【12/21 読売新聞夕刊 「ズームアップWEEKLY」より】
《北朝鮮向け日本語放送》
深夜11時過ぎ、短波5.89メガ・ヘルツ。ノイズの中から日本語放送が浮かび上がる。「北の地で凍えていませんか」「あのとき、女子大への進学を反対したことを、ずっと後悔してきました」「目撃情報のあった北朝鮮にいると信じています」
北朝鮮による拉致被害者や拉致の可能性がある失踪者を励まし、助け出そうと今年10月末から始まった北朝鮮向け短波放送「しおかぜ」だ。運営は民間団体「特定失踪者問題調査会」(東京・文京区)。英国の放送配信会社を通じて毎日午後11時から1時間、さらに午前4時から30分間、第三国の送信施設から発信されている。
*北朝鮮向け短波放送「しおかぜ」に寄せられた家族による直筆の呼びかけ。すでに50通近くもの手紙が届けられている(東京・千代田区で)
これまでは、同調査会が原稿を読み上げていたが、新たな試みとして来年元日から、家族の肉声で呼びかけることになった。
師走の収録で、山下寛久さん(85)はしっかりとした口調で「帰って来い」と呼びかける。弟の春夫さんは31年前、福井県小浜市の漁港で夜釣りに行くと言ったまま失踪した。収録を終えた寛久さんは「原稿を何回も書き直していたとき涙が出てきた」という。小浜市の自宅で北朝鮮関連の本を読みあさる。どんな国なんだ、どうしたら弟が戻るのか・・・と思いを巡らせている。
*「春夫よ・・・」31年前、失踪した弟の山下春夫さんへの呼びかけを収録する兄の寛久さん。手書きの原稿には長年の思いを込めた(大阪市内で)
東京・北区に住む亀山葉子さん(67)は、北朝鮮で目撃情報のあった妹のとし子さんのためにマイクに向った。「また東十条の家に戻るまでは絶対生きていてね。とし子・・・がんばれ!」
*40年前にこつ然と消えた妹の坂本とし子さんへのメッセージを収録する姉の亀山葉子さん(東京・文京区で)
同調査会では、近い将来、英語や韓国語などによる放送も検討している。潮風に乗って海を越え、思いが届いて欲しい。(カメラ・ペン 田中秀敏)
*日本国内でも受信できる「しおかぜ」。短波5.89メガヘルツで毎日深夜11時と早朝4時から放送されている。
*母校で協力訴え 特定失踪者・山下さんの兄 小浜
電脳補完録さんより
http://nyt.trycomp.com:8080/modules/news/article.php?storyid=4119
*'04 8/8 TBS「報道特集」坂本とし子さん
http://aoinomama13.seesaa.net/article/4318541.html
*12/18 TBS「報道特集」北へ届け!家族の声
http://aoinomama13.seesaa.net/article/10905440.html
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多くの報道のテキスト化を本当にありがとうございました。大変な作業だったと思います。
見た方が手に取るように分かりやすくまとめてくださり、心から感謝いたします。
みなさまのお陰でここまでくることができました。
姉美保との再会に希望を捨てずに、信じて行動していきたいと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。
こんなことでしか皆さんのお力になれませんが、これからも少しでもお手伝いできればと思っています。
私たちも美保さんの一日も早いお帰りを待っています。そして美砂さんやお母さんの心からの笑顔を見たいと思っています。
お体に気をつけてご活動ください。これからもどうぞよろしくお願い致します。