2006年12月21日

'06 12/16 しおかぜの韻(ひびき) レギュラー番組「日本海に架ける橋」公開収録

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*写真は会場の陸上自衛隊広報センターです。写真はすべて参加したあおいのパパの撮影です。

*横浜街頭活動としおかぜの韻(ひびき)
http://aoinomama13.seesaa.net/article/29777159.html

*撮影したビデオカメラより文字化しました。
 (調査会より撮影許可を得ております ・・・は聞き取り不能です)

*'06 12/16 しおかぜの韻(ひびき) オープニング
http://aoinomama13.seesaa.net/article/29947612.html

続き

【村尾健兒さん・特定失踪者問題調査会専務理事】
 まずですね、「日本海に架ける橋」から。ニュース・解説を行っている番組がございます。これは通常レギュラー番組で、放送日は妨害電波の関係で特定はできないんですが、夜の10時から10時30分、周波数9950キロヘルツで週に一度更新するというかたちで、北朝鮮にニュース・情報を流しています。この番組をいつもどうやってとっているのか?というのを皆さんに見ていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。

 それでは、頭の部分からよろしくお願いします。

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【荒木和博さん・特定失踪者問題調査会代表】
 北朝鮮人権週間に関するニュースをお伝えします。さる6月に可決成立した北朝鮮人権法に基づき、12月10日から16日の間、一週間が“北朝鮮人権侵害問題啓発週間”となり、様々なイベントが行われました。

 北朝鮮人権法制定の過程で、協力をしてきた北朝鮮人権問題関連NGO7団体、すなわち「北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会」「北朝鮮難民救済基金」「救え!北朝鮮の民衆/緊急行動ネットワーク(RENK)」「北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会」「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会」「北朝鮮による拉致と人権問題に取り組む法律家の会」「特定失踪者問題調査会」では、この週間にあたり様々なイベントを行いました。

 週間のイベントは前日の9日、「RENK・救え!北朝鮮の民衆/緊急行動ネットワーク」主催の同会・李英和(リ・ヨンファ)代表の講演会から始まりました。

 12月10日には難民基金と守る会の共同開催で、埼玉県さいたま市おいて“映像とシンポで語る北朝鮮”と題する集会が行われ、帰国運動を促進するきっかけとなった映画「千里馬(チョンリマ)」及び、脱北難民救援のドキュメント映画「ソウルトレイン」の上映とシンポジウムが行われました。

 12日には同じく難民基金と守る会、そしてアメリカの北朝鮮人権問題に取り組むNGOの共催で、“北朝鮮人権問題に関する国際会議”が開催されました。さらに同じ12日から18日、東京都庁では家族会・救う会・東京都・都議会拉致議連・調査会共催の“写真展”が開催され、一万人を超える見学者が来場しました。

 続く13日には、家族会・救う会・拉致議連の共催により、“北朝鮮による国際的拉致の実態と解決策”と題する国際会議が開催されました。また同じ13日には守る会の主催で“北朝鮮政治犯収容所の解体に向けて”と題する集会が開催されました。

 14日には初めて政府主催の“拉致問題に関する講演会”が行われ、集会には政府の拉致対策本部長である安倍晋三首相も駆けつけました。

 そして今日12月16日は、ここ陸上自衛隊広報センターで“しおかぜの韻(ひびき)”と題し、「しおかぜ」の公開録音が行われています。

 この、以上7団体の主催行事以外にも、日本とアメリカを中心に多数のイベントが行われております。特にこの時間、12月16日午前10時からは、ワシントンらち連絡会の呼びかけで日本とアメリカで同時イベントが行われており、数十ヶ所で集会や街頭行動が繰り広げられています。

 現在、日本やアメリカで拉致問題など北朝鮮の人権問題への取り組みは急速に進んでおります。北朝鮮の状況と合わせてこの問題の一刻も早い解決が期待され、そしてまたそれに実際に近づいている、という事であると思われます。

 以上、北朝鮮人権週間に関するニュースをお伝えしました。

【村尾健兒さん・特定失踪者問題調査会専務理事】
 はい、OKです。だいたいこのようなかたちでやっております。それでは、これは先週流れたニュースで、実際これからとられてどうやって北朝鮮に番組にして流れていくのか?というのをちょっと聴いていただきます。

