2006年05月15日

4/16 神奈川県民集会 加藤博さん(1)

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*加藤さんの写真が撮れませんでした。写真は決議文を読み上げる海老名市議会議員の太田ゆうすけさんです。後ろの森本美砂さんのお隣に座っていらっしゃるのが加藤さんです。

*電脳補完録さんが神奈川県民集会にて撮影しましたビデオ映像から文字化しました。(許可をいただいております)

ビデオ映像はこちらです。↓↓↓
*加藤博さんの講演 電脳補完録ー別館より
http://nyt.trycomp.net/modules/weblog/details.php?blog_id=159
*救う会神奈川HPより
http://www.geocities.jp/sukuukai/

(・・・は聞き取り不能です)
*聞き取れなかった部分を多少削除等手を加えております。どうぞご了承ください。

 皆さん、こんにちは。(会場から「こんにちは」)私は北朝鮮難民救援基金の事務局長をしております、加藤博です。

*北朝鮮難民救援基金
http://www.asahi-net.or.jp/%7Efe6h-ktu/

 本日、救う会神奈川(会長)の川添さんのご好意によってここに来れましたことを深く感謝したいと思います。それから皆さんにお会いできたことに感謝します。

 と言いますのは、私たちは北朝鮮から逃れまして出て来る人や、どうしても北朝鮮では命を永らえることができないそういう人たちを助けてきたんです。で、この行為に対して北朝鮮は非常に快く思っていないわけですね。快く思っていないどころか、皆さんもご存知のように今年の3月27日に朝鮮民主主義人民共和国人民保安省というところから逮捕礼状を発行して、私たちの身柄を北朝鮮によこせとそういう要求を日本政府によこしました。

*北、日本のNGO幹部に無意味な逮捕状 News Flashより
http://blog.livedoor.jp/trycomp/archives/50088619.html

 私だけではありません。私の団体にいる野口孝行という国際活動をしている者に対しても行われました。それから「北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会」の山田文明代表に対しても同じようなことがありました。それから「RENK」(救え!北朝鮮の民衆/緊急行動ネットワーク)の李英和代表に対してもありました。こういう行為を私たちが黙って見過ごすならば、これは私たち4人に行われたことではなくて、他の人にも起こることだというふうに私は考えています。

*'04 11/2 国際シンポジウム 野口孝行さん
http://aoinomama13.seesaa.net/article/13956159.html

 私は身柄の請求があったからと言って、日本政府がそれに応じないということは思っていませんし、日本政府はこの問題に対してとんでもない話、問題外という態度をとっておりますので、私はそんなことは心配していません。

*政府 北朝鮮の要求に強く反発 News Flashより
http://blog.livedoor.jp/trycomp/archives/50087272.html

 しかし、今まで話題になっているように、日本からは多くの人が拉致されていっているんですね。誰もその人たちは何か北朝鮮に対して目障りなことをしたわけでも、北朝鮮に妨害工作をしたわけでもないんです。そういう人たちが拉致されていっているんですね。

 ところが私たちは北朝鮮から(逃げて)来た人を助けたんです。これが罪だと。食えない人たちを助けることが罪だし、病気で死にそうになっている人を助けることが罪だと。そしてこれが「国家転覆罪になる」と言って(私たちを)指名手配するわけです。ですから私は「これから自分の身に何が起こるかわからない」、そういうふうには感じています。

 これだけではありません。私は2002年に中国の大連で中国の安全局という所から拘束を受けました。北朝鮮から逃れて中国にいる人たちに、冬服を配布するために行った時に拘束されたんです。で、その時に私たちがこの事件の後、日本に帰ることが幸いにもできてですね、その後聞いた話によると、私はひそかにですね、北朝鮮に身柄を渡されるはずであったと。

 北朝鮮の国籍を持った人間が中国でたくさん来ている。それから私たちの活動を支援する人たちも今(中国に来ている)。それから私たちの活動に理解を示す中国の公安局の人間もおります。その人たちから聞いた話によると、私が2000年に北朝鮮からお尋ね者になって、その時は今回のように明確に「身柄を引渡せ」だとか「逮捕状を発行した」とか、そういうことではなかったんですね。それはひそかに中国にいる北朝鮮の・・ですね、加藤ではなくて・・ですね、そういう人たちの間に出回っていたことなんです。

 それは何かと言うと、私の身柄を生死に関わりなく北朝鮮に持ってくれば35万元、これは日本のお金にすると525万円くらいですけれども、それとベンツ1台を渡す、そういうふうに懸賞金をかけてやるんですね。彼らは公然ともするけれども、ひそかにもやるんです。

