*11/13 第16回大宮講演会に参加しました
http://aoinomama13.seesaa.net/article/9366165.html
*講師「山田文明(やまだ ふみあき)」さんの自己紹介
http://aoinomama13.seesaa.net/article/9667106.html
*'05 11/13 第16回大宮講演会 山田文明さん(1)
http://aoinomama13.seesaa.net/article/12666613.html
*'05 11/13 第16回大宮講演会 山田文明さん(2)
http://aoinomama13.seesaa.net/article/12691972.html
*撮影したビデオカメラから文字化しました。
(多少読みやすいように変えております)
続き
このようにして、北へ帰った人たちに対しては、日本の家族に、先ほど申し上げましたように日常生活にも事欠く物資不足、それを「何とかしてくれ」という手紙が届く。それで必死で日本の家族は北の家族を支えるために、お金や品物を送る、という生活が始まるのです。
ですから、帰った人たちだけが被害を受けたのではありません。日本に残った親族は、北の家族を支えるために、それから長い長い長い苦労が始まるわけであります。
そして自由にものも言えない、総連に対して刃向かうこともできない、それは北に人質がいるからであります。私はこれは“北朝鮮の人質政策”と考えております。
そして時には、色んな理由をつけて帰国者を収容所へ送るのです。そして日本の親族に莫大な寄付金を要求するのです。その「寄付金を集められた人は出してやる」という構造ですね。こういうことをやってきたわけであります。
朝鮮総連を通じて「帰国者の家族の日本における財産状況」まで調べ上げるんです。向こうへ送るんです、それを。そしてお金持ちのところへはどんどん要求してくるんです。こうして吸い上げていく。こういうことが続いています。
そして向こうからは、お金持ちの親族であれば飛行機で日本に戻すんです、一時的に。帰国者で戻って来た人、一時的に戻ってきた人は何人もおられる。ただし一人で戻って来るのがありません。向こうの政府の“保衛部”という秘密警察のメンバーと、その政府の関係者、または労働党の関係者が監視役で付いてきて戻すんです。
それで何をするか。日本のお金持ちの親戚を回らせるのです。そしてお金を集めさせるわけです。そしてまた北京経由で飛行機で戻って行くわけであります。
こういうことをして、日本の親族からお金を集める、ということをずうっと続けてきたのが実態であります。したがいまして、戻った人だけが被害を受けたのではない。そのことによって、日本に残る家族が長い苦しみを味わってきた、ということでございます。
ですから、もう北の戻って行った親族は連絡は取らない、縁を切ると。それは日本にいる人たちの生活を守るために、そうせざるを得ないという人が多くってですね、関係を絶ってしまう人が非常に多いです。
しかし直接一緒に育った、育てた、その生みの親である方や直接育ってきた兄弟ではですね、そういう気持ちにはなれません。必死で自分の生活を犠牲にしてでも応援を続けてきたわけであります。
そういう人たちはある時からは、場合によってはですね、北へ直接訪問もできるようになりました。行って来てはまた現実を見て来るわけであります。そして北の実態を知り一段と詳しく知りますが、人質でありますから何も声も上げられない。そういう状況が続いてきたわけでございます。
ですからこれはなかなか当事者が声を上げて、当事者がそれを政治の問題化するのは非常に難しいと、できる者が代わりにやっていかねば、というふうにも我々は考えております。
それで1994年2月20日にこの私たちの団体を作りましたが、神田のカンダパンセという会場にはですね、設立の時、朝鮮総連の動員部隊がわぁーっと来ましてですね、それから「北朝鮮と言うとは何だー!!」とそこからまずもう野次が始まりましてですね、で、設立宣言を読み上げたのが小川(晴久)代表でありました。
朝鮮総連部隊がわぁーっと押し寄せ、首を締め上げるようにネクタイをつまんでですね、そんな中で小川先生は一生懸命設立宣言を読み上げる、というような時代から始まりました。
大阪で次に集会をやった時も押し寄せて来るんでありますが、その時は向こうの不法行為は明確で、実は大阪の朝鮮総連に警察が捜査に入ったんですね。それ以後二度と出て来なくなりました。まぁそんなこともありながら取り組んできました。
*北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会
http://homepage1.nifty.com/northkorea/
(4)に続く
*'05 11/13 第16回大宮講演会 山田文明さん(4)
http://aoinomama13.seesaa.net/article/12838756.html



