2006年02月01日

よど号裁判を通して見た拉致事件(2)

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《1/19 よど号犯人と拉致・東京連続集会14で配られた資料より》

救う会神奈川 川添友幸さん作成
(当日の講演内容はこちらです↓↓↓)
*1/19 東京集会14 川添友幸さん(1)〜(3)
http://aoinomama13.seesaa.net/article/12003304.html

*よど号裁判を通して見た拉致事件(1)
http://aoinomama13.seesaa.net/article/12579615.html

続き

よど号裁判に参加するきっかけ
@参加した裁判の回数・時期
 私たち救う会神奈川としましては、裁判傍聴は2004年7月から2005年6月までの1年間で、回数的には9回の裁判です。被告は有本恵子さんの拉致容疑で国際手配されているよど号ハイジャック犯の安部公博の妻の魚本民子と、田中義三の妻の水谷協子の裁判です。

 細かい裁判の内容に関しては、救う会神奈川のホームページからリンクが貼ってありますaoinomamaさんのホームページ「http://aoinomama.trycomp.net/」に一問一答が出ていますので、是非ともご覧になってください。

*救う会神奈川
http://www.geocities.jp/sukuukai/
*「よど号犯妻公判」カテゴリ
http://aoinomama13.seesaa.net/category/332216.html

A全体的な様子
 まず裁判の流れですが、よど号犯妻の裁判は傍聴券交付事件で、法廷に入る前に抽選があります。裁判所の入口で抽選を受けます。基本的に傍聴者は少なく、私たちはほとんど傍聴できました。傍聴に来る人の分類ですが、私たち救う会・よど号グループ支援者や帰国した子どもたち、さらに公安関係者・マスコミ関係者でした。傍聴に来ているメンバーはだいたい毎回同じです。

 よど号グループ関係者が傍聴しているのは、被告に対する激励よりは、余計な発言などをしないように監視するために来ていたようです。

B一番印象に残ったシーン
 私自身が一番印象に残ったシーンは、一昨年の12月24日の水谷協子の初公判です。当日は内閣府で家族会の集まりがあり、「松木薫さん」の弟さんの松木信宏さん、お姉さんの斉藤文代さん、「有本恵子さん」のご両親、「石岡亨さん」のお兄さんの石岡章さんが東京に来ており、私たちの誘いで一緒に傍聴することになりました。(こちら↓↓↓にその時の様子が載っております)

*'04 12/24 「よど号犯妻」第一回公判
http://aoinomama13.seesaa.net/article/3292611.html
*'05 1/15 第9回藤沢市民集会 松木信宏さん
http://aoinomama.trycomp.net/col3.cgi?mode=dsp&num=60&no=97

 傍聴券交付の場所で並んでおりましたが、その際いつもは黙って並んでいる支援者たちが大慌てになっておりました。よど号犯支援者の話を聞いていたら「今日は二家族来ているぞ」とか「今日は旅券法違反の裁判で拉致の裁判でないのに、なぜ連中が来ているんだ」と言っておりました。

 滑稽に思えたのは、石岡章さんは家族会に入っていませんので、マスコミにもほとんど登場しないので連中も知らなかったことでしょう。さらに「何で傍聴に来るんだ」と言いますが、公開された裁判ですので、傍聴に行くのはこちらの自由で大きなお世話です。

 この時のやり取りをよど号グループの機関誌で以下のように書いています。(全文はこちら↓↓↓をご覧になってください)

*よど号グループの機関誌「かりはゆく36号」より転載
http://www.karihayuku.ecnet.jp/kinkyou_05_02.html

 (中略)傍聴席には拉致被害者の家族も顔を見せており、次回、2月24日の検察側の被告人質問は、八尾証言を唯一の根拠としながら、何としてでも彼女(水谷協子)を「拉致犯の一員」にでっち上げようと悪辣に策動して来ると思われます。しかし、真実はただ一つです。当事者である共和国が明らかにしているように、「かりの会」のメンバーは「拉致」とは何の関係もありません。今後とも暖かく裁判のゆくえをお見守りくださるよう、お願いいたします。

 自分たちが本当に拉致事件に関与していないのであれば、堂々としていれば良いのですが、私たちの動きが気になっているようです。ちなみにこの時の裁判には、後でお話する福留貴美子さんの娘さんも他のよど号メンバーの子どもたちと一緒に傍聴していました。

C大きな問題点
 裁判を通して感じたのは、裁判自体が茶番であるということです。通常の刑事裁判であるならば、ドラマのように検察側と弁護側が丁々発止するものと想像しますが、実際には検察側は微罪であるということもあり、事実究明が今一歩と感じ、弁護側の方が意気揚々としています。

 ただ、検察側が元よど号犯妻の八尾恵氏の調書を証拠として法廷に提出すると弁護側は「八尾恵氏の調書は証拠性がない」と主張しますが、本人を証人として法廷に召喚しません。本来であれば八尾証言を崩せば拉致事件の嫌疑は消えると言ってよいのですが、よど号側の弁護団も下手に法廷に召喚しても、今まで以上の証言をされる恐れがあるので、召喚しないようです。

 検察側も現在、有本恵子さんの拉致容疑で国際手配をしている安部公博の帰国後の裁判もあるので、真相究明の積極性が感じられません。そもそも旅券法違反の事件で拉致事件を解明しようとする捜査手法に大きな問題点があると感じます。

 今月(1月)7日に行われた救う会神奈川主催の「よど号拉致事件を考える市民集会」で、有本さんのご両親が指摘されていましたが、日本にはスパイ防止法がありません。さらには帰国したよど号グループの子どもたちは、パスポートを取得して定期的に日本と北朝鮮を行き来しています。このような事が認められてよいのでしょうか。私は非常に大きな問題点だと思います。

 昨年の彼らの運動方針は以下の通りです。(全文はこちら↓↓↓をご覧になってください)

*よど号グループの機関誌「かりはゆく35号」より転載
http://www.karihayuku.ecnet.jp/kinkyou_05_01.html

 日朝関係もこじれにこじれ、最悪の事態となっており、「よど号」グループによる「拉致疑惑」が、朝鮮民主主義人民共和国政府による正式な否定、本人たちの一貫した否定にもかかわらず既成事実化されようとしています。(中略)今年は、昨年度の成果を受け継ぎ@裁判闘争、救援活動に力を入れ「拉致」攻撃に主導的に闘っていくこと・・・。

(3)に続く

*よど号裁判を通して見た拉致事件(3)
http://aoinomama13.seesaa.net/article/12631241.html
posted by あおいのママ at 13:03| 千葉 雨| Comment(0) | TrackBack(0) | '06 1/19 東京集会14 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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