【荒木和博さん・特定失踪者問題調査会代表】
 (テンポのいい音楽が流れる)それでは「日本海に架ける橋」、私、特定失踪者問題調査会の代表である荒木和博がおおくりします。

 (テンポのいい音楽)始めに拉致被害者・特定失踪者の写真展についてのニュースをお伝えします。(テンポのいい音楽)北朝鮮による拉致被害者の早期救出を目指し、被害者の写真展がさる12月4日から仙台市役所の1階のギャラリーで始まりました。

【村尾健兒さん・特定失踪者問題調査会専務理事】
 このような感じでいかにもニュースっぽく編集をして、今とったものは編集されてこの年末に流されます。それからですね、13日の官房長官主催のレセプションにおいて、塩崎官房長官から「しおかぜ」のメッセージをいただきました。それを皆さまに放送に先駆けて聴いていただきたいと思います。

【塩崎恭久さん・内閣官房長官】
 拉致問題担当大臣をしております塩崎恭久です。官房長官もやっておりますが。北朝鮮で拉致をされて、今、日本に帰る事を待ちのびている皆さん方に、我々日本の政府は決して諦める事なく、皆さんを無事全員奪還すべく頑張っていきたいというふうに思っています。

 拉致問題対策本部もできて、安倍総理を先頭に我々一生懸命また・・したいと思いますので、どうぞひとつもう少し我慢してもらって、帰国を待っていただきたいと思います。

 我々は全員無事に帰国をしていただくように努力をする事を誓っていますので、頑張ってください。また、会える日を楽しみにしています。

【村尾健兒さん・特定失踪者問題調査会専務理事】
 これが塩崎官房長官のメッセージなんですが、普段番組にする時に、これがどういうふうに紹介されるのか?というと、中山恭子総理大臣補佐官がインタビューに答えていただいていますので、それを許しを得てお伝えします。

【荒木和博さん・特定失踪者問題調査会代表】
 続いて、中山恭子首相補佐官からのメッセージをお伝えします。

【中山恭子さん・首相補佐官】
 北朝鮮にいらっしゃる拉致被害者の皆さま、元気にしていらっしゃいますか?日本では日本政府も皆さまを何とかして無事に救出したいと考え、今、一生懸命救うための動きを・・・。体に気をつけて、必ず日本の政府が救出するっていう事を理解して待っていてください。頑張っててくださいね。

【荒木和博さん・特定失踪者問題調査会代表】
 ただ今お聴きいただきましたのが、首相補佐官・拉致問題担当、そして拉致問題対策本部の事務局長であります中山恭子さんからのメッセージでした。

 続いて日本の著名なジャーナリストであり、この拉致問題に古くから取り組んできた櫻井よし子さんからのメッセージをお伝えします。

【櫻井よし子さん・ジャーナリスト】
 北朝鮮に拉致された日本人の皆さん方、お元気でおられますか?私は櫻井よし子と申します。この拉致問題を長年取材し報道してきました。日本における拉致を取り囲む状況は本当に大きく変わりました。今、日本国民全員が皆さん方を助け出そうと心を決意を固めています。

 今日も国際会議を開きました。大勢の人が来てくれました。もうすぐですので、ぜひ頑張って待っていてください。希望を失わずに、私たちが必ず助けに行くという事を信じて、体を大事にして待っていてください。

【荒木和博さん・特定失踪者問題調査会代表】
 ただ今お伝え致しましたのが、ジャーナリストで拉致問題に長年取り組んでこられました櫻井よし子さんからのメッセージでした。
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【荒木和博さん・特定失踪者問題調査会代表】
 以上のように、お聴きいただきましたメッセージは、北朝鮮におられる皆さまに対する政府、そして民間の代表的な方々からのメッセージでございました。今回、この北朝鮮人権週間の中で、多数の方々からのメッセージをいただいております。国会議員、政府関係者、そしてアメリカの人権団体の代表者。また韓国の北朝鮮の人権問題に取り組んでいる国会議員の方々、そして民間のNGOの方々、多数の方々のメッセージをいただいております。私たちとしてはこの声を国際的に集めまして、そして「皆さんを救出しようという声が次第に高まっている」という事をお伝えしたいと思います。

