
*写真は新津市民さんの撮影です。
*忘れるな拉致 11・15県民集会(新潟)
http://aoinomama13.seesaa.net/article/27604807.html
*11/15 新潟県民集会 横田早紀江さん(1)
http://aoinomama13.seesaa.net/article/28884210.html
*新津市民さん撮影の映像より文字化しました。
(・・・は聞き取り不能です)
続き
あの写真を、4月にアメリカに行かせていただいて、そしてブッシュさんにも思いがけなくお会いすることができました。息子はその時の思いを・・なって、あの白いブラウスの写真と萩で撮った4人の家族の写真2枚を、このくらいの大きなパネルにして袋に入れてブッシュさんの部屋に持ち込んでおりました。そして私のご挨拶した後に息子がすぐに出して、その写真を白いブラウスの写真をブッシュさんに向けて言いました。
「これは姉です。姉がこんな悲しい顔をしていたことは一度もありません。本当に明るく元気なお姉ちゃんでしたのに。これは北朝鮮がめぐみを連れて行った後にお姉ちゃんが写された写真なんです。こんな悲しい目をしているんです。どうか支援をしてください」と言いました。
ブッシュさんは本当に泣き出しそうな非常に複雑な悲痛な思いをした表情をなさって、しばらくチェックしたようにその写真を見ておられました。そして「本当に残酷なことです。この子は本当にこの子の姿、この子の体はこの部屋にないけれども、その写真をこの子の心を私たちと一緒に写真に撮ってもらいましょう。」そう言って「ここに来なさい」と、自分の横の小さなテーブルに立て掛けてくださいました。そして瀋陽で捕まえられたハンミちゃんというかわいい女の子の家族も一緒に来ておりました。その子どもたちも席に着かれて、小さな写真を持って来られていました。「それも一緒にここに飾りなさい」と言って、そこに飾ってくださいました。
そして「ブッシュさんはよく会見をなさいますが、一緒に写真を写される事はあるけれども、メッセージを他の記者の前で出される事は滅多にないんですよ」と、案内をしてくださった加藤大使がおっしゃっていました。「そうですか?」と言いましたけれども、「本当なんですよ。こんな事滅多にないけれども、今日はメッセージが出ます」とおっしゃいました。私たちはますます緊張して、私たち二人が部屋に招かれましたけれども、その写真を飾った後にたくさんの記者の方が入って来た時に、ブッシュさんははっきりとおっしゃいました。
「本当にこんなに罪のない若い者を『他国から拉致をして来い』と指令をしているような、そんな国があるなんて信じられない」とおっしゃいました。そして「北朝鮮が本当に世界から尊敬されたいのなら、尊敬されるような国になりたいのなら、たくさんの連れて行った人たちを全部親のところに返しなさい」とメッセージを出してくださいました。「このお母さんは何にも欲しがっていない。ただ『娘を返して欲しい』と言っているだけなんです」と言ってくださいました。「この人の胸の中にこの女の子を返しなさい」と言ってくださいました。
ブッシュさんの前には、あちらも滅多に出て来られないようなたくさんの高官たちが真正面に2列に並んで、その事を全部メモをして聞いていてくださいました。そして「お母さん、頑張りなさい。本当に私も一度・・でいいから頑張りなさい」とメッセージをくださいました。本当に私たちはうれしい思いで力強く思って帰ってきました。
こういった本当の悪に対しての真剣な取り組み方というものが日本の国にあったんでしょうか?どれだけたくさんのチャンスを逃してきたのかと、私たちはこの救出活動を通して色々と思わせられてきております。お米の支援をする時もそうでしたけれども、今もご覧になるように「北朝鮮の国の子どもたちがあんなに痩せ衰えてごろごろと遺体となって転がっていても、真横で・・の人たちがいても、遺体を見てもどうにもしょうがないんですよ」と昨日もテレビで観ました。「何人かの遺体が転がれば、ようやく穴を掘ってそれを投げ込んで隠せる事もできるけれども、一人くらい転がっていてもどうしょうもないんです」そのようなことを聞いて、もうゾッとしました。
