2006年02月06日

'05 11/13 第16回大宮講演会 山田文明さん(4)

100PENTX-IMGP1862_IMGP1862.JPG

*11/13 第16回大宮講演会に参加しました
http://aoinomama13.seesaa.net/article/9366165.html
*講師「山田文明(やまだ ふみあき)」さんの自己紹介
http://aoinomama13.seesaa.net/article/9667106.html
*'05 11/13 第16回大宮講演会 山田文明さん(3)
http://aoinomama13.seesaa.net/article/12720099.html

*撮影したビデオカメラから文字化しました。
(・・・は聞き取り不能です 多少読みやすいように変えております)

続き

 それでこの北朝鮮の状況でございますが、日本から帰って行った人たちを迎えた社会はどんな社会であるのか?おそらくここにいらっしゃる皆さまは、ご関心の高い方々でもうご存知のことだとは思いますが、簡単にまた触れさせていただきます。

*北朝鮮住民の成分分類表
 (パパと電脳補完録さんの協力によります)
http://aoinomama.trycomp.net/file/seibun.html

 向こうの社会は国民を三つの階層に区分しているんですね。一つが「核心階層」でありまして、金正日、当時は金日成でありますが、その政権を支え忠誠を尽くす部隊、これが「核心階層」であります。

 そしてその次が「動揺階層」です。これはどっち向くかわからん、というので「動揺階層」と言うわけなんですね。

 それからもう一つが「敵対階層」と言います。自分たちの政権に刃向かう連中だと見なしている、ということですね。この三つに分かれています。

 さらにその中をこと細かに分けましてですね、51成分。成分って言うんですね。まるで物質の成分みたいなもんですが、国民を51の階層成分に分けて区分するわけですね。それを記録を留めて就職やその他、どういう地位に就けるか全部それに基づいて判断していく、というのが向こうの社会であります。

 ざっと内容を見ていただきますと、皆さまにお配りした10ページをご覧ください。ここに51階層、ざっと並べてある資料を持ってまいりました。で、順位とありますが、これは一応向こうが1位から51位までつけたものでありますが、内容からはですね、それらを「核心階層」「動揺階層」「敵対階層」に分類し直すと少し順位が変わるので、順位が1から51まで順番に並んでおりません。

 このうちの「核心階層」の中を見ますとですね、まぁ向こうはああいう国ですから、1位が“労働者階級”と形だけは、形だけです、そんなのはですね。そんな中でですね、餓死された人もたくさんあるわけですから、労働者階級がみんな豊かに金正日にかわいがってもらっている、大事にされている、決してそんなことではありません。むしろ金正日王朝でありまして、特異な支配体制であります。しかしまぁ形だけでもそういうものが並びます。

 それから8番ちょっと見てください。解放後、つまり金日成が政権を取った以後、北朝鮮あるいは共産圏国家で高等教育を受けた者は“インテリ”として優遇されます。自国内で教育を受けた者は「核心階層」なんですね。ところが留学した者は監視対象、これ「動揺階層」になります。こういう国外に出た者は信用ならん、と言っているわけなんですよね。こういう体制です。

 そして“被殺者”、つまり殺された人の家族ということで、朝鮮戦争の時に殺された人の家族とかですね、そういう者を一応「核心階層」の下層に置いているわけなんです。しかしこれが全部「核心階層」であるなどとは到底言えません。

 だいたいざっと下を大まかに見通すとですね、これまでの・・「核心階層」は20〜25パーセントぐらいであろうと思われます。

 それから「動揺階層」として分類される、途中黒い線があったりしますが、小商人からずうっとありまして、その中の真ん中から少し下32番の順位、ここをご覧ください。“日本帰還民”、これが帰国者です。北送された在日僑胞(ざいにちきょほう)。朝鮮総連系の激烈分子は入党。これが「核心階層」で、成り上がることができているわけですね。しかし、そういう一部を除いては監視対象の「動揺階層」であります。信用ならん連中だと見なされたまま、だということなんですね。こういう分類を失礼にもするわけであります。

 そして42番をご覧いただきますと“罪を犯し投獄された者の家族”、つまり向こうは連座制でありまして、家族・親族がやられちゃうんですね、一人が何か刃向かうとね。そういう仕組みを持っている、ということもここからお分かりいただけると思います。

 それで、一番厳しい状況に置かれているのが「敵対階層」であります。ここに“カトリックの信者・教徒”(30番)などが入ってくるわけなんですが、それらとともに“スパイ関係者”(43番)と見なされたらこういうふうにされるわけですね。向こうでは、“スパイ関係者”と見なすというのは別に証拠も何もない、気に入らない奴はそういう分類しちゃうわけであります。そして“処断者”(45番)、これは何らかの理由で処刑された人の家族ということでしょうね。こういう人は「敵対階層」と見なされちゃう、ということであります。

 こんな形に分類してですね、支配する。そういう国だということです。民主主義も何もない国だということがこれからもお分かりいただけると思います。

(5)に続く

*'05 11/13 第16回大宮講演会 山田文明さん(5)
http://aoinomama13.seesaa.net/article/12871633.html
posted by あおいのママ at 00:05| 千葉 晴れ| Comment(0) | TrackBack(0) | '05 11/13 日本再生フォーラム講演会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス: [必須入力]

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/12838756
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック