2005年12月21日

'05 12/18 TBS「報道特集」北へ届け!家族の声(2)

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*12/18TBS放送の「報道特集」を文字化しました。(写真はテレビからの撮影です)

北に拉致された! ・・・政府認定の拉致被害者だけではない。ほかにも多くの日本人が北に・・・。そんな家族の思いを乗せて発信される電波。山梨の、ある女性は・・・。あまりにも不可解な・・・事件で。

*'05 12/18 TBS「報道特集」北へ届け!家族の声(1)
http://aoinomama13.seesaa.net/article/10905440.html

続き

“娘は拉致” 家族の思い

【ナレーター】
 北朝鮮にいる被害者救出のための短波放送“しおかぜ”。メッセージを寄せた山本美保さんの家族を訪ねた。(山梨県甲府市 11月29日)美保さんの双子の妹・森本美砂さん。そして母・山本文子さん。父・光男さんは2年前に他界した。('03年)今は母と妹が帰りを待ち続けている。

【山本美保さんの妹・美砂さん】
 「(二人並んだ写真を見ながら)小さい頃の写真は自分でもわからないんです。」

【山本美保さんの母・文子さん】
 「まぁ、ちょっと活発な方が姉ちゃん(美保さん)だったから。(写真を指して)こちらが美保なんです。こういう感じが。」

【ナレーター】
 美保さんが失踪したのは21年前の6月4日。二十歳の時だった。('84年6月4日失踪・当時20歳)

【母・文子さん】
 「午前10時ちょっと過ぎくらいですね。洗面所で頭をとかしながら『図書館行って来るよ』と、そういう感じだったんです。いつもと同じ(様子)なんですけどね。」

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【ナレーター】
 美保さんは大学進学に再び挑む予定だった。この日、ミニバイクに乗って勉強に出かけたまま行方不明になった。2日後('84年6月6日)、美保さんのバイクは甲府駅前で発見された。さらに2日後、今度はセカンドバックが意外な場所で見つかった。甲府から190キロ離れた新潟県柏崎市だった。

【リポーター・富岡裕一さん】
 「失踪から4日後、山本美保さんのセカンドバックが見つかった海岸に来ました。(新潟・柏崎市)この海岸、今は漁港があるんですが、当時はですね、この漁港もなく、人はほとんど来ない静かな海岸だったということです。

 実はこの場所なんですが、あの蓮池夫妻が拉致された海岸から車でわずか10分ほどしか離れていません。」

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【ナレーター】
 バッグが見つかった海岸からおよそ4キロ南で、その6年前、拉致被害者蓮池さん夫妻が連れ去られていた。

 さらに平壌での目撃証言まで飛び出した。('03年5月)元北朝鮮国家安全保衛部員クォン・ヒョク氏は「'94年頃(平壌で)美保さんを度々見かけた」と話した。

【権革(クォン・ヒョク)氏】VTR
 「話したことはありませんが彼女をしょっちゅう見ましたよ。週に1度くらいは見かけましたよ。」

【ナレーター】
 これらの理由から、山本美保さんは北朝鮮による拉致の可能性が濃厚だとされている。しかし去年、警察から家族に連絡が入った。「'84年6月に山形県(遊佐町)で見つかった遺体と美保さんのDNAが一致した」と突然言ってきたのだった。

【山本美保さんの妹・美砂さん】
 「『山形のご遺体とDNA鑑定しましたら一致しました』っていう感じで、こう何か・・・軽く言われたんですね。」

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【ナレーター】
 「0.15グラム残っていた遺体の骨髄のDNAを調べた」と警察は説明した。連絡があった3月4日は半年ぶりに再開した(第二回)六ヵ国協議のすぐ後だった。(北京で'04年2月25日〜2月28日まで開催)「何故今頃・・?」家族は疑問を感じた。

【山本美保さんの妹・美砂さん】
 「まず遺留品がまったく違うんです。で、特にその方(ご遺体)の身につけていたジーパンがとっても変わったジーパンだったんです。」

【ナレーター】
 美保さんがはいていたジーンズとは形が異なり、サイズも2インチ小さかった。下着のサイズも小さかった。しかも歯も一部抜け落ちていて確認ができない。

【山本美保さんの妹・美砂さん】
 「『DNAが一致したというものはどこにあるんですか?』と聞いたら『あっ、もう鑑定に使ってしまってないです』と言われたら、何の証拠もないじゃないですか。」

【ナレーター】
 「遺体は違う」家族は今も北朝鮮による拉致の可能性が高いと考えている。

 短波放送“しおかぜ”に寄せたメッセージ。書いたのは妹の美砂さんだった。

【リポーター・富岡裕一さん】
 「書くのにだいたい何日くらいかかりました?」

【山本美保さんの妹・美砂さん】
 「書くまでがちょっと長かったので。一週間ぐらい書けなくて。何て書けばいいんだとずっと思って。で、気持ちが固まってからは一気に書けましたけどね。でも短いんですよ、やっぱり。原稿用紙400字に、この21年間の思いはとても書ききれるものではなくって、はしょって、はしょって、書いたんですけど。

 やっぱり謝んなくっちゃなっていうふうに思いましたね。『本当に今まで捜してあげられなくてごめんなさい』っていうのが一番強いですね・・・。」(美砂さんはずっと泣いていました)

【ナレーター】
 母・文子さんは―。

【リポーター・富岡裕一さん】
 「できればね、ご自身の声で伝えたいという気持ちもあります?」

【山本美保さんの母・文子さん】
 「いや、ちょっと今だめです・・・。怖い部分もあるんです。私、何かあの・・・、あの子、どんなふうに思っているのかしらっていう思いもありますから・・・。」

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【ナレーター】
 メッセージがいよいよ放送される。放送の当日(11月30日)、山本さん母娘は、山梨県韮崎市で行われる拉致被害者を救う会の集会に向った。この日の集会には、特定失踪者問題調査会の荒木代表の他、拉致被害者 横田めぐみさんの両親も出席していた。

【拉致被害者 横田めぐみさんの母・早紀江さん】VTR
 「私たちの活動の中で、日本の国内の、やはり要人の方々の思いというか、人の心というか、そういった肉親を愛する心、また、命を大切に扱うっていうそういったことが、何かどこかちょっと違うんじゃないかなということに、本当にいろんな所でそれを感じさせられてまいりました。」

【ナレーター】
 山本美保さんの妹・美砂さんも壇上に立った。

【山本美保さんの妹・美砂さん】VTR
 「20年以上捜し続けている姉の存在がはっきりしたならば、どんな過酷な事実であっても受け入れるんです。でも、その数値だけのものは、私に真実を伝えていません。

 やっとの思いで書いた手紙が今日(“しおかぜ”で)読み上げられます。たぶん美保は北朝鮮で聞いていると信じております。」

【ナレーター】
 会場にはおよそ1000人が集まった。集会の終了後。北朝鮮から遥か離れた山梨県で放送は聞こえるのだろうか―。

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*しおかぜ通信  戦略情報研究所より
http://www.senryaku-jouhou.jp/shiotsuu.html
*山本美保さんの家族を支援する会
http://homepage3.nifty.com/KOFUHIGASHI-3/

(3)に続く

*'05 12/18 TBS「報道特集」北へ届け!家族の声(3)
http://aoinomama13.seesaa.net/article/10930032.html
posted by あおいのママ at 23:48| 千葉 晴れ | TrackBack(0) | 報道番組テキスト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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