2006年08月24日

6/28 古川了子さんの拉致認定を求める行政訴訟 報告会 生島馨子さん

【生島馨子さん・生島孝子さんの姉】

*撮影したビデオカメラから文字化しました。
(・・・は聞き取り不能です)

 特定失踪者「生島孝子」の姉・生島馨子でございます。よろしくお願い致します。今、司会の方から・・・、まずどうして認定が必要かということ、主権侵害など人権問題だということは総論として偉い先生方・専門家にお任せするとして、家族としてどうして認定が必要だと思っているかと言いますと、皆さん、「家族が歳をとるんだ」「もう先が長くない」とおっしゃるんですけど、家はいなくなってから今年で35年です。そして竹下さん、大澤さんも35年近くになります。

 そうしますとそこから35年経っているんですね。で、家の妹は今年の6月14日で65歳になりました。大澤さんも6月21日で60歳になっています。拉致された者自身がもう日本にあってもそろそろ病を得るような年齢になっているんです。

 それで認定を得ていないと、万が一向こうで病気でもして亡くなってしまった時に、日本政府も認定していない人間を「この人亡くなりました」と返してくれるわけがないんです。拉致認定がないと「北朝鮮に拉致された」と証明することが何もないわけなんですよね。拉致認定されたからって(すぐに)取り返せるとは思いませんよ。でも家族としては何か一つ政府に・・してもらいたいと思うんですね。しかも35年も経って、もう本人が亡くなるんじゃないかと心配していますから。そういう観点からも拉致認定は必要だと私自身は考えています。

 それからもう一点。この裁判が始まって1年ですよね。その間「傘と弁当は自前で」という、一生懸命調べてくださった弁護士の先生方、それから調査会の方々、それからみんなの期待を一身に背負って竹下さんには非常に申し訳ないです。この先も大変だと思いますがよろしくお願い致します。

 それでですね、せっかくこういうふうな裁判を1年もかけてやっているのに、昨日の映画(アブダクション)でもそうでしたけど、一般の方はこの状況をよく知らないわけですよね。認定者と認定者ではないとか、差をつけられているっていう言い方はちょっと僻みっぽいかもしれませんが、扱いに違いがあるんだよということを知らないのでは、と思うことが多々あるんですね。

 例えば日比谷の壇上から「今年中に全員取り返します」、それから色んな集会で「今年中に何とかしましょう」、今年中は別としても「皆さん全員を取り返すまでは、私たち支持します」って言うんですよ。ところが拉致被害者の全員って、誰と誰なんだというコンセンサスが全然ないわけですよね。国と家族と国民との間にそこのところは全然、うやむやになっているわけです。

 ですから政府は「拉致被害者全員を取り返す」って言ったって、「認定者だけ」と思っているかもしれない。それから支援してくださるという市民団体の方、「私たち最後まで、あなたの家族が帰って来るまで」って言うから、そういう意味で全員だと思っているかもしれない。そういうコンセンサスのないところで議論されているっていうか、支持していただいている中にすごく不安を感じるんですね。もちろん、みんな国民の方の支持がないとこの認定もいかないと思いますよね。

 でももうちょっとこういうふうに、「認定で苦しんでいるんだ」ということを、ご自分の、例えば山本さん、大澤さん、竹下さんのようにご自分のご家族を支援する団体がありますよね。そういう会の方たちにももっとそこをしっかりと認識していただいて、運動していただけたらと、会のない私が言うのは僭越ですけれど、会を持っていらっしゃる幸せな方たちはそこのところをもう少し声を大きくして叫んでもいい時期ではないか、1年前とは違いますから、そこら辺も考えていただけたらと思います。長くなってごめんなさい。よろしくお願い致します。(大拍手)

*'06 3/5 TBS「報道特集」届け!亡き母の声(1)〜(2)
http://aoinomama13.seesaa.net/article/14272336.html

*「拉致認定訴訟」カテゴリ
http://aoinomama13.seesaa.net/category/1097858-1.html

posted by あおいのママ at 08:30| 千葉 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | 拉致認定訴訟 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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