私たちの知り合いで、10代の頃、船の特攻隊員だった方がいます。一人だけが乗れる潜水艦で敵艦を撃沈させるのだそうです。「あと数ヶ月戦争が延びていたら出陣していただろう」と淡々と話すその方の深い思いは、戦争を知らない私たちにはわかるはずもなく、ただお話を聞く事しか出来ません。
そういう時代を生き抜いたその方は、現在、特定失踪者のご家族として我が子の帰りを数十年間待ち続けています。「わが子に逢いたい」と必死に訴え続ける姿を見るにつけ、一刻も早く再会してほしいと願うばかりです。
*特定失踪者問題調査会
http://chosa-kai.jp/
2006年10月28日
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