*加藤さんの写真が撮れませんでした。写真は決議文を読み上げる海老名市議会議員の太田ゆうすけさんです。後ろの森本美砂さんのお隣に座っていらっしゃるのが加藤さんです。
*電脳補完録さんが神奈川県民集会にて撮影しましたビデオ映像から文字化しました。(許可をいただいております)
ビデオ映像はこちらです。↓↓↓
*加藤博さんの講演 電脳補完録ー別館より
http://nyt.trycomp.net/modules/weblog/details.php?blog_id=159
*救う会神奈川HPより
http://www.geocities.jp/sukuukai/
*4/16 神奈川県民集会 加藤博さん(1)
http://aoinomama13.seesaa.net/article/17858365.html
(・・・は聞き取り不能です)
*聞き取れなかった部分を多少削除等手を加えております。どうぞご了承ください。
続き
しかし皆さん、よく考えてみてください。毅然と対処をするということはどういうことでしょうか?口を厳しく、相手を激しく非難することですか?そうじゃありません。私たちが覚悟を求められているということなんです。(拍手)どんな覚悟ということなんでしょうか。
北朝鮮は「自分たちで拉致した」ということを認めても返さない。「もう終わったことだ」とそういうふうにしてうやむやにする。また今度のように、DNA鑑定によって横田めぐみさんの夫が金英男(キム・ヨンナム)氏であるということが分かったとしても、彼らはこの問題に対して関心を示そうとしない。
*めぐみさんの夫は金英男氏−DNA鑑定結果横田家に
救う会全国協議会ニュース(2006.04.11)より
http://www.sukuukai.jp/houkoku/log/200604/20060411.htm
ちょうど同じ時期に金桂寛(キム・ケグァン)という外務次官が来ていました。彼は六者協議開催のために日本に来たようですが、それはできなくなるとですね、「それはそれで結構だ」と「我々は核開発をする時間がある」と、そういうようなことを言ってメッセージを残して帰って行きました。これだって脅しですね。・・会議の中でも、南北首脳会談の中でも「我々の言うことを聞かなければソウルを火の海にすることもできる」こういう脅しをかけてきますね。
つまり北朝鮮はミサイルによって「今開発しているミサイルによって日本を撃つことだってできるんだぞ」と、そういうことを言われた時ですね、日本の政治家はね、これについてどう対応できますか?国民の安全を守らなければいけない国会議員は、こういうことを聞くべきか(拍手)それに断固として反撃すべきか、これは国政を扱う議員の皆さんの非常に頭を悩ますところだと思います。
*金桂寛外務次官訪日で家族会・救う会声明
救う会全国協議会ニュース(2006.04. 10)より
http://www.sukuukai.jp/houkoku/log/200604/20060410.htm
しかし、これは私が覚悟と言ったのはそういうことなんです。彼ら(北朝鮮)は政府のトップが「自分たちで拉致」ということを認めたとしても返さない、そういう人たちです。甘い顔を見せれば「ミサイルを発射するぞ!」と脅しをかける、そういう人たちです。そういう時に私たちは「ちょっと待て、ちょっと待て」と「私たちはお米を10万トンやるからちょっと待て」と言いました。
それでもこの問題に真正面から立ち向かう覚悟がありますか?この問題はそういう問題として皆さんが受け止めなければいけない、私たち一人一人が受け止めなければいけない、そういう問題と思います。
そういう気概、そういう気持ちが自分たちにないと、残念ながら今北朝鮮に閉じ込められている拉致被害者を取り戻すことは私はできない、そう思います。そういう断固とした毅然とした姿勢があってこそ私たちはこの問題を正当に、人権問題はまんべんなく誰にでも保障されると、そういうものだということを知らしめることができると思っています。
ですから、今回の私たちの逮捕請求などというのは、小さな小さなこんなNGOを・・・しようとしているんですね。こんな小さなNGOを・・しなければならないほど北朝鮮は今追い詰められているんです。
2004年にはアメリカの上下両院で人権法が成立しました。そして人権大使も任命されました。それからジュネーブの国連人権委員会では2003年、2004年、2005年と三度に渡って北朝鮮に対する決議案が出されています。そして昨年の12月にはついにこれは国連総会で世界の人権問題で、北朝鮮の人権問題が可決されています。それは北朝鮮がいかに孤立しているかということを示しています。
で、これで終わりではありません。先ほどご紹介しましたように、アメリカがマカオにある「バンコ・デルタ・アジア」という銀行にある口座を凍結しました。その銀行は北朝鮮で作った偽札をマネーロンダリングする銀行ですね。ですから、これによって止められ、そしてそこと取り引きする銀行を次々とアメリカによって制裁をしています。北朝鮮はそれによって非常に打撃を受けていますね。
今年の金正日の誕生日に、例年ならば自分の部下たちに下賜品を与えるんですが、それは外貨で・・ですが、その下賜品を買う外貨さえ不足するような。これは北朝鮮にとって非常に打撃です。これはいいことですね。なぜかと言うとですね、・・・彼が今までこれをやれたのに、それをやれなくなったということは、彼の権力基盤にひびが出るということなんですね。
*北朝鮮金融犯罪:米が関与認定のマカオ銀 邦銀が取引停止
News Flashより
http://blog.livedoor.jp/trycomp/archives/50070998.html
・・で、救う会ではですね、「経済制裁するべきだ」というふうに言っていますけれども、私は経済制裁はするべきだと思いますけれども、まぁ、アメリカの金融制裁ほどではないことなんですね。でも、この・・運動でもですね、これは非常に有効です。何故ならば彼らが持っている2億円というのは、北朝鮮の軍の重要な資金源になる。それは保衛部であるとか秘密警察、あるいは軍安?とか公安、そういうところの資金源なんです。
