*写真はあおいのママの撮影です。
*撮影したビデオカメラより文字化しました。(撮影許可を得ております)
*'06 12/10 映像とシンポで語る北朝鮮 李ミンボクさん(第1セッションにて)
http://aoinomama13.seesaa.net/article/35392196.html
続き
【守る会・宋允復(ソン・ユンボク)さん】
すみません、時間があまりありませんが私も一言言いたいのですが。RENK・高英起(コ・ヨンギ)さん'66年生まれ、私は'67年生まれで1歳違いです。それで彼は高校から朝鮮高校に通ったんですけど、私は小学校です。もう何か懐かしいというか、でも1回もこの映画は観ませんでした。
当時プロパガンダの映画はいっぱい観ていたんですけど、すでにもう朝鮮学校でも「北朝鮮ってウソばっかりだよ」とか「生産計画も超過達成したなんて報告、あれも全部水増しした数字ばかりでウソだ」というのは子どもの間でも常識で、時々先生も本当のことをポッポッと口をすべらしていましたから、「ああいう映画を見せたら逆効果である」と理解されたようで、ほとんど観る機会がありませんでした。
それで、実はああいうプロパガンダが、「アメリカのせいでこれだけ苦しんでいる」「日本に支配されていた時はこれだけひどかった」というプロパガンダを、私が小学校に入ったのは'74年ですから映画の10年後です。で、最近北朝鮮から色んな資料が出てくるんですけども、子ども向けの紙芝居のような階級・・資料というのが'95年、この映画から30年経って見たんですけど、その内容を見ても未だに「南の子どもたちはボロをまとい、飢えて学校にも通えず、搾取されています」ということを延々と言っているんです、'95年でも。今でも最近までも言っているんですね。
それを見て私が思ったのは何かというと、これだけ「戦前、日本の植民地でひどい目に遭っていた」「今韓国の人たちもひどい目に遭っている」と、その具体的な描写の中身っていうのは、今北朝鮮で現に起きていることなんです。北朝鮮の普通の中央都市で起きていることです。あんまり不幸を一生懸命イメージ化して、しつこくしつこく思い続けて教育し続けていると、自分たちがそうなるということなんです。(会場笑い)
それで先ほど高柳先生からもありましたが、どうしても朝鮮半島問題に関わると、過去の経緯も色々あって「誰が悪い、何が悪い」という話になるんですけれども、もう一回ゼロに戻して「本当に幸福に生きるためには何が必要なんだ、何が大事なんだ」と、ゼロベースで考えるっていうことをやらないと、話がありましたが、どうしても「人のせいにしたがる」っていう傾向があるんですね、コリアンも含めて。
朝鮮問題に関わると「あれが悪い」「誰が悪い」とそうじゃなくて、「幸せに生きたいんだったら何をこれからどうしましょうか」というのが大事なんだと思っています。(大拍手)
【守る会・三浦小太郎事務局長】
ありがとうございました。ちょっと司会の不備でずいぶん時間が押してしまい申し訳ありませんでしたが、第1セッションを終了させていただきます。
終わり




