2006年01月31日

1/19 東京集会14 西岡力さん

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*撮影したビデオカメラから文字化しました。
(・・・は聞き取り不能です 多少読みやすいように変えております)

【西岡力さん・救う会常任副会長】

 ちょっと私の方からも「今の拉致はどういうかたちで行われていたのか」という頭の整理をしてみたので、その問題提起をさせていただいて、そして質問があれば受けたいと思うんですが。

 今惠谷さんがまず拉致のかたちとしてですね、3つ言ったんですね。「遭遇型」がある。拉致を目的に(日本に)入って来たんではなくて、別の目的で入って来て、見られてしまった、遭遇したと。それで拉致が行われた。

 もう1つは「マグジャビ型」。“マグジャビ”というのは朝鮮語で「むやみやたらに」という意味だと惠谷さんが言いましたけれども、「マグジャビ型」というのは、人定がされていない段階で入って来て「若いアベックを連れて来い」とか、いうかたちで連れて行かれたと。これが「あった」ということを証言しているのは安明進なんです。そう言っています。

 それから3つ目が「人定型」です。工作員がまず人定をして、そして海岸に連れて行って“戦闘案内員”に渡します。(日本でよく「工作員」と言いますが、北朝鮮では「工作員」「偵察員」「戦闘員」「案内員」の4つに分類されているそうです)

 そして今度は、拉致の目的が今までに明らかになっているものは、4つあるいは5つあります。1つは工作機密の隠蔽である。2つ目が身分の取得。3つ目が工作員の教官。4つ目が工作員として使う。これはよど号グループがそうですね。そして5つめに惠谷さんが「検討の必要がある」と言ったのは「専門知識を取得する」と。これはまだ実例が挙がってはいないんですが、しかしそれは想定されるということです。

 そうするとですね、「遭遇型」をAとして、「マグジャビ型」をBとして、「人定型」をCとする。そして目的の方の工作機密隠蔽を1位、身分取得を2位、工作員教師を3、工作員を4、専門知識を5とすると、Aの1・2・3・4・5と考えられる。

 「遭遇型」ではAの1が明らかになっていて、これは寺越さんたち。それ以外にAの2・3・4・5というのは、今のところ明らかになっていません。

 そして次の「マグジャビ型」をBとすると、Bの3しか明らかになっていません。工作員の教師。この部分が一番問題になるわけです。「マグジャビ型」で工作員の教師とするのがあったのかどうか。今表に出ているのは横田めぐみさん・地村さん・蓮池さん・市川さん・増元さん、そして曽我さん母子・富山のケース。誰かに連れて行かれて海岸に行ったんでは少なくともない、海岸の近くにいたわけです。そして襲われている。「マグジャビ型」とも思われる。

 それから今度Cで「人定型」。で、Cの1はないんですが、Cの2で身分の取得では久米裕さんと小住健蔵さんと原敕晁さんが含まれる。Cの3では田中実さんと田口八重子さん。Cの4で松木薫さんと石岡亨さんと有本恵子さんの存在があって、今のところCの5というのはまだ判明していないと。

*北朝鮮拉致事件関連年表 電脳補完録さんより
http://nyt.trycomp.com/nenpyo.html

 ここで問題になるのが「マグジャビ型」があったのかどうかと。今「マグジャビ型」とも想定される横田さん・地村さん・蓮池さん・市川さん・増元さん・曽我ひとみさんと富山のケースの内ですね、独断的な犯人像が明らかになっているのが、地村さん・蓮池さん・曽我さん・富山のケースなんですね。犯人が目撃されている、被害者が証言をしているわけです。このケースはみんな「4人」だと言っているんです。地村さんも蓮池さんも曽我さんも富山の人たちもみんな「4人で襲われた」と言っています。

 それで、4人の内3人が“戦闘案内員”で1人が“工作員”であったと思われます。地村さんは(拉致実行犯は)「辛光洙(シンガンス)とあと3人だった」と。蓮池さんは「朴(パク)がいた」と。そして「3人だった」と。曽我さんは「3人の男が後ろから歩いて来て襲われた」と言っています。そして「女性工作員、その中年の女性と一緒に工作船に乗って清津まで連れて行かれて、清津から・・まで一緒に行って、その女性はある期間教育係だった」と言っています。それもつまりは女性は“工作員”で3人が“戦闘員”。

 富山も「4人」と警察は認定しているんです。たぶん事件直後に4人と言っているわけで、その中に辛光洙(シンガンス)と似ている人間がいたわけで、少なくとも辛光洙(シンガンス)は当時40才代ですから、40才代の工作員がいて、辛光洙(シンガンス)なのかあるいは違うかもしれませんけれども、歳とったのがいて、そして“戦闘員”は20才代で3人いたと。

 だとすると、安明進の話では「マグジャビ型」で当初やったところを、工作員の教官として使えない人もいたので、あとで日本国内の組織に人定をさせてそれで上手くいったと、いう話を工作機関の教育係から聞いているんですが。

 しかし「人定型」はその「マグジャビ型」と並行して、あるいは先に行われていますので、その説明だけでは、まぁ、教師のリクルートの部分だけについて・・なのか限定的だと思いますが、つまりBの3、「マグジャビ型」で「工作員の教師を連れて来い」というかたちがあったのかと。あったとすると、そこの部分については日本国内の協力者の存在というのはあまり考えられない。

 工作員も日本の事情を知っている工作員が・・数ヶ月とか、私は一緒にやって来たかもしれないと思っているのですが、来て、そこで土地勘のある人間と3人で、まぁ安明進に聞いたら「1人が1人を拉致するのは簡単なんだ」と。2人拉致するのに予備で3人で行って、日本の事情をわかっているのはもう1人いたんじゃないのかと。

 もう少し厳密にですね、それをじゃあ今度は惠谷さんのおっしゃっていた「何部の所属でどうなのか」ということをあてていって考えなければいけないんですけれども。

 こういうふうに考えていくと今回、今日警察庁に行きまして、警備局長が年末に「拉致被害者から新たな状況を聞いた」と。その結果「拉致の実行犯は今まで考えているよりは限定されているのではないか。同じグループが何回も拉致していたんじゃないか、と今思っている。それはだから、一つの班が何人でどういう目的があったかということを、もう一回洗い流さなくてはいけない」という話をしていたんですが。

 その場合に“実行犯”というのが「マグジャビ型」なのか「人定型」なのか「遭遇型」なのかと。目的が「教師」なのか「身分取得」なのかあるいは「工作員」として赤軍派の仲間にしようとしたのか。全体像としてそれを考えていかなくてはならないんだと。今の段階で言えるのはこのくらいかなと私は整理しています。(大拍手)

*拉致被害者リスト 救う会HPより
http://www.sukuukai.jp/shiryo/index.html

*「'06 1/19 東京集会14」カテゴリ
http://aoinomama13.seesaa.net/category/1065063.html
posted by あおいのママ at 18:56| 千葉 雨| Comment(0) | TrackBack(0) | '06 1/19 東京集会14 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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