そしてそのようなかわいそうな人たち、強制収容所でもう本当に獣のように、今もこの瞬間も何の罪もないのに、ちょっと政治批判をしただけで犯罪者となって放り込まれて、何十年もムチ打たれてボロボロになりながら暮らしている人たち、今も誰かがムチ打たれて悲鳴を上げている被害者、そのようなことが行われている国、そしてたくさんの100万人単位もの餓死者が過去もでております。そのような国にいくらお米の支援をしてもお金をあげても、そういう物は全部それこそ高官のところにだけ行って、そちらの方が今よくやっているように、本当に贅沢なマグロだのメロンだの、車は全部ベンツだの、もうすばらしい時計とか、全部そういう幹部たちに配られる物として持ち入れられ、それが日本の製品がみんなそういうふうになっていって、後はあちらに苦しんでいる人たちはもう虫けらのように放り投げられているんです。
「そのようなところにお米をあげないでください。おにぎりを作ってすぐに『はい食べなさい』と目の前に持って行ってあれば、その人たちが食べてくれれば、元気づけるところを見る事ができますが、何にもない状態であげても、そんなものは絶対にそのような方たちの口には入らないんですから」と言っても、あっという間にお米は向こうに支援されてしまいました。私たちは外務省の前に座り込みをしてそれを反対していましたけれども、それでもその様な事があっという間に出されました。どうしてこうなるんだろう?と思いました。
金正男という金正日の息子という人が不法入国をして来た時も、こんな事、子どもたちとカードとして引き換えに、この人が大事な息子であるなら拉致被害者救出されるチャンスだと本当に思っていましたけれども、あの時も外務大臣が「帰しなさい、帰しなさい」という考えられないような一言で、外務省の上の方たちが高官たちが6名も付き添って飛行機に乗せて返した、という事を聞きました。私たちは、何でああいうことをしたのか?今でもその人がわかりません。
そうした、先ほども・・先生のお話にありましたように、本当にこれは悪の根源と言われても仕方がない、人格を持っていないような指導者が立っているその国のやる事ですから、リビアの高官だった一番指導者だった方と、北朝鮮の金正日の人間性・人格というものがどれほどの差があるのか?私たちにはどこかが・・・温かいものがあったか?その辺は私たちにはわかりませんけれども、金正日という人にどれだけの物を高官に与えても、必ずそれはまた軍備に使われて、もっともっとそれが拡大していくに違いない、と私は思えて仕方がないんです。
そして制裁をする事が、非常に本当に向こうにいる方たちの子どもたちでさえどこにいるかわからない、食べられないかもしれないという覚悟で命懸けで、親子共に命懸けで戦っているわけです。何とかしてあの国も平和になってもらいたい。みんなが人間らしい、神さまからいただいた大切な命を本当の自由の中でちょっとでも幸せに生きて欲しい、と私たちは思っているんです。
けれども、そのような所にそれだけのものを今まで時間稼ぎをして訴え続けてきたのでしょうか。私たちはこの運動に立ち上がった時から、支援の方たちと一緒にそのことを訴え続けてきました。「どんなに(米)支援をしても何をあげても、それは苦しい人たちには絶対助けにはならない。みんなそれは幹部の人たちが裕福に暮らすだけで、残りの物は全部軍備にあげられて・・まで行くような時間稼ぎをすることにしかならないのだ」と一生懸命に言い続けてきましたけれども、どういうわけか、私たちの思うような方向にはいきませんでした。
そしていよいよ今、一番恐れていた“核”という問題が持ち上がってきました。そんな時になって慌てふためいても仕方がないから、私たちは早くから子どもたちを犠牲にしてでも、そんな事ないようにしなければ、と一生懸命に戦ってきたのに、本当に残念で仕方がないんです。
今このような大変な状況の中にあって、先ほどの話にもありましたように、何が一番良い方法なのか?制裁をかけ続けてもっともっと苦しめて「もうこれ以上我慢がならないから、やっぱりもう拉致をした人たちだけはもう何とか返すから」というようなことが起きるのか?それを少し和らげてでも何かを支援すれば、それが本当に良い方向に使われていくのか?その辺は私たちはもう庶民でありますから知る事はできません。こんなに大変な事になるまで、日本人は本当に私たちは何をしてきたんでしょうか。本当に悲しい有様だと思います。
