*お兄さんの「藤田進さん」の写真が北朝鮮から流出する前の講演です。
拉致問題を通して日本のあり方を考える・第2弾
〜 忘れてはいけない!特定失踪者問題 〜(埼玉県・大宮)
●日時:平成16年4月4日(水)14時〜
●場所:JACK大宮ビル5階
●講師:真鍋貞樹氏(特定失踪者問題調査会専務理事/救う会全国協議会幹事)
特定失踪者のご家族
●主催:日本再生フォーラム
*藤田進さん 失踪直前に北工作船 交信、「めぐみさん」と酷似
電脳補完録さんより
http://nyt.trycomp.com:8080/modules/news/article.php?storyid=4699
*10/14 北朝鮮系病院が捜索されました
http://aoinomama13.seesaa.net/article/8139260.html
*撮影したビデオカメラより文字化しました。
皆さん、こんにちは。私は藤田と申します。えー、こちらの写真の(ボードの写真)「藤田進」の一学年下の弟です。
まず失踪当時のお話をさせていただきます。お手元にありますこの資料を作りました。(事前に配られたもの)兄の失踪の当時の状況をすべて書いておりますのでぜひご覧になってください。
まず今から28年前の私が高校3年生の時です。家の兄貴の「藤田進」が大学1年生でした。私もちょうど一学年下ですから、大学受験に向けてですね、自分のことしか頭になくて「何とか大学に受かりたい」ということで真っ最中でありました。ですからこの話しは家の親父から、今生きておりますが80歳になりまして、親父から聞いた話が中心なんです。ですから一応そのことを断っておきます。
それで家の兄貴はですね、めでたく東京学芸大学という先生の養成学校に入学出来まして、小学校の頃から体育関係が非常に好きで、体育の先生を目指していました。ですから自分の目標どおりの人生を歩んでいたということですね。それでラグビー部に所属しておりまして、まぁほとんどの生活は学校に行く、ラグビーをする、その繰り返しだったわけです。
それで、たまたま一学年が終了しかけた2月7日です、曜日は土曜日でしたね。夕方の6時頃に、家の親父に「ちょっと新宿の方にガードマンのアルバイトに行って来る」と家を出て行きました。ちょっと小銭を稼ごうとして誰かからそういう話を聞いたのではないか、と思っているのですが、家の親父も誰に聞いたとか、どこのガードマンの会社に行くとか、そういった話をしなかったらしく、とにかく「明日休みだから、その前に洗濯物を出しておけ」ということだったんですね。
その当時、家の母親が4年前に亡くなっていまして、男3人の生活だったものですから、非常に寂しい家庭だったわけですね。世間からするとちょっと暗いかな、というふうで男同士あまりしゃべりもしなかったのですが、まあそういう家庭環境でした。
それで2月7日に夕方6時頃に家を出た、ということなんですね。「明日休みだから、自分で洗濯物するからやっておかなくていいよ」とごく普通の会話をして、そのまま家を出て行ったそうです。それっきり行方不明という状況です。
ですから失踪する理由がですね、当時兄貴が人生の進路に悩んでいたと家族からも感じなかったし、その当時仲が良かった地元川口の友達に聞いても失踪する理由もないし、お酒を飲みながら女の子の話しをしていたと言うんですね。ラグビー部でしたから仲の良かったお友達、それから学校の先生に聞いて身近な人たちに聞いても一切理由はわからない、誰に聞いてもわからないんです。家の親父にも私にもわからない、今でもわからないという状況なんです。
それで当然地元の川口警察に届けを出しまして「行方不明者」ということで捜しましたが、新宿周辺の警備会社にすべて問い合わせしたのですが、一切わからないのです。その他の手がかりが一切ないものですから、行方不明者の死体とかあった時に、毎年見に行くわけですよね。それで何度か見に行ったのですが、その中に兄らしき人間はいなかったのです。
警察の方に言わせると、「まぁ5年経って帰って来なかったら無理だな」と言われたんですね。ですから5年間は捜したり、そういうことをして兄がいるのでは、と捜してみたのですが、とにかく情報はゼロです。
今も拉致かどうかはっきりわからないのですが('04 4月時点)、何故私がこの特定失踪者問題調査会の方に届出たのかと言うと、まず「田口八重子さん」が埼玉県だということは知っていましたが、川口市出身だと知ったのが去年の5〜6月頃だったんです。それで驚いたのです。「何故、北朝鮮の拉致と川口が関係あるのか?」と不思議に思いました。拉致と家の兄貴の失踪が結びつかなかったのです。「拉致は日本海側の話しだ」と自分で思い込んでいたのです。
しばらくして「特定失踪問題調査会というのがある」と聞きまして届出をしました。そうしましたら、驚いたことに川口関係者がいたのです。驚いて調べましたら、先程お話のありました「新木章さん」「佐々木悦子さん」さらに二人いました。ということはその当時4人関係しているとわかったのです。
さらに調査会の調べによって「井上克美さん」も川口と関係していた。それから「鈴木賢さん」も川口出身者で小中学校出ていますし、私と同じ高校を出ています。5〜6年先輩にあたる方だったんですね。私が持っている名簿を見ましたら載っていました。非常に驚いたんですけれども。