ですから、その・・・日本政府の経済制裁で止まってしまうと売れなくなりますから、それは持っていればいるほど赤字になりますから、・・ということで、軍団同士の争いが起きるということなんですね。これも権力基盤にひびを与える。つまり拉致を認めても拉致問題を解決しようとしない、北朝鮮の人民が200万人も餓死しても何とも思わない、われわれ結局支配層100万人がいればいい、というようなことを考えているような人たちに打撃を与えるには、そして人権問題が解決できないということは、自分たちの政権が維持できない、ということを知らしめるためには友好な手段です。
私たちが「経済制裁をすると戦争になる」とかいう人がいますけれども、これはそのような考え方をすればですね、これは北朝鮮の思うつぼです。経済制裁が及ぼす効果というものが何であるのか?ということを私たちは今一度よく考えていくことが必要です。でもその扱い方には注意が必要です。私はそのことを皆さんに申し上げておきたいと思います。
それから、この拉致問題を解決するためにはですね、今国際的な非常に大きな動きがあって包囲網ができています。しかし中国や韓国というやっかいな問題があります。
中国は北朝鮮に対して今膨大なインフラの投資をかけています。茂山(ムサン)という中国と北朝鮮の国境に鉄鋼山があります。ここに50年間の採掘権を据えて、中国は今膨大な投資をしています。それからこれを失わないために、また、外貨を稼ぐために平壌のデパートを買収しました。
*北朝鮮で採掘権(第四の極中国)
Hayao Adachi's Homepageさんより
http://my.reset.jp/~adachihayao/051120I.htm
このように中国は、次から次へと自分たちの経済地域を北朝鮮国内に今獲得しています。と言うことは、北朝鮮の経営基盤を持つ人間が、北朝鮮国民の利益になるようなことを外国に売り渡しているということですね。ですから、中国の援助なしに北朝鮮の経済は成り立たない、そういう状況があるということを私たちは理解しなければいけない。
それから韓国です。韓国は自国に500人近い拉致被害者を抱えていても、この問題を真剣に解決しようとしない。朝鮮戦争の時に捕虜になった人たちも「返せ!」とは言わない。「離散家族だ」と。こういう政府ですね。そしてできるだけ多く援助をする、融和的な態度をとる。そうすれば北朝鮮とは平和的になる、朝鮮戦争を起こしちゃいけないという、そういう口実をもとに非常に融和的な態度をとっていますね。ですからこれを変えなくてはいけない。
で、もう一度皆さんに思い起こして欲しいんですが、横田めぐみさんを返せ!それから他の拉致被害者を返せ!と言って、運動を始めた時の家族の皆さんがどれだけ大変だったか。今韓国の人たちはそれと同じくらい大変な時期を今味わっていると思うんですね。しかし日本は幸いにして皆さんの大きな支持と大きな応援でここまでやって来れた。ですから、私たちはそういう政権の韓国も・・しようと、韓国も拉致被害者家族会とも協力する必要があるんじゃないかと。私たちから頻繁に出かける、交流する、そういうことは必要だと思います。
政府はその時々に出された条件によって政策や方針がずれます。そのずれを正すのが私たち一人一人なんですね。「それはおかしい!」とはっきり言う。そういう声の固まりをたくさん作っていく。このような集会を全国で起こす。それが私はこの拉致問題を解決し大きなうねりにして、韓国と共に解決していく唯一の方法だと思います。
ですから私は皆さんに訴えたいですね。そのために私たちの情報発信能力を高めよう、私たちは積極的に色んな所に出かけて行って、人権問題・拉致問題について発言し、お互いを交流し励ましあう、そういうことが大切でしょう。北朝鮮難民や人権問題に対する国際会議があればそこに出かけて行って、自分の意見を言うことが必要でしょう。で、そこに来ている国際機関の人間や政府の人間に対して語りかけることも必要でしょう。
それから直接私たちの声を届ける放送も必要です。“しおかぜ”という放送のことについて出てきましたけれども、韓国には他に“自由北韓放送”という、金聖民さんという方が、北朝鮮の方(脱北者)が中心になってやっているそういう放送局もあります。そういう放送を通じて私たちのメッセージをどんどん伝えていく、それがどうしても必要です。
*しおかぜ通信
http://www.senryaku-jouhou.jp/shiotsuu.html
*北朝鮮に自由の風を送りたい−金聖民代表が報告
救う会全国協議会ニュース(2006.04.14)より
http://www.sukuukai.jp/houkoku/log/200604/20060414.htm
そのためには政府にその応援を頼っていてはダメなんですね。私たち自身がこの放送を支え、この放送が最も効果的な武器になるように、人権問題を解決する大きな武器になるように育てていかなければならない。これは今荒木さん(特定失踪者問題調査会)のところでやっている“しおかぜ”ですけれども、これはみんなが“しおかぜ”を応援しなければならないし、最も有効な武器に育て上げなければいけない。私はこのようにして他の放送局も他のメディアも皆さんの力で、人権と拉致の問題を解決するように力を尽くしていただきたい。
そのためにはやはり皆さんの手で集めていただいて、皆さんも自分ができる場で応援団になってもらいたいと思います。ありがとうございました。(大拍手)
*第8回「拉致被害者と家族の人権を考える市民集会」加藤博さん
救う会神奈川HP活動報告より
http://www.geocities.jp/sukuukai/report/08.html#8
終わり
*皆さん、最後まで読んでくださってありがとうございました。(*^^*)/~~




