*写真は議員会館での報告会の様子です。
あおいのママは28日の午前、霞ヶ関の東京地方裁判所へ古川さんの裁判傍聴のため出かけました。午前10時頃にはすでに50人以上の方々が並んでおりまして、最終的にはパソコン抽選により71人の方の中から36人の方々が傍聴することができました。私は見事にハズレました。(日頃の行いのせいかな?)当日大勢の方々が駆けつけてくださって、そしてご家族の皆さん全員が傍聴できて本当によかったです。ご参加の皆さんを紹介致します。
【特定失踪者のご家族】
古川了子さんのご家族(お姉さんの竹下珠路さんとご主人他)、山本美保さんの妹さんの森本美砂さん、佐々木悦子さんのお母さんのアイ子さん、生島孝子さんのお姉さんの馨子さん、高野清文さんの妹さんの美幸さん、寺島佐津子さんのお母さん、宮本直樹さんのお母さんとお兄さん
【家族会】
増元るみ子さんの弟さんの増元照明さん、田口八重子さんのお兄さんの飯塚繁雄さん、寺越昭二さんの息子さん(三男)の内田美津夫さん
約1時間半後、東京地裁から少し離れた衆議院第二議員会館にて報告会・記者会見がありました。あおいのパパも外回りの休憩中に少しだけ顔を出しました。ご参加の皆さん、お疲れさまでした。レポートはしばらくお待ちくださいね!
*拉致でない失踪者をはっきりさせるためにも…
KONAboration―SSQ(美幸さんのブログ)より
http://konaboration-ssq.seesaa.net/article/20014183.html
【川人博さん・法律家の会幹事】
*撮影したビデオカメラから文字化しました。
(・・・は聞き取り不能です 多少読みやすいように変えております)
どうも、こんにちは。ちょっと座って話をさせていただきます。あの、すみません、傍聴に中に入れなかった方ちょっと手を上げていただけますか?あっ、ありがとうございます。それでは傍聴された方、少しはダブるかもしれませんがご了解ください。
今日はですね、この裁判が始まってから初めての証人尋問が行われました。(特定失踪者問題調査会代表の)荒木さんが証人として証言台に立ちました。時間がまぁ約30分という制約がございましたので、原告側からの、原告代理人からの主尋問も約30分という制約がございましたので、非常に重大な問題を30分で証言するというのはなかなか大変なんですけれども、荒木さんの方で非常に的確にですね、わかりやすく裁判所に証言をいただいたと、そのように感じております。
それで荒木さんに証言をしていただいたポイントは大きく分けて二つございます。一つはですね、この裁判の中で大きな争点になっているのは、被告国側は「政府の認定した被害者であろうとそうでない政府の認定していない方であろうと差別はしていない」と「同じように救出活動に取り組んでいる」と、こういう趣旨のことをこの裁判では言っているわけです。
私どもは「そうではない」ということで、「明確に政府が認定した被害者の方とそうではない方の間には取り扱いの違いがある」ということを主張しているわけですが、その点について最もですね、詳しい荒木さんに事情を説明をしていただきました。
それで具体的には、政府が認定していない被害者の方々についてはですね、今までも公式には何ら北朝鮮に・・について聞いたということについては公式的には話してないわけです。唯一例外は、過去藤田(進)さんと加瀬(テル子)さんについて写真が出てきた時にですね、若干あの、話が出たことがあるんですが、それ以外はですね、現在に至るまで公式的に、例えば「古川さんについては、こうこうこういうふうに北朝鮮に問い質した」とそのような説明は一切ないわけでございます。
さらにですね、抽象的には「三十数名について北朝鮮に問い合わせをした」というふうに言っているわけですけれども、今日荒木さんの証言の中でもこれらについてもですね、「あくまで安否の確認と言いますか、行方不明の確認という趣旨で日本政府は北朝鮮に聞いているに違いない」と。つまり三十数名という人については名前もはっきりしないし、かつ安否の確認っていうことで聞いているんですね。で、日本政府が認定した人については「帰国をしてもらう」ということで交渉しているわけでありますから、そういう点でも明らかに言い方も含めて違うんだと。この辺のことをこの間の外務省の担当課長と荒木さんとの間でですね、荒木さん等との会談の模様について証言していただきました。