今も色んなたくさんの子どもたちが自殺をしたり親が子どもを殺したり子どもが親を殺したり、本当に人間としての魂がどうしてこんなになくなってしまったんでしょうか。私たちは悪いことをした時、父や母に厳しく叱られました。「こんな事、二度とするんじゃない!」と本当に父親なんかは女の子であっても殴りつけてでも、人の差別をしたり卑しいことを言ったりした時には叩かれました。今の子どもたちは本当にそんなことをされたことがあるんでしょうか。いい事と悪い事っていう事だけは小さい時に「叩かれると怖い」っていう思いで教え込んでおかなければ大変な事になる、と私は思うんです。
あちらの指導者もそういう事をされてきたんでしょうか?思ったまま自由自在に何でも欲しいものは手に入る、自分の思ったようにやっていけばいいという、そういう人たちが指導者になった時に国が滅びていき、それだけ多くの人が苦しまなければならないのか、という事に私たちは本当に思い至るところまでなってきました。
この拉致問題を通して今日・・色んな思いで、どこに連れて行かれて、どんなふうにどこに囲われて、どんなふうに生活していたのか?出てくるまではわからないめぐみの事ですけれども、あちらの国で必ず守られて一生懸命に助けを待って、るみ子さんも有本恵子さんも市川修一さんも田口八重子さんも曽我さんのお母さんも大澤さんのご家族も、みんなが一生懸命に生きていると思うんです。
色んなニュースが入りますけれども、はっきりとしたかたちで帰って来るまで真実はわからないと私は思っています。ただ日本中の国が家族も支援の人たちも政府も首相も警察の方も外務省、人間として日本人の一人として本当に人間らしい思いで悪と善としっかりと嗅ぎ分けて、どちらが正しいのかという事をしっかりと見極めて、そして頑張っていくしかないと私は思っています。
めぐみがどうか命をいただいたままで、みんなが命をいただいて、またタラップから降りて来る日を私たちは本当に夢を見ながら頑張っております。どうか助けてください。皆さんのお力によって、本当に世論によって国が回っていきます。悪い事がはっきりと見えてきます。どの議員の方が悪い事をしているのか?本当にこの人は真実ブッシュさんのように、色んな欠点もあるかもしれませんけども、やっぱり人間の命というものをどんなに慈しんでいらっしゃるかという事だけは、はっきりと私は感じさせていただきました。
そういう事を私たちは本当に思うことができ、たくさんの事を学ばせていただいて、今日は本当にめぐみちゃんがかわいそうで、こんな事のために親や多くの人たちに、このような事を分からせるために、たくさんの日本の子どもたちが犠牲になっている、その犠牲者をあんな国でどこかの穴に放り込まれたままで引き会わせさせたくないんです。必ず「頑張ってきたね」と取り返してください。どうかよろしくお願い致します。ありがとうございました。(大拍手)
終わり
*映画「めぐみ」カテゴリ
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*'06 10/15 瀬谷区拉致問題を考える会講演会 横田早紀江さん
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*'06 9/14 NHK「クローズアップ現代」倒れても娘を取り戻すまで
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*'06 5/28 第8回茨城県民集会in水戸 横田早紀江さん
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*'06 4/16 神奈川県民集会 横田早紀江さん
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*'04 4/10 流山講演会 横田早紀江さん
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