言っています。ですけど高沢さんの今の話ですと、もちろん田宮以外のメンバーが石岡さんや松木さんたちのことを知っていたと思われますから、今彼らが言っていることっていうのは「ウソである」と、これは明確だと思います。
【高沢晧司さん・ジャーナリスト】
それで福留さんの場合も、彼らは新聞発表した段階ですぐにもう認めるんですからね、8年前から知っていたっていうことを。だから明らかにウソをついていた。そういうことを平気でやるんですよ。
それともう一つ、今川添さんの方から話しがあった、さっきからパネラーの方からも話が出ています、旧社会党の関与っていうことでは、その点が一番非常に明確に出ているのが福留さんの問題なんです。で、福留さんの問題が何故今まで表に出なかったかということは、非常にその辺の矛盾が一番集約されてそこに表現されているんですよ。
福留さんの問題が何で今まで表に出なかったかということは、単純な拉致じゃないんですね、あれはね。おおよそ非常に複雑怪奇な問題で、旧社会党の、ここで名前を出すこともできるんですが、名前を出しても大抵皆さんご存知ないからあえて出しませんけども、高知県出身の選出の国会議員やっていた、旧社会党の議員の秘書をやっていた連中が、一生懸命そのおばあちゃん(福留貴美子さんの母・信子さん)の所にやって来て妨害工作をやるんですよ。
それとその男の非常に仲が良かったある病院の院長っていうのが、やっぱり非常に妨害工作をやる。彼はテレビに出演したりして非常に高知では文化人なわけですね。そういう連中が寄ってたかって隠すんですよ。それで福留さんの問題は表に出なかったわけです。
それともう一つその井上泉の、あっ、つい言ってしまった。(会場から笑い)まぁいいですよ。その国会議員と仲が良かったその病院のですね、理事長っていうのが、結構大きな病院なんだけども、もっとはっきり言っちゃうと新左翼の党派っていうのがあって、当時の社会党の青年組織のローター部長なんですよ。それが関わっているわけなんです。だからもう非常に複雑な構図が出てきて、見事にはまってくるわけです。
*もう一つの拉致 福留事件の30年 〜「よど号犯」の妻になった24歳〜('07 1/15 AERAより)
http://aoinomama13.seesaa.net/article/34173424.html
*拉致問題で新事実 福留さんに北との接点 ('07 3/12 AERAより)
http://aoinomama13.seesaa.net/article/36333834.html
【司会・川添友幸さん】
高沢さんが指摘されました福留さんの件に関しては、今日の資料の中にだいたい詳細が書いてあります。あと、今月発売の「正論」の2月号に特定失踪者問題調査会理事の岡田和典さんがですね、今のその、もちろんY氏とかI氏というかたちになっているんですけど、今、高沢さんが言われた方のことを書いています。
福留さんの件は昨年の11月に高知県警の方に告訴を含む告発を行いまして、私も高知県警の方へ同行しましてですね、地元でやっと動き始めた状況です。
ただこの方もご家族がですね、今高沢先生がおっしゃったおばあちゃんと言われたお母さんがもう亡くなられてしまって、誰もいらっしゃらないんですね。しいて言えば(貴美子さんの)娘さんが2人いるんですが、よど号のメンバーたちと共同生活みたいな状況になっていまして、非常にこれもゆゆしき問題なんですが。何とかしてあげなくてはいけないなと思っているような状況です。
あの福留さんの件というのは、高沢さんがおっしゃったようにちょっと複雑怪奇な事件だということで、ご興味ある方はぜひ今月号の「正論」をお読みになっていただければ、詳細が出ていると思います。
*福留貴美子さん拉致事件・告発状 ダントンさんのブログより
http://kaese.at.webry.info/200611/article_5.html
*'07 4/28 高知県民集会レポート
http://aoinomama13.seesaa.net/article/42211915.html
(3)に続く
*1/14 神奈川県民集会 パネルディスカッション(3)有本明弘さん
http://aoinomama13.seesaa.net/article/53137996.html