そしてまぁそれ以外にですね、当然のことですけれども、日本政府が今まで政府認定者以外についてはパンフレットを作ったこともないしホームページに名前を出したこともないですしね、国連に働きかけたこともないわけです。つまり救出活動と言われるようなことは何もしていないわけです。まぁこういった点についても荒木さんの方から証言をいただきました。で、あの、これがまず大きく第一点の点でございます。
第二点はですね、荒木さんがソウルに竹下さんと一緒に2002年の12月6日に行きまして、安明進さんと古川了子さんのことについて話を聞いた、その時の模様についてお話をしていただきました。で、その時に安明進さんが描いた絵、平壌の915病院の図面があるんですけれども、それを裁判所に提出しておりまして、安明進さんがかつて「古川了子さんを目撃した」ということについてもですね、証言の具体的な内容を荒木さんの方からお話をいただいたということでございます。
そしてあの、政府が横田めぐみさんに関しましてはですね、安明進さんが1997年の2月に「目撃した」と、まぁ安さんが「横田さんを目撃した」ということを1997年の2月に証言したわけです。その3ヶ月後には日本政府は横田さんを被害者として認定をしたわけですね。で、そういった経過からも、安さんの証言を重要な根拠にして政府が横田さんの被害者認定をしたわけですから、そういう比較から言っても「古川さんについて政府が認定をしないのはおかしいじゃないか?」と「筋が通らないではないか?」と、こういうことについてご証言をいただきました。
つまり日本政府として、これだけ明確な安明進さんの証言がありですね、なおかつ古川さんの失踪経過も非常に疑わしいことがたくさんあるわけです。そういった点から考えまして、「政府は当然認定すべきだ」ということをお話をいただいた次第でございます。
それで荒木さんがまた最後に裁判官の方に言われたのは、「この問題についてぜひ裁判所がきちっと判断をしてもらいたい」と「司法が役割を果たしてもらいたい」ということをお話いただきました。あの、まぁ政府の担当の方はそれぞれ熱心に努力されている方もたくさんいらっしゃるけど、国家がですね、国として拉致問題についてどのように積極的にやってきたかどうかについては、まぁ様々な疑問があるわけで、今度は裁判所に初めてこういうかたちで争われているわけですので、「司法の場できちっとやっていただきたい」という趣旨のお話を証言をしていただきました。
荒木さんの証言が約30分、今私が概略申し上げました内容で行われましたが、その後、国側から反対尋問がありました。ただし反対尋問は約5分くらいでございましたけれどもありました。その内容はですね、要は「今年の2月28日に政府が色々説明したじゃないか」と「外務省が荒木さんにご説明したじゃないか」と、こういう趣旨の尋問をしたわけですけれども、内容的には先ほどお話した内容の繰り返しでありまして、あの、いずれにしても大きなですね、新たな事実なり新たな尋問があったわけではございません。
それから裁判官の方からはですね、若干日程の質問がありまして、これが質問の趣旨が今ひとつわからないんですが、要はいわゆる特定失踪者の方々のご家族の方ですね、「奥さんとか子どもさんとかそういう方々が、どの・・に越されている?」とか、あるいは「いらっしゃる方々がどのくらいいますか?」とそういう趣旨の質問がありました。で、これはまぁ質問の趣旨自体はいまいちわかりませんが、おそらく・・中には、要は政府なりがですね、拉致被害者として認定した場合にはどなたに通知をしたり・・とか、そういうことと関連した時の尋問ではなかったかと思います。
証人尋問に関しましては、すべて約40分くらいで終了致しました。で、今後の進行に関しましては、裁判所の方から進行協議期日と申しますが、進行協議期日、「裁判をどのように進行するか協議をしたいという期日を7月に設けたい」ということで、7月18日の午後4時に進行の協議期日が入りました。これはですね、まぁ一応訴訟のルールとしては非公開ということになっておりまして、双方の代理人のみが出廷して今後の訴訟の進行について協議することになります。
私ども原告側からは法廷でもですね、「ぜひ安明進さんの証言を聞いてもらいたい」と。さらに「原告本人竹下さんの証言を聞いていただきたい」あるいは「増元さんの証言を聞いていただきたい」ということを今日改めて申し上げました。今後ですね、18日に「今後の証人尋問をどうするか?」ということを含めて、あるいは「この訴訟全体についてどのように進めるか?」ということが話し合われることになると思います。以上でございます。どうもありがとうございました。(大拍手)
*「拉致認定訴訟」カテゴリ
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