2006年02月21日

'05 11/13 第16回大宮講演会 山田文明さん(9)

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*11/13 第16回大宮講演会に参加しました
http://aoinomama13.seesaa.net/article/9366165.html
*講師「山田文明(やまだ ふみあき)」さんの自己紹介
http://aoinomama13.seesaa.net/article/9667106.html
*'05 11/13 第16回大宮講演会 山田文明さん(8)
http://aoinomama13.seesaa.net/article/13421984.html

*撮影したビデオカメラから文字化しました。
(・・・は聞き取り不能です 多少読みやすいように変えております)

続き

 その日の前日まで韓国の国籍の二人の、まぁ日本に住んでいる人とそうでない人といましたけれども、二人の支援者ともう一人が駆け込みの当日に合流しました。

 状況から相談をしまして、私の判断として「可能性のあるのは日本人学校である。そこを目指したい」ということを、前日の夜だいたいの決断をしました。そして当日「ではそこにしよう」と決めて、上海の駅に午後3時頃ようやく一人の最終の支援者が到着しまして、全員を集めたわけであります。

 その過程で一人の女性が前日に来まして、前日に来てもらう予定はなかったのですが上海に到着しましたので、どこへ泊まってもらおうかということですが、泊まるところもない。しょうがないから私、自分のホテルの部屋へ連れて行きましてね、私そこに一緒にいるわけにもいかないので、その後家族がやって来て「ドアは誰にも絶対に開けるな」と説明しました。

 そして僕はある上海の、知っている人がいたんで「過ごせる所はないか?」と。実はうちの大学院の留学生でしてね、彼には何にも言わずに「どこか過ごせる所を教えてくれ」と言ったら風呂屋を教えてくれまして。えっ、朝までいられるんだと。

 その風呂屋で朝まで過ごしまして、それでホテルに戻りまして、朝、ある合図で開けてくれました。それから上海の駅に北京から来たグループと合流いたしまして、そしてタクシーに分乗して日本人学校へ向ったのでありますが、もうその現場、いやそれよりも前から中国公安はずうーっと私たちの動きを全部、要所要所を掌握していたと思われます。

 そして分乗して行きましたが、おそらくその段階で、可能性のある日本人を、日本領事館やその分室、それに日本人学校、全部の所にある配置をしていたと思います。

 日本人学校の近くでタクシーからそれぞれ降りまして、みんな集まって日本人学校の入口まであと50メートルの所までずうっと歩いて行った時、最初にオートバイが来たんです。二人乗っておりました。それが上海公安でありました。それが来て日本人学校に入って行ったんです。

 それを見ましてね、もう「先に入られたらもうダメだ」と。でもともかく今は全部いったん元に戻すしかないので、たまたま通りかかったタクシーを止めまして、乗れる者だけ乗って、タクシーで「ともかく上海の市内まで戻ろう」ということで、戻していこうとしました。

 タクシーが出かけた時、その横に公安のトラックが来て止まりました。公安のトラックの荷台に十数人の男が乗っておりまして、それがワァーっと降りてきて我々を取り囲んだんです。「お前たち、何だ?」と言ったら「降りろ」と言いました。そして次々にパトカーが来まして、警官の・・も降りてきたというのがその時の状況でありました。

 これはもうどうしようもないと。そして何ができるのだろうと思いました。

 その時、ある一人の脱北者の女性がちょっと離れた所におりました。その人が知らん顔をして、ずうっと歩いて行って道を渡って逃げて行こうとしました。走ったらバレますから、歩いて行ったんです。私はずうっと見てました。上手くいけばいいなと思ったんですが、おそらく向こうは全部掌握していたんでしょうね、サァーっと公安の何名かが行って取り押さえたという状況でした。

 その時の皆さんは本当に処刑場へ送られるような顔をしていました。もう絶望の状況ですね。もう何も励ます言葉もない。ここでできるのは何か。それはともかくこの人たちを北に送り返さないでくれと、実状を説明するしかないと、そう覚悟を決めました。

*上海拘束事件とこれからの課題《資料より》
http://aoinomama13.seesaa.net/article/9764054.html

(10)に続く

*'05 11/13 第16回大宮講演会 山田文明さん(10)
http://aoinomama13.seesaa.net/article/14007775.html
posted by あおいのママ at 09:21| 千葉 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | '05 11/13 日本再生フォーラム講演会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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