私が中心になってというわけではありませんが、あまりにも川口の失踪者が多いということで、直接お話しをうかがったり、調査会に色々なお話を聞いたりしてですね、「これはあまりにもおかしいのではないか?」ということで、先月川口市の各所にこういうポスターを貼らせていただいたのです。(事前にポスターのコピーを配られています)
*消えた川口の特定失踪者5人 緑風香Weblogより
http://trycomp.net/green/index.php?day=20040719
約一ヶ月くらい前なんですが、川口市内の公民館、川口市内の各交番など約60箇所貼られているのですが、あまり目立たないのでほとんどの方は気がつかないのですが、まぁ知っている方は知っているということで、川口に関係する拉致の疑いがある人を5名と、拉致被害者の「田口八重子さん」の6名の情報をお寄せください、と1ヶ月前に出したのですが、未だに情報はまるっきりありません。
*情報をお寄せください 電脳補完録さんより
http://nyt.trycomp.com/nowimage/tokutei03.jpg
とにかく、前から他の方々はTVにも新聞にも色々情報を出しているのですが、まるっきりないんですね。ということは、もう日本にはいないか、あるいは死んでいるか、どちらかとしか思えないのですね。
もし死んでいなければ、日本以外のどこかにいると思いました。世界中でどこに居ようが、日本の自分の家に電話で連絡出来ない場所なんていうのはそんなにあるものではない、と思っています。私の知る限りではすぐ身近の、飛行機で1時間程度ですぐに行ける北朝鮮しか思い浮かばないのです。
その拉致の疑いが大きいということで届出を出しまして、400名以上もいるそうですが、すべてが拉致だと言い切れないですが、大きな確率で「多くの人たちが拉致されたのではないか?」という思いが強いです。
それで、5年以内で何らかの形である証拠や物品が出てきて解決する、そういう失踪がほとんどだそうですが、残されたこの方々というのは、ふるいにかけられて、あるハードルを越えて越えて、失踪の理由が自殺でもない、家出でもない、限りなく北朝鮮に拉致されたのではないか?という人が、ここにいる方(ボードを指差して)だと思うんですね。ですけど、声を大きくして「拉致被害者を帰しなさい!!」と言えない可能性もあります。
もし拉致だとすれば、ほとんどの場合は「100%完全犯罪」ということで、多分証拠は残さないと思うのです。ですから、いくら探してもおそらく物的証拠は出てこないと私は思っています。だけどもこの犯罪は外国で行われたのではなくて、おそらく日本国内のどこかで、誰かがある意図のもとに、ある指令のもとに行ったのではないか?ということが段々色んな情報からわかってきているのですね。
それで他にも資料を作りましたが、字が細かくて見づらくて申し訳ないのですが(事前に配られた資料)昭和28年からここにあるポスターの方々の(特定失踪者問題調査会刊)年度別の一覧を一連の流れがわかるように作ってみました。これを見てみればわかりますが、山があるわけですよね。これがすべてではないのですが、あくまで公表されていることでしか言えないのですが、拉致被害者の帰国している5人は昭和53年にいなくなった方々だけなんですね。限られています。
*北朝鮮拉致事件関連年表 電脳補完録さんより
http://nyt.trycomp.com/nenpyo.html
*特定失踪者関連年表 電脳補完録さんより
http://nyt.trycomp.com/nenpyo2.html
その他にも日本政府が拉致被害者と認めていながら、未だに帰国していない方が載っていますが、「田口八重子さん」が川口の関係者ということですね。埼玉県で見ますと大宮でいなくなっている方がこの中で2〜3名います。届出をしていない方がもう少しいるのではないかと思います。
まだまだ言いたくても言えない、やはり心の整理がつかない方や、あるいは高齢で本当は言いたいのだけれども、家族が亡くなっているという方もいっぱいいるのではないかと思います。やはりこういう声を挙げていかないと「拉致問題そのものがうやむやのまま終わってしまうのではないか」と恐れを感じています。ですから、こういう会がもしあれば、私は色々なところで実態実状を皆さんに知っていただきたいということで、今日お話させていただきました。
最後に署名用紙なんですが、全国救う会中心に署名活動を行っておりますが、川口でも署名用紙を作りました。ここに載っている(写真、川口市の6名)方々だけではないのですが「署名で全国を動かす、そして北朝鮮を動かす」ということで、何とか今の状況を打開したいということで皆さまによろしくお願いしたいのですが、書面を読みますので、賛同される方は是非とも署名をお願いします。
<内閣総理大臣・外務大臣・関係閣僚殿>
@北朝鮮に拉致された多くの被害者を一刻も早く救出して下さい
A拉致の可能性が高い失踪者の真相究明をお願いします
B北朝鮮に対しすべての拉致被害者を奪還する強い意志を示して下さい
C誠意を示さない北朝鮮には、断固たる圧力と制裁をお願いします
D拉致に加担した工作員や日本在住者を捜し出して下さい
E生活の安全と治安維持のための体制と法整備をお願いします
これを日本政府にお願いしたいということで、是非とも広めていただきたいと思います。今日はどうもありがとうございました。(大拍手)
*'05 11/19 第3回埼玉県民の集い 真鍋貞樹さん(1)〜(2)
http://aoinomama13.seesaa.net/article/10171582.html