 ですけども、幸いにも私の場合はですね、「人道支援家が中国で行方不明になった」ということで記者会見を開いてくれて、日本のメディアがこれを採り上げ、世界のメディアも放送してくれた。そのおかげで私は自分の身柄を北朝鮮に持って行かれないで済んだんですね。もしあの時に誰も興味を示してくれなかったら、私は皆さんの前に立つこともなかったかもしれないです。ですからそういう意味では、北朝鮮の人権問題に対して皆さんとここで共に考え共に語り合える、そういう場を持ち得たということは、私にとっては大変うれしいことです。

 もう二度と会えないかもしれない、と思ったけれども、再び会うことができた。そういう意味では、私が感じたことを皆さんにお伝えすることが私の役割だろうと思っております。ですから、私の経験から北朝鮮という国はどういう国なのか?それを少し話したいと思います。

 私の逮捕状の件ですが、これは今年の3月に、そのシンガンスという北朝鮮の工作員他2名を日本政府が国際刑事警察機構に指名手配した。そして朝鮮総連傘下の大阪府商工会、これに警視庁が家宅捜索しました。

*拉致強制捜査 「国家犯罪」あぶり出せ News Flashより
http://blog.livedoor.jp/trycomp/archives/50086583.html

 こういう流れの中でおきた事件ですね。で、北朝鮮がこの行為に対して「朝鮮総連への弾圧だ!」と言って、その報復として私たちの、先ほど紹介しました4名の逮捕状が出てきたんですね。

 私たちは先ほども言いましたように、北朝鮮から食うに食われず、暮らすに暮らせずに、やむを得ずに出て来た人たちを助けている団体です。そして北朝鮮が今、私たちに逮捕状を発行して身柄を要求しているのは、彼らが何の罪もない人間を他国の領土からこれを持って行って、それと同等だと考えているわけですね。

 ですからそんなことは問題外なんですけれども、これは北朝鮮にとっては常識かもしれない。世界の常識ではないけれども、北朝鮮では常識、北朝鮮の常識は世界の非常識、これは今まで色々な事件からいっても言えると思うんです。

 日本の新聞も突拍子もない要求ということで、もうこれは問題になりませんでしたけれども、私はこのような北朝鮮の要求に事を構えるよりは、実際に日本の中から甘言を労し、あるいは暴力的に連れ去った、そこに協力した人間を次々と摘発すべきだ!!というふうに思います。(拍手)

 ・・から言えばあまりにも遅い、私はそう思います。横田めぐみさんのご両親、及び他の拉致被害者の家族の皆さんが「家族会」を作って活動した頃から私は知っております。あの頃はまだメディアも多く採り上げてくれず、そして議員さんの間でも「議連」というものができていなかったし、日本国民の認識も低かった。しかし「家族会」の人が寒い冬の日も夏の日も一生懸命やってですね、理解を求めて、ようやくここまできたんですね。そして一つ一つの「家族会」のこの動きが国会を動かし、政府の役人を動かすまでになったんです。

 でもしかし、それでも私はまだ十分じゃないと思うんですね。何故かというと、政府が本当に真剣になってやってくれたのか?ということを時々疑問に思うんです。(拍手)私たちは何故それを感じるかというとですね、特に外務省の高級官僚は、この問題について本当に自らの問題として解決しようとしない、国民の痛みをわかっていない、と思うからなんです。

 日朝協議の時にその名簿を渡された時の対応を皆さん、思い出すでしょうか。政府の安全確認のいい加減さ、これで事を済ませようとした。このような行為、人の命を軽んずる、あるいはそれを無視するような、そういう人権感覚の官僚が多いということです。

 私はすべての人がそうだとは言わないけれども、その姿勢を正すのは誰かと言えばですね、私たち一人一人がそれをやるんですね。(拍手)これを「家族会」に任せっきりだとかね、それから「救う会」に任せっきりだとか、そういうことではダメだと思います。(拍手)そして私たちはこの問題に対して毅然と対処するべきだ、というふうに今思います。

(2)に続く(次で終了です)

*4/16 神奈川県民集会 加藤博さん(2)最終です
http://aoinomama13.seesaa.net/article/17886111.html
posted by あおいのママ at 22:15| 千葉 晴れ| Comment(0) | TrackBack(0) | '06 4/16 神奈川県民集会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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