 そして状況は、北朝鮮のミサイルの発射、核実験の発表などで非常に大きく変化を致しております。現在、北朝鮮を取り巻く状況は非常に切迫した状況になっております。皆さん自身が、朝鮮語のわかる方であれば労働新聞をご覧になってもわかるように、北朝鮮が核実験を発表していると労働新聞ではほとんどそれについての報道をしていません。これは現地をよく知る方々の話では、「北朝鮮の内部にこの核実験によってさらに圧力が加わるという事に対して、非常に強い反発があるものだ」というふうに聞いております。このあたりにつきましては、現在、私どもがこの人権週間の中で各NGOとの連携をとってやっておりますが、北朝鮮との国境に実際に人を派遣して、そして情報収集等行っております難民救援基金やRENKの皆さんの一致した声であります。

 すでに北朝鮮では「97年の飢餓以来、膨大な数の国民が亡くなった」と言われております。しかも「その多くは10歳以下の子どもであった」というふうに聞いております。この20世紀の終わり、そして21世紀の始めにかけて、このような多量の餓死者が出たということ事態が一国として存在するに値しない、という事を意味するわけでございますが、RENKの李英和(リ・ヨンファ)代表によれば、「これによって唯一ひとつだけ良かったことがある。国民が自分の意思で自分の手で飯を食うようになっていった事である。政府の意向がその分だけ行き届かなくなっている」という事であります。

 97年〜98年以来の飢餓で、「北朝鮮の子どもたちの中でまともに学校に通えたのは約3分の1」という事でございまして、「3分の2は学校に通えない」という状況だったそうです。しかしその代わり、「その3分の2の子どもたちは一切洗脳教育を受けていない」というふうに李英和(リ・ヨンファ)代表は言っておられました。まさにこのような事態が、北朝鮮の根底を覆す非常に大きな要因となってくるであろうと思われます。

 かつて北朝鮮は食糧の配給によってこの国民の統制を行ってまいりました。しかしすでに配給は停止され、配給のなくなった状態で国民は自分の意志で自分の手でお金を稼いで食べる物を手に入れるしかない、という状態になっております。その状態の中でこれから先、必ず起きてくることは意識の変化であります。RENKや難民救援基金の皆さんが口をそろえておっしゃるのも、「この10年間の間に北朝鮮の内部は完全に様変わりした」という事でございます。ちょうど拉致被害者の救出運動が始まりましたのが97年、平成で言いますと9年からの事でございますけれども、この時期から今までの間に北朝鮮は完全に変わったという事であります。

 今まで難しかった事がこれから先、簡単にできるようになる可能性もあります。私どもと致しましては可能な方法はすべてとっていく、そして皆さんの救出に向けて努力をしていく所存です。今、政府もそして議会も、あるいは地方自治体も、また民間でも、一人一人がこの拉致問題の解決のために様々な活動に参加してくださっています。

 私たちはこの拉致問題の解決を通しまして、北朝鮮に帰国して、そして希望を持って自分の国に帰ったつもりであったのに逆に非常に大きな迫害を受けて、不幸な方は殺されてしまったり、あるいは収容所に送られて今でも苦しんでいるこの在日の帰国者の方々、あるいはその日本人の家族、そして北朝鮮でこの冬もあるいは凍え死んでいくかもしれない子どもたちのために、一刻も早くこの北朝鮮の体制を転換して、そして我々多くの人たちがこの東アジアが平和になり、みんなが幸せに暮らせるようにするために努力してまいる所存でございます。

 この「しおかぜ」では、これから先の北朝鮮の国内に何らかの異変があった場合には直ちにこの放送を行います。放送は私どもだけではありません。それ以外にも英語であればFEN(Far East Network極東放送)とか、あるいはラジオ・フリー・アジア(Radio Free Asia 自由アジア放送)が流れております。日本語の放送は私どもの放送とNHKの国際放送が行われております。また、特に東海岸周辺の方はNHKの中波の放送も聴こえると思います。それぞれの放送で状況の変化によっては皆さんの避難する場所、あるいは受け入れ先等について放送をする事がありますので、この日本語の放送には今後も注意を傾けていただきますようお願いします。

