2006年01月20日

1/19 東京集会14 斉藤文代さん

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*撮影したビデオカメラから文字化しました。
(多少読みやすいように変えております)

 皆さま、こんばんは。私の弟も1980年に拉致されまして、それから音沙汰なく、その後'88年に先ほど(有本さんが)申し上げましたように手紙が届きまして、その後何もまたずっと音沙汰なくって、本当にもう父は一生懸命全力をつくしてあちこち駆けずり回ったと思いますけれども、父の願いも悲しく、会えないままに父は亡くなりました。

 それで私の弟は、先ほど言いました「宿命」(高沢晧司氏著書)の中に書かれてでいたことで、騙されて連れていかれたものですから、森(順子)に向って「騙したな!!」と言って殴ったそうなんです。あの手を出したことのない弟が、おとなしい弟が、もう本当に悔しかったんだと思います。

 それでその時に「騙されたあなたが悪いのよ」っていうようなことを言われて、ずいぶん向こうの方に叩かれて連れて行かれたそうなんですよね。で、そこに行くと、向こうの人の話では「もう二度と帰って来れない」っていうようなお話だったんです。

 だからもう私は、その時は「弟はもう殺されたのかなぁ・・」「あの国だから殺されちゃったのかなぁ・・」って思ったんですけれども、第一回目第二回目の時に、骨を持って日本に(政府調査団が帰って来て)「弟さんの骨ですよ」ということで持って来た時に、写真を第一回目の時に見ました時に、その写真がもうずいぶん経った写真だったんです。

 「ああ、薫は生きているんだ!」とすぐに思いましたので、私がこんなくよくよしてたら本当にいけない、何としてでも助けなければ、向こうでみんな帰りを待っているんだ、弟だけじゃないんだ、みんな帰りたい帰りたいと。「つらかったでしょうねぇ・・」って写真を見ながら思ったんです。

 何でも言うことを聞かないと、あの国では殺されちゃうところだから、本当に「自分の意思を曲げてでも従って生きてきたのかなぁ・・」と思ったら、その写真を見た時には涙が出ました。(声を詰まらせて)「かわいそうだったなぁ」と思って。でも何にも私はしてあげられないんです。

 何としてでも一生懸命、「家族会」に私も入りまして一生懸命頑張っています。何か連絡がくるはずだと思ってずっとやってまいりましたけれども、本当に今日も申したんですが「今年こそは!今年こそは!!」ということで、本当にもう「今年こそは」ということを書きたくないけれども、「今年こそは」と願いをかけなければって思いながら、今日にずっと至ってきたわけです。

 そして、今までよど号犯も子どもたちは帰って来ました。ずっと帰って来ております。で、裁判(田中協子・旅券法違反)の時も有本さんと一回行かせていただきましたけど、本当にあの向こうの方、私たちができないような表情をするわけですね。あの、含み笑いっていうか、何かもう変な顔で、目と目で合図してて、本当に日本の国を馬鹿にしたような態度で。悪いことした方がいばっていてですね、私たちの方が何かシュンとしておるようなそういうような雰囲気なわけです。

 だから本当に、何か情けない国になってしまったんだろうと、私たちが大声を上げて怒鳴ることもできない国になったんだなぁ、と思いながら聴かせていただきました。

*'04 12/24 「よど号犯妻」第一回公判
http://aoinomama13.seesaa.net/article/3292611.html
*「よど号犯妻公判」カテゴリ
http://aoinomama13.seesaa.net/category/332216.html

 それで、よど号犯たちの子どもたちは続々と帰って来ておりますけれど、今度は薫たちを連れて行ったあの森順子・黒田佐喜子が帰ってまいりますので「私も森・黒田に刑事告訴をしたいと思います」ということを、今日警察庁の方とお会いした時に申し上げました。

*よど号グループ妻を刑事告訴へ 電脳補完録さんより
http://nyt.trycomp.com:8080/modules/news/article.php?storyid=4725

 本当に今まで耐えて耐えてきましたので、旅券法だけで済まされるということは、本当に私たちから言うと許されませんし、またたくさん残っている家族、たくさんまだ北にいるわけですから「全員助け出す」ということをもう頭の中に入れてもらって、本当に今までの気持ちでは取り組んでほしくないと思っております。

 何としても今年、今年って言わないように、あの、一つでも解決の糸口がこう解(ほど)ければ、ずるずるずると解けて行くと私は信じておりますので「何としても救い出してあげたい」という気持ちで取り組んでほしいと思います。

 本当に私もう、有本さんのお母さん、早紀江さんたちを見ているともう胸が痛くなります。もう私の母だけ、動けなくなったのは私の母だけでもいいと私は思っております。母も本当に薫に会わせてあげられたらうれしいだろうなぁって私も思っております。

 あの、病院でですね、「ちょっとペンを貸してちょうだい」って「ノートとペンを貸してちょうだい」って言うから貸しますとですね、もう私のことは忘れていますけれども、もう字も本当に震えながらこう書くんですが「薫、会いたい スナヨ」って書くんですよね。もうこういうようなことをですね、もう毎年毎年家の母だけではなくて、他のお母さんたちに味わいさせたくありません。

 ですから何としても本当に今年中に、政治家も警察もみんな立ち上がって拉致問題を解決していただきたい、と願っております。皆さま方のご協力を得て、みんなが帰って来れるように私たちも頑張りたいので、これからもどうぞよろしくお願い致します。(大拍手)

*松木薫さん 電脳補完録さんより
http://nyt.trycomp.net/jokyo/08.html
*7/17 第11回藤沢市民集会 斉藤文代さん
http://aoinomama13.seesaa.net/article/5317350.html
*12/22 国民大集会 松木薫さんへお姉さんのメッセージ
http://aoinomama13.seesaa.net/article/11167495.html
posted by あおいのママ at 21:32| 千葉 | Comment(0) | TrackBack(0) | '06 1/19 東京集会14 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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