2007年02月18日

チョンリマ(千里馬)―社会主義朝鮮の記録― 1964年度作品

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*パンフレットの表紙です。

 あおいのママとパパは、北朝鮮人権侵害問題啓発週間('06 12月10日〜16日)の10日に「映像とシンポで語る北朝鮮」(彩の国 さいたま芸術劇場)に参加しました。

 そのシンポジウムの第1セッションで映画「チョンリマ」が上映されました。このような機会でもなければ観ることのできない映画のようです。公開された1964年と言えば私の生まれる前で、東京オリンピックがあり、そして拉致被害者横田めぐみさんが誕生した年です。

 写真のパンフレットは、シンポジウムでもお話されたジャーナリストの萩原遼さん所有のもので、40年以上も前のパンフレットです。萩原さんにお願いして見せてもらいました。(写真掲載の許可もいただいております)下記に事前に参加者に配布されたこのパンフレットのコピー(1ページ分)も載せております。ご覧になってください。

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 この映画は当時プロパガンダに利用されたとの事で、複雑な思いでいる方も大勢いらっしゃると思います。そんな中、不謹慎かもしれませんが、私は最近の北朝鮮のテレビ映像ばかり見ているせいか、昔の映像にかえって何か新鮮さを感じました。(会場では時々笑いがこぼれていました)出演者の笑顔も最近の映像で見る“作り笑顔”と違い、まだ自然な感じがしました。もう一度じっくり観てみたいなぁと思わせる映画です。

 ちなみに私が一番印象に残っているシーンは、他の地域へ引越しした人たちがお祝いのごちそうを大きな鍋で作っていたのですが、最初に豚肉の塊を鍋に入れているのを見て「すごいごちそうだわぁ」と感心?していた次の瞬間、豚さんの頭が丸ごとその鍋の中に入りました。そのシーンが私的にはものすごい強烈で今でも忘れられないのです・・・。

 第1セッションでのパネルディスカッションの要旨レポートはもうしばらくお待ちくださいネ!

*「'06 12/10 映像とシンポで語る北朝鮮」カテゴリ
http://aoinomama13.seesaa.net/category/2412170-1.html

チョンリマ(千里馬)―社会主義朝鮮の記録― 1964年度作品

はじめに

 「近くて遠い国」朝鮮にたいして、いつとなくこのような言葉がつかわれるようになった。隣の国朝鮮。日本からもっとも近い国朝鮮。日本人が、もっとよく知らなければならない朝鮮。

 この朝鮮が、人為的にとざされて未知の国とされている。さらにいま日本在住の朝鮮人は、自分の祖国―朝鮮民主主義人民共和国にも自由に往来ができないでいる。日本人の往来にも大きな制限がある。

 かって、日本帝国主義によって、36年にわたる植民地支配がおこなわれた朝鮮。1945年8月15日、解放されて以来19年をへた朝鮮。いままだその南半分をアメリカ帝国主義に支配されている朝鮮。

 しかし、1948年9月9日。朝鮮には歴史上はじめて、勤労人民の権力がうちたてられ、朝鮮民主主義人民共和国が誕生した。

 長い長いあいだの苦しかった日本の支配者の圧制、つづくアメリカ侵略者の南朝鮮の占領、かれらとの戦争、この苦難な道をへてまずしかった朝鮮が、いまその面目を一新し、発らつとした力の躍動する強大な工業・農業国としての社会主義国―朝鮮民主主義人民共和国と生まれかわった。

 新しい朝鮮は、いまはかりしれない力をもって躍進をつづけている。しかも自力更生の革命の旗をかかげて、何ものにも屈することなく、朝鮮の自主的平和的統一と全朝鮮人民の解放のために、社会主義建設をさらに高めるために、高い峯をめざして、さらに人民が一丸となってたたかいをすすめている。

 日本人民に正しい朝鮮の姿を知らせまいとするその裏で、日本と南朝鮮の反動勢力が手を結び、「日韓会談」という名の軍事的、経済的な侵略計画がすすめられている。朝鮮人民にかぎりない不幸をあたえることは、日本人民にもかぎりない不幸を背おわせることである。いまわしい歴史を二度とくりかえしてはならない。日本人民は、いまあらためて新しい朝鮮を正しくしらなければならない。

 映画「チョンリマ」は、朝鮮の正しい姿を、日本をはじめ全世界の人びとに理解して貰うために、日本人の撮影隊10名が半年にわたり朝鮮に滞在し、朝鮮民主主義人民共和国の深い配慮と援助のもとに、初めての日本と朝鮮の合作映画として、国際的にもめずらしい形で製作されたものである。

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*パンフレットの裏です。

「チョンリマ」製作委員会・製作
朝鮮記録映画撮影所・協力

製作スタッフ
製作 大村英之助 松本酉三 ぬやま・ひろし
監督 宮島義勇
協力監督 田中徹 武田敦
撮影 宮島義勇 佐藤正 高橋佑次
照明 飯塚茂
現地録音 村山正治
録音 安恵重遠 片山幹男
製作主任 堤義元
作曲 辛道善
指揮 金振泳
演奏 朝鮮国立交響楽団

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日朝協会 理事長 畑中正春

 こんどチョンリマ製作委員会のみなさんの大変なご苦労と、朝鮮民主主義人民共和国記録映画撮影所の絶大なご協力のもとに、日本人によるはじめての朝鮮紹介記録映画チョンリマが完成したことを日朝協会は心から喜んでおります。

 よく、「近くて遠い国」――といわれるように、私達日本人は、朝鮮民主主義人民共和国との間を閉ざされているため、すぐ隣の朝鮮についてはほとんど知りません。

 もっともっと、多くの日本人にすばらしい社会主義建設をなしとげた朝鮮民主主義人民共和国の実情を知らせ、日朝両国人民の友好と提携を深めようとの目的でつくられたこの映画は、まさに「百聞は一見にしかず」――みるものをして偉大な国――朝鮮民主主義人民共和国の躍進と発展に驚賛させずにはおかないだろう。

 そして、何よりも、このチョンリマが、アメリカ帝国主義のさしがねのもと、日韓反動勢力の間で進められている「日韓会談」の危険な陰謀をうちくだき、在日朝鮮公民の祖国往来をはじめとする日本と朝鮮民主主義人民共和国との自由な往来の実現をめざす闘争をつよめ、日朝親善、友好、経済、文化交流の促進、在日朝鮮人との提携を深めるために大きな役割を果たすであろうことを私は信じて疑いません。

 チョンリマは日朝友好運動にとってまことにすばらしい武器となるでしょう。

 映画の製作にあたった日朝の関係者のご苦労に深い敬意を表しながら、すべての国民が、この映画をみて、朝鮮を正しく知り、認識されるよう心から期待するものであります。
posted by あおいのママ at 09:05| 千葉 雨 | TrackBack(0) | '06 12/10 映像とシンポで語る北朝鮮 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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