 またもし今の時点でも日本に手紙が送れるようでしたら、私どもの私書箱、東京中央郵便局私書箱1022号、「しおかぜ」宛でお送りください。皆さんからの情報は北朝鮮から直接届く事はなくても、中国に脱走する方、あるいは別の国の方で出国する方に渡したものがこれまでも投函されたりして、私どもに情報としてもたらされている事がございます。どうか一刻も早く皆さんと日本でお会いできるように、私どもは努力してまいりたいと思います。その時までお体をお大事に。ぜひ日本でお会いしましょう。

【荒木和博さん・特定失踪者問題調査会代表】
 今、こういうようなかたちで、放送は今のは日本語ですが、あと朝鮮語の放送を主に北朝鮮の一般の人とか、あるいは幹部向けに「情報を出してください」というかたちで続けております。

 朝鮮語の方はちょっとこの中ご存知ない方が多いと思いますし、ご存知の方は私の朝鮮語が下手な事がわかってしまいますのであまりしゃべりたくないんですが、どういう事を申しているかと言いますと、

 「ともかく一刻も早く拉致被害者の救出に協力してもらいたい。そして今この独裁政権を倒すために立ち上がってくれれば皆さんは民族の英雄になります。もし最後まで金正日にくっ付いていたらどうなるかわかりません。皆さんがもし拉致被害者の救出に協力してくれたら私たちは絶対に忘れません。協力してくれなくても絶対に忘れません。」

 こういうようなかたちでですね、まぁ半ば脅迫に近いんですが。(会場から笑いが)「実際に平壌で中学生が聴いている」という話が入っております。これは拉致被害者っていうわけにはなかなか、拉致被害者が誰が聴きましたってすぐに手紙くれるわけではありませんのでそこはわからないんですが、平壌で中学生が聴いて、これを何かその「当局が問題にしている」という話までは聞こえております。

 まぁ私の下手な朝鮮語ですから、やっぱり変なふうに聴こえるんだと思います。ご年配の方ならピンとくるかもしれませんが、昔で言えばですね、「ニッポンの兵隊さん〜、出て来なさい〜!」というそういう感じでおそらく聴こえているんじゃないかなと思っております。

 で、放送はこの朝鮮語と日本語、それからあと英語でもニュースをやっておりまして、これはまぁ北朝鮮から英語を聴こえる方、それからこの放送は短波放送でございまして非常に遠くまで聴こえます。今までオーストラリアですとか、あるいはアメリカですとかヨーロッパですとか、そういう所でも「聴こえた」と受信の連絡が入っておりますので、「少しでも拉致問題知らない方にこの英語での情報を発信しよう」という事で、週に一回は英語のニュースも出しております。

 また通常通りのご家族からのメッセージとか、あるいは紙面の読み上げとか、そういう放送も合わせて行っているという事でございます。

 なお、ここのところニュースで政府の支援の話が色々と出ておりますけども、今どこまで言っていいのかわかりませんが、我々にはあまり詳しい話は教えてもらっていないんですが、一応ですね、今1時間やっている放送は全部イギリスのVT社という放送配信会社を通じて流しておりますが、この会社の放送の一部、おそらく半分くらい30分くらいはですね、KDDIが茨城県の古河市に持っております八俣(やまた)送信所からの送信ができます。それに関する費用等を政府の方でどうもご負担いただけるようでございます。

 二つの送信施設を使えれば、どちらかにトラブルがあった場合でも、そう上手く避けることができますので、私どもとしてはこれを活用してまいりたいと思っている次第でございます。

 まぁともあれ、要は放送をやる事が目的ではございませんで、拉致被害者を助ける事が目的ですから、すべてその目的に沿って今後も他の放送等とも協力をしながらやってまいりたいと思っております。

(ご家族インタビューに続く)

*'06 12/16 しおかぜの韻(ひびき) ご家族インタビュー
http://aoinomama13.seesaa.net/article/30035900.html
posted by あおいのママ at 19:43| 千葉 曇り | TrackBack(0) | '06 12/16 しおかぜの韻(ひびき) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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